佐賀県の伊万里や有田といえば焼き物だけど


・・・・俺 全く興味ない


100円ショップで売ってる湯飲みと伊万里焼の区別がつかないとですよ


そんなわけで伊万里ではボートシーバス


シーバスとはスズキの別名


淡水域のブラックバスに対して海のバスだからシーバスと呼ばれてるよう


一応、高級魚で海で連れたやつはとても美味


スズキは陸からでもルアーで釣る事ができるが、そう簡単には釣れない


しかも河口などの汽水域で釣れるシーバスは泥臭くて食べれないものが殆ど


磯で釣れるシーバスは食べれるが、それなりの装備が必要でベテラン向き


ボートシーバスは初心者でも船長の言うことに素直に従っていれば比較的簡単にシーバスを釣る事ができる


佐賀の本屋で立ち読みをして調べたボート屋「リアルフィッシャー」


なんと平日午前シーバスコース 実釣6時間 伊万里湾 6000円 安すぎる


千葉県で調べたけど、ボートシーバス半日コース安いとこでも14000円くらいが相場


あまりにも安いので手漕ぎボートなんじゃないかと不安に思ったが、ホームページを見れば分かるとおり、トイレに魚群探知機完備の立派なボートだ


俺は早速電話をして、嫁と俺2人を予約した。実は俺も嫁も船釣りは初めてだったりする


当日は朝6時に港に集合、船釣りにしてはゆっくりな方だ


朝6時に港に現れたのは、中肉中背の野球帽をかぶった30代くらいの若い船長だった


チャーターしたわけでは無かったが、この日集まったのは結局俺たち夫婦二人だけで、チャーター船みたいになった


俺の勝手な想像だが、船長といえば70前後の頑固そうなオヤジ。この船はルアー専門にやってるだけあって船長も若いのかもしれない


チャーターしたわけでは無かったが、この日集まったのは結局俺たち夫婦二人だけで、チャーター船みたいになった


簡単な挨拶をすませた俺たちは早速船に乗り込んで出発


船長は無愛想というわけではないが、必要最低限の事しか話さないムッツリタイプ


船長は魚群探知機を見ながらポイントを探していく


いつも良く釣るポイントがあるらしく、迷わずそのポイントに船を走らせるのだが、ポイントについて暫く魚群探知機を眺めてすぐ見切りをつける


そんなことを何度も繰り返す


「この辺はいつもやってるとこなんですけど、今日はいわしがいないんですよね・・もうちょっと沖に行ってみます」綺麗な標準語で船長は言った


港を出て既に30分が過ぎ、俺は早く竿を出したくてムズムズしていた。ボートシーバスってこんなものなのかね?


沖に向かう途中、急に船が停止した


魚群探知機をみながら船長の目がギラギラしだした


「ここら辺でちょっとやってみましょうか」「多分いけると思います」


港を出て45分後の事だった


水深は23メートル


船長はメタルジグを推す


3人で30g前後のメタルジグを海に放り込むも、第二投目で船長の竿がしなる「なんか掛りましたね」


竿先が海に消しこむ


ゆっくりと引き上げられたのは50センチくらいのハマチ。大きくなるとブリと呼ばれるようになる魚だ


「すいません、先釣っちゃいました。これよかったら持って帰ってください」得意げと言うよりは釣れるポイントを見つけてほっとしたように船長は言った


「ここは下に鰯の大群がいて、魚食魚に追われて水面に追い込まれてる状況です」「底から数メートル上で食ってきてるんで、一回底に沈めてしゃくりまくってください」と船長の指示が出た


俺も嫁も初心者レベルなので指示通り竿をしゃくりまくる


すると嫁の竿にヒット


あがってきたのは「なんだエソか」・・かまぼこの材料になる魚だ


今日はかまぼこを釣りに来たわけではないので、海にお帰り頂いた


その後も嫁と船長の竿にエソのヒットが続く


たかがエソとはいえ魚であることには間違いない


俺の竿には当たりすらこない(涙)


船長に泣きそうになりながら訴えると、「色が良くないかもですね」


俺の使ってたジグはド派手なオレンジ 自分のルアー


嫁はルアーを持っていないし、俺も貸せるほどメタルジグを持っていなかったから、船長のを使っていた


二人の色はシルバー ナチュラル系というやつだ


自分のルアーで釣りたかったが、なくなく船長のシルバー系のジグを借りた


すると俺にもヒット やっぱ色って関係あるんだな~と思いきや、軽い引きに上げたのはエソでした


針をしっかり飲み込みやがって、はずすのに手間取ってたら今度は嫁の竿にヒット


またエソかと鼻先で笑ってたら竿が腕ごと海に持っていかれてる


嫁が初心者だって事を知ってた船長は慌てて嫁のサポートに入る


嫁に貸したリールは俺のだが、全くドラグを調整していない


そのことを船長に伝え、隣で嫁に指示を出す


俺はエソを生きたまま海に返すために忙しい


1分後、カマボコことエソを海に返すと、まだうしろでバタついている


相当でかいらしい


船長はゆっくりとしたやり取りを指示


あがってきたのはシーバスかと思いきや42センチの化け物アジ


アジとしては大物、スーパーでも見たことない。外道だが喜ぶべきだろう


船長もびっくりである


アジはパワーがあって、大きさの割りに合わない強い引きをする。さぞ楽しかっただろうよ


ちなみに俺が今まで陸から釣ったアジで一番でかいのは20センチくらい、フカセで釣ったものだ


そのすぐ後、俺の竿にもヒット


引きの強さからまたエソかと思いきや、15センチほどのアジ


船長が「やった アジじゃないですか」「アジは今高いんですよ」と慰めてくれるが、余計惨めになる俺


ほっといてくれ・・・


ベイトが薄くなり「移動しましょう」と、移動は結構小まめに行う船長


100メートルくらい船を進めると「ここゲキアツっすね」「何が起っても不思議じゃないっすよ」と船長のテン

ションと口数が増えてきた



そのとおり一投目で船長が50センチくらいのシーバスを釣り上げた



俺は相変わらずエソをほいほいと釣り上げていた



「エソが釣れ始めるってのは、いい状況になってきてる証拠ですよ」と船長が慰めてくれる



エソならさっきから釣りまくってますが・・・なにか??



ふてくされつつも俺はルアーを鰯色のバイブレーションに変更した



底まで沈めて少し早めに巻くと  ガツン!! 



さぁ皆も一緒に  キタ━━━ヽ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ノ━━━!



お 重い



この重さはエソではない



適当に調整していたドラグを慌てて緩めてやり取りをするが、絶対ばらしたくないという気持ちが焦りを誘

いドラグを閉めまくってター(涙)



俺の固めの竿がしなりまくる。今度はドラグを冷静に緩めると「ギーーーー」っとボトムに引き込もうとする



船長がタモを持って慌てて飛んでくる



「ゆっくりでいいですよ ゆっくりでーー」と、そのくらいは俺でもわかるわい



船の下から引っ張り上げるような寄せ方だから、河口ゲームのようにエラあらいに焦ることなくゆっくりと

水面まで引っ張る



あがって来たシーバスを見て俺と船長はぎょっとした



フックが一本しか掛かってない



しかも浅い、バレそうや



船上でのタモ入れに慣れてない俺は少しもたつくが、無事62センチシーバスゲット



タモに入ったシーバスの口からは勝手にルアーが外れていた。「いやー危なかったですねー」



釣れて一番嬉しそうなのは実は船長だったりする



客に魚を釣らすサービス業がボート屋


ボーズで終わってがっかりするのは俺だけじゃなかったのだ


ほっとした船長は更に同ポイントでシーバスを一匹釣り上げた


その後はポイントを変えたり、ルアーチェンジしたりしながらつづけるが小さなヒットしかない・・殆どエソだろう


食い渋りの地合いに入ったようで、ターゲットを変更してキス釣りを始めるも、俺はあまり餌釣りがすきじゃないから見学してた


嫁はうまく合わせられないようで、下にうようよいるにもかかわらず、結局一匹しか上げられなi



その後もぐだぐだと釣りは続き、正午を回って納竿



世界一周準備中


今回の釣果


俺が釣ったシーバスは約60センチ


シーバスは60センチ辺りからスズキと呼ばれ、それより小さい型はセイゴやフッコと呼ばれる


そう考えると、俺の釣ったシーバスはスズキかどうか非常に怪しいところである


それに比べ嫁は42センチのアジを釣った


シーバス釣りに来たわけだから、アジは外道だが、60センチのシーバスより42センチのアジの方が明らかに大物だし価値もある


ちなみに写真の上のほうに写っている小魚は俺が釣ったアジだ


笑ってくれて構わない



世界一周準備中


釣った魚はさすがに持ち歩いてるナイフでは捌けそうも無いから、この日は長崎に移動


共同キッチンのあるゲストハウスを探して料理した


一泊3000円 個室


二人じゃ食いきれなかった魚たちは、ゲストハウスの従業員の酒のつまみになったとさ



ちなみに今回散々釣って逃がしたエソ


俺だけじゃなく、釣った人は皆がっかりして海に返すけど、塩焼きにすると結構旨いんです


何も釣れない時は持って帰るしかないよな