みなさんは劣等感というものをお持ちでしょうか?私はかなり劣等感を感じていた人間でした。

 

一般的に劣等感を感じてしまう要素をざっと羅列したいと思います。

 

学歴、顔面、頭の出来、貧乏、性格、彼女や彼氏の有無、家庭環境、障害、精神疾患、コミュ障などなど。。色々あります。

 

高学歴の方が優遇されますし、顔面がイケメンや美女の方が人生においてかなり有利です。彼氏彼女の有無に関しては、最も嫉妬が起きやすい事象でしょう。

 

ちなみに申しますと、私は学歴に傷がついており、顔面もブスですし、彼女もいたことがなく、精神疾患持ちです。当然嫉妬や劣等感はありました。

 

嫉妬なんてしたくなく、劣等感も持ちたくありません。私はどうにかして嫉妬という感情に対処しようと試行錯誤しました。

 

チャットアプリでも、いろいろな人達に意見を募り、嫉妬の対処法を教えていただきました。その対処法を以下に記します。

 

  1. 1vs1で考えると、それぞれに優れたところと劣ったところがあるという事実を認識する。
  2. 嫉妬した瞬間に、「努力していない自分が悪い」と考える。(才能に関しては、遺伝の問題なので、自分は悪くないと考える。)
  3. 心のなかで自分が相手に勝っているところでマウントをとる。
  4. 嫉妬を尊敬という感情に変える。
  5. 嫉妬が起きる事象に対して、「これなくてもよくね?」と考える。
個人的には1の方法が自分に有効でした。しかし、人によって合う方法は違うので、自分にしっくりくる方法で嫉妬心を減らせばよいと思います。
 
嫉妬の半分は自己嫌悪だという話をYouTubeで拝見しました。この自己嫌悪をいろいろな劣等感が生じる事象にあてはめて生きたいと思います。
 
学歴の場合:「低学歴である自分が嫌だ。」
顔面の場合:「ブスである自分が嫌だ。」
彼氏彼女の場合:「彼氏彼女がいない自分が嫌だ。」
障害の場合:「障害を持っている自分が嫌だ。」
 
ざっと並べてみました。自己嫌悪が嫉妬の原因の場合、ではどうすればいいのか。私は考えた結果、自分の長所や短所、双方好きになるという手段を思いつきました。
 
短所が多すぎる人が嫉妬に駆られ、おかしくなってしまうのだと思います。ですので、短所を受け入れた上で、その短所を好きになれば解決すると思います。
 
学歴の場合:「低学歴である自分が好きだ。」
顔面の場合:「ブスである自分が好きだ。」
彼氏彼女の場合:「彼氏彼女がいない自分が好きだ。」
障害の場合:「障害を持っている自分が好きだ。」
 
しかし、こう考えるのはかなり難しいと思えます。私もかなり苦労しました。
 
そこで、私は自分の短所や自分の負の感情をすべてサラの用紙に書き出しました。これはかなりきつい作業でした。
 
書いている最中もしんどかったです。しかし、しんどいからこそ乗り越えた時の成果はかなり大きいものでした。
 
すべて書き出してパッとその用紙を見たときにこう思いました。
 
「案外嫌いじゃないな。この人生。なんか自分らしいな。」
 
私はこの瞬間に、長所も短所も含めて「自分らしい」と考えた上で、自分のすべてを好きになることができました。その結果、嫉妬がかなり減りました。
 
とある障害者の方がこう発言しておられました。
 
「できなくてもいいじゃん。」
 
この思考はある意味最強だといえます。どんだけイケメンや美人で、金持ちで、高学歴だとしても、上には上がいます。
 
そして、自分の短所を受け入れない限り、どれだけハイスペック人間だとしても、マウントや自慢を繰り返す末路になると思います。
 
そのためにはプライドをぶち折ることが重要だと感じました。
 
日本は完全に学歴社会です。そういったものさしで自分という人間を測られます。
 
その際、劣等感を感じることがあるでしょうが、「自分はこの価値観で生きている」という自負があれば、人間としてブレることはないと思います。

お笑い芸人のカズレーザーさんがこうおっしゃっていました。

勝ち組負け組を意識してない人が本当の意味の勝ち組」

非常に刺さりました。
 
ここまで書いた文章はあくまで私の価値観です。私の価値観に共感していただけるのであれば、その価値観をぜひパクっていただいて、その価値観を礎に生きていただけたら幸いです。
 
この価値観に賛同していただけない人も勿論いるでしょう。私はその人達にどうこう言うつもりもないですし、間違っているとも思いません。
 
だって、「正解を押し付けたら不正解」ですから。
 
それでもなお、私の意見が参考になったのなら幸いです。