熊本市の市街地は、熊本城を中心に、都市ビルやショッピングモールが立ち並ぶ


宮崎や鹿児島と比べると中々の都会だ


やはり城下町はそのまま発展するのか


でも、宮崎や鹿児島の方が、全てが適当でのんびりしていて俺は好きだった


のんびりしているかどうかの判断は、地元の人がエスカレーターに並んで乗るかどうかで分かる


鹿児島ではチェックできなかったが、沖縄や宮崎では、市街地でさえエスカレーターに並んで乗っている


東京の朝の駅構内なら間違いなく後ろからケリを入れられる


そんな熊本の市街地で俺はクラリネットを捜し求めた


買うかどうかは別として、なまでみて触ってみたかった


なんとなく足を運んだのは、パルコにある島村楽器


なかにはクラリネットやらフルートを始め、バリエーションは少ないものの、いろんな管楽器が展示してある


店員に頼むと、ショーケースを開けてくれ、試奏までさせてくれた


クラリネットはYAMAHAの11万円のやつが1台置いてあった


ところで楽器の数え方は「一台」でいいのだろうか? それとも棒っぽいから一本とか?


わからない・・・誰か教えてくれ


初めてのクラリネット・・・音が全くでない


ゆっくり吹いても、早く吹いても 駄目


一分位してようやく、ムンクの叫び声が聞こえたらこんな感じだろうと言う様な音がなった


なんとなく吹ける様になる気がしないとです


店員がフルートも勧めてきた


音がすぐ出る


綺麗には出ないが、喘息末期のようなヒューヒューという音にかすかに音色がのる


フルートの方がいいような気がしてきた


難しい簡単の前に、世界一周のお供にするのには、フルートの方が遥かに利点がある


クラリネットは木管


湿気や乾燥に非常に弱いし、リードも消耗品


プロの演奏家は一日にリードを3枚は消費するとか


海外に出れば、ヨーロッパ以外殆どの国で売ってないだろう


そしてフルートに比べるとでかくて重い


一方フルートは、今は金管楽器


楽器だから湿気や乾燥に強いわけではないが、金属製だから木管楽器よりは強い


軽いしコンパクト、手入れも簡単で消耗品も無い


そして横笛はカッコいい!!


こんな事を一晩もんもんと考えて、次の日佐賀市のパルコにある島村楽器に行って来た


微妙に悩んだのは値段


島村楽器にあったフルートのメーカーはYAMAHAとパール


それぞれグレードが3段階あって、5万円 11万7000円 16万円位の三段階


どちらのメーカーも値段は大体同じ


グレードは後々買い直す手間を省くため中級の11万7000円のにした


海外で買いなおすのも難しそうだし


メーカーは音色がなんとなく軟らかかったパール


問題は値段


アマゾンで同じ商品で検索すると9万4000円である


2万3000円も違う


でも今は旅行中だからアマゾンでは買えない


局留めを使う方法もあるけど、アマゾンって対応してたっけ?なんてこと考えてたら面倒くさくなって却下


今買うか、家に帰って買うか


今買うと、車の中で暇なとき練習できる、という利点がある


早く吹ける様になりたいなら今買うしかない


2万3000円はその授業料だと思えばいい?


と、無理やり自分を説得して買ってしまったフルートと教則本・・・・


フルートはピアノと違って単音だから、楽譜がなくても耳コピでいけるかなって思ったけど、原則タンギングで吹き、スラーはそのまま繋げるとか、息継ぎの記号とか、管楽器特有のルールがあるみたいで、やはり楽譜は必要のよう


フルートはピアノの真ん中のドから3オクターブ高音までの音域がある


人によって違うのかもしれないけど、俺は一番低いドが出しにくい


それでも一週間もあれば簡単な曲は吹けるようなる


やっぱ楽譜が読めると楽ですば


指もピアノほどの高度な技術は必要ない


やはり管楽器で一番難しいのは「息」


微妙な息の強さやスピード、量で音程が変わってしまう


音程にもそれぞれ適切な息の強さが存在していて、それを超えたり下回ったりすると音は擦れたり違う音になる


音を出して曲を吹くだけならそんなに難しく無いのかもしれないけど、綺麗に鳴らすは相当な練習が必要そう


やっぱ楽器は難しいけど面白い


帰ったらちゃんと習いに行こうかな