10メートル置きに変わる排水溝のどぶスメルに小便の臭いと食べ物の腐敗臭

ニュージランドの乾燥した空気でカチカチに固まった俺の鼻くそも、春の雪解け水のように溶けだし鼻ずまりもすっかりと解消された。お陰でフィリピンのアジアの臭いを存分に味わう事が出来ている

フィリピンの国際空港ニノイアキノ空港をネットで調べると悪いうわさばかりだ。なんでもアジアの空港ワースト2位にランクされてるのだとか

その理由が空港のスタッフにATMの場所を尋ねただけで金を請求されただとか、税関で荷物をばらばらにされた挙句賄賂を請求されただとか、いかにも東南アジアらしい人柄が出ている

ロングフライトで2日まともに寝てなくてボーっとした頭に気合を入れた。つまり、ゲームで言うところの、洞窟の奥に潜むボスに挑むため、HPとMPを回復させて装備を整えて税関に挑んだのだ

にもかかわらず、工場の流れ作業のようにほぼ素通りだし、ためしに職員にATMの場所を尋ねると「あちらにございます さー」どうやら噂が一人歩きしていたようだ

空港を出るときは職員が声を掛けてきて、タクシーの手配をしてくれようとしたが、「目的地まではジプニーと電車を乗りついで行きたいんだ」

「ジプニー?あなたは何人ですか?」「ジャパニーズだ」「ジプニーはやめておけ、悪い事は言わないからタクシーを使いなさい」「大丈夫だジプニーでいきたいんだ」

ジプニーとはフィリピンの一般市民の交通機関で、乗り方が非常に難しい

まず街中には無数のジプニーが走っていて、車の側面に目的地が最終目的地が書いてある。自分の目的地に行くジプニーを見つけたら、日本でタクシーを止めるように手を上げて停止させて、乗り込むのだ

乗り込んだら行き先を告げて、その料金に見合ったお金を運転手に支払えばいいのだが、目的地を通っても運転手は止めてくれないので、自分で天井などを叩いて、「パーラ パーラ」と言っておろしてもらうのだ

つまり土地勘が無いと、自分の目的地の経由地点もわからないし、どこで降りたら良いのかもわからない。おまけに混雑してるとスリなどもよく出現するのだとか

だから、観光客はまず利用しないし、空港職員も止めるのだ

しかしフィリピンに来たからにはジプニー乗らないといけないという、旅人気取りの義務感とお金を節約したかったから乗ってみたかったのだ

ちなみに今回の俺の目的地はマニラのエミルタ地区

タクシーで行くと約600P(ペソ) フィリピンPの計算は簡単で、2倍すれば日本円になるのだ。つまり、600Pで1200円くらい

一方ジプニーと電車を乗り継いで行くと、21Pで行けるのだ、これは大きな違いである

空港でジプニーを止めるのは路上で止めるのに比べると比較的簡単で、乗った後も前にいた女の子に尋ねたら、お金の払い方や目的地に着いたら教えてくれた

しかし、下ろされた場所に駅は見当たらなく、露店と人と人と人と人と時々犬がミックスナッツのようにごちゃごちゃにひしめき合ってるだけであった

辺りからはNZで3日に一回しか聞くことの出来なかったクラクションの音も3秒に一回聞こえてくる


世界一周ふらふら軌~二ヶ月目~
世界一周ふらふら軌~二ヶ月目~
世界一周ふらふら軌~二ヶ月目~



どこなのかもさっぱりわからないから地図の開きようも全く無く、そこらへんの人に駅の場所を聞くも英語が通じない

フィリピンは英語を喋る人の人口が、ネイティブの国を除くと世界2位だと聞いていたのに、ほとんど通じない

マックのホームページも全て英語だったんだけどな。。。ガイドブックには教育を受けれない環境で育ったような人は、喋れない人もいると書いてあったが、露天商とか朝ぱっらからそこら辺で油を売っている人はそれに該当するのかもしれない

道行く人に道を尋ねる事300回くらいでようやく駅に到着

駅の入り口では警察?かんが金属探知機で駅に入る人の荷物を一人一人チェックしている

俺の荷物のでかさはダントツでデカくてめちゃくちゃ目立っている

さっそくピーピー

「ラップトップが入っているんだ」警官が笑顔で「なるほどなるほど」といいなが金属探知機を下のほうに当ててもピーピー横にあててもピーピー

至る所から下痢のようにピーピーなりまくる

「ちょっと空けてくれるか?」バックパックを開けて中を見せてやったら警官苦笑い

そりゃそうだ、中には20キロ近い電化製品やら服やら生活用品やらがごちゃごちゃに入っている

後ろの列はどんどん膨れ上がっていく、全部出されてチェックされるのかと思いきや、「OK OK」と言って、最後は中をちょこっと除いただけで、通してくれた

ご丁寧に蓋を閉めるまで手伝ってくれた。うわさとは随分違うな

しかし、これでもし中にプラスチック爆弾などが入っていたらどうするのだろうか?

目的地の駅に着いたら、地球の歩き方で間星をつけておいたホテルまで徒歩で15分くらい

露店でタバコが売っていたので、久しぶりに買ってみたらマルボロ一箱50Pライターが10P ちなみにNZではタバコ一箱1200円くらいです

ちなみに買ったライターはつかなかった(涙)

タダさえ大きなバックパックを背負ってるのに、その上ガイドブックを開いておどおど歩いていると、目立ちすぐるので地図を暗記して歩いていたんだけど、あまりにも街中がごちゃごちゃしてて結局迷う

大きな綺麗なビルディングがあるかと思うと、その陰には光を奪わて成長が止まってしまった植物のように、今にも崩れ落ちそうな掘っ立て小屋が乱立していたり

小汚い看板が俺も俺もと主張するようにぐちゃぐちゃに光っている

チャりんこタクシーの客引きも多いから、道を尋ねたら3人目くらいに道を尋ねたチャリンコタクシーの若者が宿まで近いからと行って、ついて来いとガイドをかってくる

わかりますよね、このパターン

でも今日は凄い疲れてるし、外は暑くてあせぐしゃぐしゃだし、ホテルの場所もわかるみたいだから彼について行く事にした

道中も俺の首に掛かっているヘッドフォンをちょっと見せてくれって言って、自分の携帯にはめて「ほら見て、みったりだよ!!」と言ってヘッドフォンを再び俺に返す

・・・・さっそく俺のヘッドフォンに狙いをつけたようだ

ホテルには3分くらいでついて、ダブルの部屋しか空いてなかったんでけど、シングルで950Pでダブルで1150Pでほとんど変わらなかったから、明日からシングルにチェンジしてもらう事を条件に今日はダブルで我慢する事にした

さて・・・・いつ来るんだろうと思っていたんだけど、部屋に行こうと思ったときおもむろに

俺の首に掛かっているヘッドフォンをてに取って「サンキュー!!」。。。はいきたーーーーーーーーーーー!!!!!!

「だめだめそれ大事なもんなんだから」といってヘッドフォンを取り上げると、「俺ガイドしたよ ガイド料くれよー」「やーだよー俺かねないもんねー」と知らん顔

「頼むよ40Pでいいんだよ」「やーだよー」「え~なんで~頼むよ~ぷりーず~」となんだか泣きそうな顔で頼んで来る

強情な態度で当たり前の顔してよこせといってくれば「とっとと帰れこのビッチが」といってやるんだが、なんだかこいつ可愛いぞ

しょうがないから、飛行機乗るときにNZで買った捨てようと思ってた枕を差し出した「サンキュー」・・・いるのかよ!!?

いらないと言われると思ったけど、それはもらう様だ

「金が駄目なら一杯でいいからおごってくれよ」「今日は疲れてるからまた今度な」

「今度っていつだよ?」と必死そうな顔で聞いてくる「明日とか」と適当にあしらうと

「何時だ?」と聞いてくるので「some day」と笑いながら言ったら「OK 8時くらいな」・・・・こいつ英語ほとんど理解してないな

今までのやり取りだってホテルのレセプションが間に入ってタガロフ語を英語に訳してたし・・・

彼をほっといて部屋に向うと、レセプションで捨てられた子犬のように目をうるうるさせながらいつまでも俺の方を見ている

こいつ多分明日本当に来るな。。。他にもホテルの周りで「女どうだ女やすいぞ」としつこく声を掛け来る客引き全員に「明日いくよ」とか適当にあしらったんだけど・・・

明日が大変な事になりそうだな

とに角今日は本当に疲れてるし、フィリピンの街の喧騒にやられてホテルから出たくない病が発生、引きこもっています


世界一周ふらふら軌~二ヶ月目~



ホテルの素敵なトイレ

タンクがついているのに水が流れない

バケツが見えるだろか、アレはとても便利なもので、トイレに転がっている自分のぶつを流したり、洗濯したり、あとシャワーが壊れているから、蛇口から水をだして頭にぶっ掛けるのにとても便利です

高級ホテルにでさえ備え付けられてない設備である

もちろんホットシャワーなんて出ないよ

トイレも何回かやるとコツがつかめてくる

バケツに水を溜めるのに時間がかかるから、まずトイレに入ったらバケツに水を溜め始め、その間に用をたすのだ

するとどうだろうか、事がすんだころにはすっかり水が溜まっているのである

宿はこんなんだけどWIFIはフリー



世界一周ふらふら軌~二ヶ月目~



一人には広すぎるダブルの部屋


世界一周ふらふら軌~二ヶ月目~

味はちょっと濃いけどNZの飯より旨い。これで90P

宿の近くにはセブンイレブンがあって、日本と売っているものは違うけど全般的に安い

ビールが330mlのビンで30P 外国や日本のビールで100p

700mlのリキュールが驚くべき安さで70pくらい、リキュールだから割って飲むことを考えるとかなる経済的

税金が安いとこうも安く売ることが出来るんだな

ちなみに昼はラーメンを食べたんだけど、一杯250P

これは日本とあまり変わらないんだけど、中に入ると驚くことに、客は10人位しかいないのに、従業員の数が11人・・みんなで元気よく「いらっしゃいませ」 に 日本語

っていうか従業員多すぎだろ

この現象はどうやらここだけでは無いようである


もう今日は疲れすぎていて、明日何しようか考えるのも面倒くさい

寝ます

っていうかうるさい

宿の前にある野外レストランでライブが始まるわ、クラクションの音が3秒おきにきこえてくるわで

でも、気にしません

だってここは東南アジアだもん