かなり綺麗にまとまった作品です。初期作品の雰囲気は個人的に大好きです。
※ネタバレ注意
ロシア・ロマノフ王朝の秘宝であるインペリアル・イースター・エッグを巡って事件が起きます。犯人はスコーピオンである浦思青蘭です。
ラスプーチンの末裔らしく、お宝はラスプーチン側のものだと疑わず、お宝を我が物にしようとしました。
インペリアル・イースター・エッグのメッセージは素晴らしいものとなっており、家族のいろんな写真が内包されていました。
最後に怪盗キッドがコナンを助けたのは、コナンが怪盗キッドの鳩を助けたかららしいです。まさに因果応報ですね笑
因果応報という言葉は、悪いことをしたら悪いことが返ってくるという意味合いでよく使用されますが、良いことをすると良いことが返ってくるという意味合いもあることも認識する必要性があると感じます。
全体的に展開が美しかったです。女性ウケが良い作品だと個人的に感じました。
個人的にはもう少し泥臭かったり、闇にまみれている作品の方が好きだと感じました。だとしても、本作は良作だと思います。