ルートが少しづつ沢から外れてくるに連れて、道が明瞭になってくる
もう迷う心配はなさそうだが今度は急な斜面に岩場
辺りには草木が生い茂って高度感を感じないが、少しでも足を踏み外せば即死である
おまけに中芝新道名物の常に濡れている岩
誰かがローションプレイしてそのまま放置したのだろうと・・・・これはどっかの変態の意見
もしこんな所で死者を出したらマスコミに散々たたかれんだろうな~
「装備も経験も不十分の愚かな登山者」「登山中にローションで遊んで滑落し」とか言われてさ
違うんだよ、登山なんて若いうちは気合と折れない心があれば何とかなるんだよ
その時であった
後ろのほうから延びきったピノキオの鼻が折れるような「ぱきっ!!!」っという音が聞こえてきた
ツルヤが「俺もうだめだーーー!!心が折れたーーーーーーーーーーーー」
なんとツルヤの心が折れた音だった
日頃嘘ばかりついているからそうなるんだ
非常食はないし心も折れた。。。ツルヤの死亡フラグが立ちました
俺はツルヤを元気付ける事より、ツルヤが力尽きて谷川岳の土になってしまった時の言い訳ばかりを考えていた
エロ本読みながらローションつけて遊びながら登ってたら滑落したということでよいか?
証拠のローションもたっぷりと岩に浸み込んでるし・・・
ツルヤは既に中止して帰りたがっていたが、俺は一向に困らない
なぜならここから戻る事は不可能だからだ
崖は登るより下る方が遥かに難しい
つまり生きて帰りたかったら進むしかないのだ
ここまでで既に5時間が経過していた
大きな誤算だった
4人で登るとこんなにも時間がかかるなんて・・・
誰かが足を引っ張ってるってわけじゃないけど、ルートには一人ずつしか登れないような岩場が何箇所もあって、一人一人渡るの待ってたら、そこだけで単純に4倍の時間がかかる事になる
いつも単独で登山をしてた俺には気づかぬ盲点だった
ヘッドライト持ってるの俺だけだし、日が暮れたら非常に面倒だ
さすがの俺もこのコースを選んだのは間違いだったのでは?と思い始めてきた
こんな岩場が何箇所も・・・
岩場の連続を抜けると今度は急斜面
あまりに急だと手を使って4本足で進めるけど、斜度が中途半端だと手を使えないから一番つらい
ストックがあると楽なのは分かるんだけど、若いうちから杖みたいな物に頼っていたら、なんだか負けたような気がしてならない
急斜面では皆顔を歪めていた。そう!!そうそう!!いい表情だ!俺はこの苦しそうな表情を見て楽しむためにこのキツイ山に連れてきたのさ
しかし誤算が一つあった。。。。俺も相当きつい。・゚・(ノД`)・゚・。
しかもなんだか頭がフラフラしてきて足に力が入らなくなってきた
多分カロリー不足だ
前日も夜一食しか食べてないし、朝は無し
こういうハードな登山では一日で5000~8000Kカロリー消費するから、それだけでは足りないのは当たり前だ
経験上カロリー不足はいろんな意味で危険なので、俺の都合ではあるが、頂上につく前に昼飯にさせてもらった
昼飯はパスタなんだけど、今考えると失敗だった
谷川だけみたいに水がなかなか取れない山で大量に水を消費する料理は不向きなのだ
しかも料理に使った水は全部俺の水でプラティパス一個(水2リットルくらいのパック)消費したんだけど、もう一個のプラティパスが無い!!
俺が騒いでいるとテツヤが「あーそういえば透明な袋が登山口においてあったよ」「もしかしたらって思ったんだけどさ」
「なんでいわねぇんだよ!!」「いや。。。だってロジャー(俺のあだ名)のって決まったわけじゃないし」と困惑気味にテツヤはいう
「それを確かめるために聞くんだろうが!!」とつっこんでも「いやーマナーの悪いやつがいるなーって思ったんだよ」
水のたっぷり入った新品のプラティパス捨てていくバカがどこの世界におるんじゃーーー!!
あっ俺か・・・いや分かってるんです
忘れた俺が一番悪いのは。。。でも確かめてくれよ~
こうして貴重な水が一気に底をつき始めた
ただ、不幸中の幸いか、天候が崩れ始め山頂付近はガスで包まれている
こうなってくると幾分暑さも和らいで水分の消費を抑えられる
結局ここから更に一時間上り詰めて一ノ倉岳についたのは既に14時を回っていた
出発してから8時間後である。谷川岳の頂上まではここから更に一時間かかる
いよいよ時間が不味くなってきた
ここからの道のりは楽なはずなんだけど、みんなヘトヘトのせいか今まで以上に辛そう
そんな中ツルヤが終に壊れた
足が痛いだのもう歩けないだの騒いでいたかと思うと、急に歌を歌いはじめた
しかも、90年のヒット曲オンパレード
「だよねーー」とか歌いはじめた時には、他のメンバーは滑落しけたのは言うまでもない
なんだ・・・元気ジャン
思いの他体力が残っているようです
それにこのバリエーションルート
俺に言わせればまだぬるい
ご丁寧に鎖やロープが設置してあるのだから
本当にきついバリエーションルートは鎖もロープもなかったもんな
無事登頂
時刻は15時。出発して9時間後にようやく到着
日暮れまでに下山できるか分からないので、早々に出発
帰りはもちろん他のルートを選んだ
途中山小屋もあり、心配だった水とアルコールを補給する事ができた
山小屋のオヤジがいうには、初めての登山で中芝新道を通過してこれれば、大体の山は大丈夫だよ。でも靴はちゃんとしたの履いたほうがいいよ、とのことでした
結局下山できたのは17時
休憩も殆ど取らずに11時間歩き続けたわけだ
下山した後ツルヤが「いやー俺自然とか好きだし、登山とか得意だと思ってたんだけど無理だった」「山ナメテタ・・・」「登山嫌いになった」
すばらしい名言ありがとう
普通登山始めてだったら今流行の高尾山とか富士山みたいな楽な登山に連れて行くんだろうけど、俺は二人にガチの登山を知って欲しかったんだ
本当は戸隠山の蟻の戸渡りに行こうと思ったんだけど、全員に反対されたのでここに妥協したくらいだ
もう迷う心配はなさそうだが今度は急な斜面に岩場
辺りには草木が生い茂って高度感を感じないが、少しでも足を踏み外せば即死である
おまけに中芝新道名物の常に濡れている岩
誰かがローションプレイしてそのまま放置したのだろうと・・・・これはどっかの変態の意見
もしこんな所で死者を出したらマスコミに散々たたかれんだろうな~
「装備も経験も不十分の愚かな登山者」「登山中にローションで遊んで滑落し」とか言われてさ
違うんだよ、登山なんて若いうちは気合と折れない心があれば何とかなるんだよ
その時であった
後ろのほうから延びきったピノキオの鼻が折れるような「ぱきっ!!!」っという音が聞こえてきた
ツルヤが「俺もうだめだーーー!!心が折れたーーーーーーーーーーーー」
なんとツルヤの心が折れた音だった
日頃嘘ばかりついているからそうなるんだ
非常食はないし心も折れた。。。ツルヤの死亡フラグが立ちました
俺はツルヤを元気付ける事より、ツルヤが力尽きて谷川岳の土になってしまった時の言い訳ばかりを考えていた
エロ本読みながらローションつけて遊びながら登ってたら滑落したということでよいか?
証拠のローションもたっぷりと岩に浸み込んでるし・・・
ツルヤは既に中止して帰りたがっていたが、俺は一向に困らない
なぜならここから戻る事は不可能だからだ
崖は登るより下る方が遥かに難しい
つまり生きて帰りたかったら進むしかないのだ
ここまでで既に5時間が経過していた
大きな誤算だった
4人で登るとこんなにも時間がかかるなんて・・・
誰かが足を引っ張ってるってわけじゃないけど、ルートには一人ずつしか登れないような岩場が何箇所もあって、一人一人渡るの待ってたら、そこだけで単純に4倍の時間がかかる事になる
いつも単独で登山をしてた俺には気づかぬ盲点だった
ヘッドライト持ってるの俺だけだし、日が暮れたら非常に面倒だ
さすがの俺もこのコースを選んだのは間違いだったのでは?と思い始めてきた
こんな岩場が何箇所も・・・
岩場の連続を抜けると今度は急斜面
あまりに急だと手を使って4本足で進めるけど、斜度が中途半端だと手を使えないから一番つらい
ストックがあると楽なのは分かるんだけど、若いうちから杖みたいな物に頼っていたら、なんだか負けたような気がしてならない
急斜面では皆顔を歪めていた。そう!!そうそう!!いい表情だ!俺はこの苦しそうな表情を見て楽しむためにこのキツイ山に連れてきたのさ
しかし誤算が一つあった。。。。俺も相当きつい。・゚・(ノД`)・゚・。
しかもなんだか頭がフラフラしてきて足に力が入らなくなってきた
多分カロリー不足だ
前日も夜一食しか食べてないし、朝は無し
こういうハードな登山では一日で5000~8000Kカロリー消費するから、それだけでは足りないのは当たり前だ
経験上カロリー不足はいろんな意味で危険なので、俺の都合ではあるが、頂上につく前に昼飯にさせてもらった
昼飯はパスタなんだけど、今考えると失敗だった
谷川だけみたいに水がなかなか取れない山で大量に水を消費する料理は不向きなのだ
しかも料理に使った水は全部俺の水でプラティパス一個(水2リットルくらいのパック)消費したんだけど、もう一個のプラティパスが無い!!
俺が騒いでいるとテツヤが「あーそういえば透明な袋が登山口においてあったよ」「もしかしたらって思ったんだけどさ」
「なんでいわねぇんだよ!!」「いや。。。だってロジャー(俺のあだ名)のって決まったわけじゃないし」と困惑気味にテツヤはいう
「それを確かめるために聞くんだろうが!!」とつっこんでも「いやーマナーの悪いやつがいるなーって思ったんだよ」
水のたっぷり入った新品のプラティパス捨てていくバカがどこの世界におるんじゃーーー!!
あっ俺か・・・いや分かってるんです
忘れた俺が一番悪いのは。。。でも確かめてくれよ~
こうして貴重な水が一気に底をつき始めた
ただ、不幸中の幸いか、天候が崩れ始め山頂付近はガスで包まれている
こうなってくると幾分暑さも和らいで水分の消費を抑えられる
結局ここから更に一時間上り詰めて一ノ倉岳についたのは既に14時を回っていた
出発してから8時間後である。谷川岳の頂上まではここから更に一時間かかる
いよいよ時間が不味くなってきた
ここからの道のりは楽なはずなんだけど、みんなヘトヘトのせいか今まで以上に辛そう
そんな中ツルヤが終に壊れた
足が痛いだのもう歩けないだの騒いでいたかと思うと、急に歌を歌いはじめた
しかも、90年のヒット曲オンパレード
「だよねーー」とか歌いはじめた時には、他のメンバーは滑落しけたのは言うまでもない
なんだ・・・元気ジャン
思いの他体力が残っているようです
それにこのバリエーションルート
俺に言わせればまだぬるい
ご丁寧に鎖やロープが設置してあるのだから
本当にきついバリエーションルートは鎖もロープもなかったもんな
無事登頂
時刻は15時。出発して9時間後にようやく到着
日暮れまでに下山できるか分からないので、早々に出発
帰りはもちろん他のルートを選んだ
途中山小屋もあり、心配だった水とアルコールを補給する事ができた
山小屋のオヤジがいうには、初めての登山で中芝新道を通過してこれれば、大体の山は大丈夫だよ。でも靴はちゃんとしたの履いたほうがいいよ、とのことでした
結局下山できたのは17時
休憩も殆ど取らずに11時間歩き続けたわけだ
下山した後ツルヤが「いやー俺自然とか好きだし、登山とか得意だと思ってたんだけど無理だった」「山ナメテタ・・・」「登山嫌いになった」
すばらしい名言ありがとう
普通登山始めてだったら今流行の高尾山とか富士山みたいな楽な登山に連れて行くんだろうけど、俺は二人にガチの登山を知って欲しかったんだ
本当は戸隠山の蟻の戸渡りに行こうと思ったんだけど、全員に反対されたのでここに妥協したくらいだ



