率直によかったです。疾走感もありました。
無理やり感動させるような描写も特になく、ただ単に秘伝のソースをソースの健にわたすため奔走する物語です。本作ではかすかべ防衛隊が活躍しています。
その点から、誰かと協力して物事を成し遂げる大切さが学べます。つまり、協調性です。
マサオ君ははじめ一枚のクッキーを自分だけ食べるために残していましたが、最終的にはみんなで分けるためクッキーをみんなで分けます。なりげないシーンですが、ここでも協調性が主張されています。
A級グルメ機構のグルメッポーイは、最終的にB級グルメの代表格であるソースの健の焼きそばに舌鼓を打ちます。ありきたりなシーンですが、とても感銘を受けるシーンです。
オトナ帝国や戦国、ロボとーちゃんなどの感動作もよいですが、ただ焼きそばをみんなで食べてワイワイする楽しい展開も良いのではないでしょうか。なんというか、クレヨンしんちゃんらしい展開です。
最後に焼きそばを作るのが、ソースの健ではなく、かすかべ防衛隊なのもクレヨンしんちゃんらしいです。
私もB級グルメが食べたくなりました。