音も無くターゲットに忍び寄り


仕事をこなす


それが訓練に訓練を重ね鍛え抜かれたプロの暗殺者だ


例えばである


「ぷーーーーん」さくっ  ちゅーーちゅーー


これは憎き蚊の仕業だが、音を立てる時点でプロの仕事ではない


動きも遅く中々目立つ


特に痒いのと音がイラつく


この二つの要素が無ければ、献血なんてした事ない罪滅ぼしに血ぐらい分けてやるんだが


「ぷーーん」あーーうるさい 「パチン」 殺すぞお前ら!!


蚊「もう死んでます~」


と、このように、静かに行えば人間との共存も可能だが、彼らは敢えて音を立てて血を吸う事によって人類に戦線布告をしたのである


容赦はいらない 捕虜もとらない 降伏認めず


皆殺しジャー  ぱちん pちん ぱちん 


あーー痒い


特にくるぶしの斜め下と足の薬指と小指の間 痒いんだよ!!ぼけ


なんでそんな刺しに難くかつ痒いところを刺すんだ?お前らは


背中とか刺せば、刺すほうだって割と安全に血を吸えるし、刺されたほうも気がつかない可能性だって高いんだよ


でも・・・・まてよ。


もし背中を刺されたら、手が届かない=かけない


そうか、こいつら「痒いところに手が届くサービス」を提供してるつもりなんだな


なんて律儀で真面目な奴らだ・・・って なるか!!ぼけ!こら


なにがサービスじゃあ!!おこがましいにも程があるわい ぼけ


背中なんて刺そうとしてみろ。壁と背中に挟んでペッタンコにしたるわ


どっからもかかってこんかい ぼけ 


あーーーー 痒い 痒い 痒い


ん??


なんかおかしい


この痒み、3日経った今でも痒い


普通蚊に刺されても、1日もあれば痒みが消えるはず


しかも腫れがでかい上に痒さも蚊の300倍はある


あーーくるぶしの斜め下と足の小指と薬指の間が痒い


実は一ヶ月前からこの痒みに悩まされていたのだ


そしてある日 車のシートの上をのそのそこんな奴が歩いていた



世界一周準備中

写真をみると、同じ虫なのに何故にこんなにも大きさが違うのかと思われるでしょうが、その秘密はこれから明かされる


最初に車の中でコイツを発見したときは、ただの通りすがりの虫かと思ったので、現在彼は人の車の中にいることを教えてあげて、そのまま社外にお帰りいただいたのだ


しかし、数日後、これと同じ奴を犬の毛の中から発見した


おかしいと思い、任意同行を求めて署でゆっくり話を聞くと、自供を始めたのである


取調べ中



「名前と住所は?」


「マダニと申します 久住の山に住んでいました」


「それで?」


「実は一ヶ月ほど前に、さっきの犬が我々の住んでいる山に上がってきてまして」


「それで温かそうだなと思ってつい出来心で、毛の中に入ってしまったのです」


がんがん(机をたたく音)「嘘を つくな 貴様 。その時期の気温は十分暖かいはずだ。お前らが暑さに弱いのは知っているぞ!!嘘ばっかついてると布団乾燥機にぶち込むぞ!!!」


「ははーーすみません じ じ 実は血を吸うために。。。。。す すいません」「すいませんって、吸ってんだろうがぼけ」

「やはりな、貴様この国の法律は知っているな?血の窃盗は極刑だ」


「そんな法律自分は聞いたことないですが」


「ここでは俺が法律だ」


「ところで貴様、どこで訓練を受けた?」


「音を立てずに、暗闇に身を隠し、そして仕事の速さ、ただのてだれではないと見たが」


「はは 自分は久住マダニ18連隊第7落下傘レンジャー部隊に所属してました」


「なるほど あの身のこなし そこら辺の蚊には真似出来ないと思ったよ」


「他にも仲間がいるはずだが、全部ゲロってもらおうか」


「・・・・・・・」


「貴様!!それでも黙秘のつもりか!!」


「自分 弁護士がくるまでもう何もしゃべりません」


「き 貴様 ダニの癖に 弁護士なんて呼ぶ権利があると思ってるのかーーーー!!!」


「自分の友達は以前捕まったとき、弁護士呼んでましたよ」


「それは同じダニでも社会のダニじゃぼけ ダニはダニでも一応人間なんだよ」「そしてお前は人間にあらずマダニなんだよボケ わかったらとっと仲間の居場所を吐け


「・・・・・・・・・・・」


「き 貴様 この期に及んでまだ黙秘を続けるか? 」


「・・・・・・・・・」


「よかろう、男なのに女王様と呼ばれた俺の恐ろしさ、拷問でとくと味わうがいい ひひひひひ」

バシ バシ ビシ パシ 


「さぁ 泣き叫ぶがいい」


あっ 潰しちゃった・・・・


た 大量の血が・・・蚊を潰した時なんて比べ物にならないくらいの血が流れ出てきた


うう 俺はなんて事をしてしまったんだ


こうやって見るとコイツも血の通った虫だったんだな。。。。ってよく考えたら、俺の血じゃねぇか


やっぱ 死ね バシ バシ バシ


こういうのを氷山の一角というんだろう


一匹のダニでこうも刺されるはずは無い


見るのもおぞましいので写真は無いが、既に50箇所近く刺されている


その中でも特に・・・・くるぶしの斜め下と足の小指と薬指の間が痒いねん!!!!!!!!!!!!


戦争で勝つにはまず敵の事を知ることから


そこでいろいろと調べてみると、蚊との相違点が浮き彫りになった


まず、血を吸うときに毒が入って痒くなるのは蚊と同じだが、動機が違った


蚊は体の構造上、針を抜く際にどうしても毒が入ってしまい、それで痒くなるのだ。つまり悪意は無いらしい。かといって許せるものではないが


一方ダニは、血を吸うときは数時間から長いときは数日間皮下に潜り込んで血を吸い続けるのだとか。その際に痒くなる毒も注入されているのだが、この毒には血を吸っている間ばれないよう麻酔成分が含まれてる。そして注入後半日程度で痒くななり、痒みのピークを迎えるのが2日後くらいから。 その頃には体外へ高飛びというわけだ。


なんて用意周到、計画的かつ醜悪極まりない犯行だ


そして怖いのが、伝染病だ


それを防ぐために無理やり駆除するのは憚られる


くわしくはこちら


伝染病の内容もいくつか種類があり、最悪死に至ることもあるらしいのだ


その情報にビビッタ俺は、佐世保にある皮膚科に駆け込んだのである


「今のところ伝染病とかの心配はなさそうです、抗生物質出しとくんで、一週間しっかり飲んでくださいね」


医者は他にも「今 皮膚に入り込んでるダニはいますか?いたら取りましょう」と俺に言ってきた


上のリンクにも載せたが、マダニの捕食中は手を出してはいけないらしいのだ


俺が気になる足にある黒い点を「これは?」と見せたら


医者だけではなく、近くにいた看護師もよってきて、ハンドライトを足に当て、8つの瞳が俺の脚から50センチと離れないところから黒い点を見つめる不思議な光景


医者「ホクロですね」 「あ そうですか」・・・・


実は足にあるホクロが全てダニにみえて気が狂いそうになって皮膚科に来たのだ


「だた、薬を飲めばとりあえずは直りますが、原因経たないことには同じことの繰り返しですからね」


というわれ、今度はアッカを動物病院に連れて行った


動物病院は金が掛かるーーー。と思っていたら、診察なしで、「フロントライン」を出してくれた


ほんの10CCに満たない液体の薬が1700円。。。たっけーーーー


首に数滴たらすと、皮脂を伝って数日で体中に回るという仕組み


ほんとか?嘘くせーとも思ったが、ネットでも評判なのでコイツにかけてみることにした


あっ 忘れてた


上の写真のデカイマダニと小さいマダニの秘密


血を吸った ビフォー アフターの違い


でかければでかいだけ憎たらしいのよ


そんなわけで、今日は病院めぐりして一日が終わってしまいました


せっかく佐世保に来たのだから、佐世保バーガー食べたよ


明日はハウステンボス行って来ます