沸騰したやかんのようにもくもくと白い煙が噴出す
温かい
俺は今、島原の雲仙地獄谷で地球は生きているんだって体で感じています
と、綴りたいところだが、嘘はいけない
俺が旅に出て既に1ヶ月半
観光することに飽きてきた
実際のところはこうだ・・・・
硫黄臭いな
草津と同じだな
ちょっと散歩して車戻ろうぜ・・・
あっ捨て犬がいる
喧嘩してるわけでもないのに会話も少なめ
面倒くさくて温泉すら入らない
最近では目的地についても車から降りるのすら面倒くさくて、車内から写真を撮って済ますことも少なくない
この旅が終われば、何年も世界一周の旅に出るのに、こんなんで大丈夫か不安になる
目的も目標もなければ、やりたい事があるわけでもない
ただただ、頭を空っぽにする時間を過ごすだけ
家に帰ったらあんな事したい、こんな事したい
そんなことが増えるたびに家にちょっと帰りたくなる
でも、俺の場合家に帰ってもやることがない
せいぜいゲームしたり本読んだりするだけだ
そう考えるとやっぱ帰りたくないわけで
つまり、旅をしたいから続けるわけではなく、家に帰りたくないから旅を続ける
こんな感じになっている
旅に何を見出したらいいのかわからない
海外は文化も違うし、人も風景も違う
こんな簡単には飽きないと思うけど、それでもいつかはこういう日が来るような気がする
何か目標や意味を見つければ飽きずに続けられるかもしれない
俺の当面の目標は、目標を見つけること
目標を見つけることが目標。。。なんだか合わせ鏡のように果てしないな
捨て犬
俺たちの後をずっと付いて来た

