屋久島の宮之浦岳はなかなか険しい山と聞く
もう半年近く登山をサボっていたので、宮之浦岳登山に向け、足慣らしに丹沢山を登ることにした
丹沢山を選んだのは、都心から登山口までのアクセスがよく、電車でも気軽に行けるからだ
今回選んだコースは、渋沢駅からバスで30分程度にある大倉登山口。そこからの山頂往復で約10時間のコース
荷物も日帰りだからいつもの三分の一もないし、距離はあるものの、山の傾斜自体も大した事ない
芽吹き始めた新緑の緑と、所々生えている桜の散り始めた花のピンクが、子供がクレヨンで適当に書いた絵のよ
うに同居する不思議な空間を歩き始めた
道はかなり整備されていて歩きやすいが、逆に登山道としては不自然でつまらない
30分も歩くと、誰かに背中を引っ張られいるように足が重くなり、一時間も経つ頃には背中を引っ張ってる誰か
は力士に変わっていた
完全に運動不足だ・・・・なさけない
標高を上げるにつれ傾斜もきつくなり、気づけば歩いてる時間より休憩している時間の方が長いではないか
風になびいて擦れる木々の音や川のせせらぎ、小鳥たちの鳴く音でさえ耳障りに感じてくる
下から上がってくる登山者にどんどん抜かされながら、「昔はこんなんじゃなかったんだけどな~」とつぶやくも、
自分を抜かしていった登山者は、俺の2倍以上は生きていそうなオジさんばかりだ
別に登山は競争じゃないんだから気にする必要はないんだけど、若い俺が老人に平然と抜かされていく程の運
動不足と気づかされた
わかってはいたが、知りたくなかった
そんな調子で歩いていたわけだから、頂上に着くはずもなく、その手前の塔ノ岳で引き返す事に
野生の鹿だが、人間に慣れすぎていて、接近しても都会のハトと同じように逃げようとしない
鹿って美味しいの?
帰りには雨も降り、昔痛めた膝裏の関節も痛み出し、余裕のはずの登山も過酷を極めてきた
雨脚も速くなり、雨で作り出された不透明なカーテンの中、散った桜が地面に張り付き桜の斑点となった道をと
ぼとぼと歩く俺の心境は敗戦だ
丹沢に散る桜の心境というよりは、雨で道にくっついた桜の花びらの心境に近いです はい
結局のところ、入山してからだらだらと7時間かけて、塔ノ岳を往復してきただけの、ぐだぐだトレッキングになっ
てしまった
この登山で自分の体力に危機感を感じた俺は、今週末から始まる九州の旅で、毎日のロードワークを決意する
のであった
前回の貯金箱の結果ですが・・・・30万3000円ありました
自分の予想では25万円くらいだったんだけどな・・・

