やっと帰ってきました、といっても宮崎にだけど
今回は時系列に沿って一日ごと全6回に分けてアップしていきます
俺の中で屋久島は、今回の旅の半分近くの重点を占めていて、宮之浦岳は俺が日本で一番登ってみたかった山の一つでもある
屋久島は九州の鹿児島県に属していて、鹿児島から高速フェリーで約3時間の場所
一ヶ月35日雨が降ると表現されるくらい雨の多い地域で、その恵みもあり、屋久島の自然には日本の四季が凝縮されていると言われている
また、日本では3つしかない世界自然遺産の一つでもあり、屋久島の森に突っ立てる縄文杉はジャポニカ学習帳の裏表紙にされるくらいポピュラーな観光資源でもある
一日目
宮崎を朝早く出た俺たちは、バスで鹿児島の港に向かった。一日に数本しか出ていない高速船トッピーに乗るためだ
トッピーとは飛び魚という意味らしい・・・なんとも縁起の悪い名前である
実はこのトッピーという高速船、数日前に鯨と衝突してけが人を出したのだという。その前には流木と衝突して船が逆立ちしたらしい。乗員全員が顔面骨折や腰椎骨折などの重傷を負ったのだとか
やはり縁起の悪い名前のせいであろう 片道7000円くらい
船に乗った俺は逆立ちしても大丈夫なようにしっかりとベルトをしていい子に座っていたら、あら不思議、あっという間に屋久島に着いたのでした
と、このように文章にしてしまうとあっけないが、実際は長年変わらぬ郵便切手の値段のように変わらぬ海の風景を3時間見続けて死にそうだったのは言うまでもないであろう
一層の事、シャチにでも衝突しないかな
屋久島の港町、宮之浦に着いた俺たちは、バスの2時間待ちの時間を潰す為に、バス停の目の前にある観光協会に入った
ちなみに宮之浦は屋久島で一番大きな町だ
中には土産物の他に、食事をする場所があったので、俺たちは少し早い夕食をとることにした
ここで食事をしておけば、山の中での一食を節約できるからだ
首折れ鯖定食は美味である
後ろでは白人女性二人組みが鶏肉定食を、箸を上手に使って食べていた
魚中心のメニューでの中から敢えて鶏肉を選ぶのは、はやり白人はあまり日本のお魚が好きではないのでしょうか?
食事を終えた俺たちは、今回の入山口の白谷雲水峡へと向かった
道中バスに乗っていたのは俺たち夫婦二人だけ、ゴールデンウィーク直後を狙ったのは正解だった
ゴールデンウィーク中に入山した人の情報によると、山小屋のトイレは一時間待ち、登山道は大名行列だったとか
宮之浦岳は洋上のアルプスという通り名があるが、洋上のディズニーランドの方がしっくり来るだろう
とくに白谷雲水峡は、縄文杉から一番近い登山口だから激混みらしい
白谷雲水峡は映画「もののけ姫」のモデルとなった場所でもあり、少し前まではもののけの森と呼ばれている場所があったが、ジブリからお叱りをうけ、今では公にそう呼ばれる事は無くなったのだとか
夕方の4時過ぎに登山口に到着した俺たちは、その足で本日の目的地白谷小屋まで向かった
屋久島の森は熊笹だらけの本州の山とは違った
緑色に染まったシルクを
かぶせた様に、森のいたる所に苔が群生している
苔の生え方も、光の当たり具合でコントラストができ、日も沈みかけていたせいか、森は天然2色のステンドグラスを通して見ているようだった
都市のビルに苔が生えていると小汚く見えるのに、なぜ森に群生しているとこんなにも美しいのか不思議でならない
普通に歩けば40分の道のりも、苔の美しさに足を取られ、小屋に着いたは18時過ぎだった
テントも持ってきているのだが、張るのも面倒なので、この日は小屋に寝袋を引いて寝ることにした
小屋の中に併設されているトイレとカビくさい臭いは抜群のコレボレートだった
白谷小屋
中は結構広いが、くさくて暗い
くぐり杉
長年に渡って辱めを受けてきた杉
一日目の行程








