原作 手塚治虫

監督 古橋一浩

シリーズ構成 小林靖子

アニメーション制作 MAPPA、手塚プロダクション

製作 ツインエンジン

 

MyAnimeList:8.24 Ranked #302

 

第一話 醍醐の巻

マイスコア:95

 

面白そうな始まり方だった。醍醐景光が百鬼丸を生贄にして、領主になった。百鬼丸はとても戦闘能力が高く、化け物相手にも余裕で勝ちをもぎ取っていた。

 

どろろは、幼いながらも荷物番を雇ったふりをして、その荷物を売ろうとしていた悪ガキである。相手側は怒って当然である。ただ、化け物が飲み込んだので死んだ。

 

ただ、犬がいじめられるのを止めようとしていたため、心根は優しい人間であることは間違いない。予想だが、どろろは孤児で、親もいない感じなのだろう。

 

第二話万代の巻

マイスコア:80

 

面白い。目が見えないが、魂の色を見ることで、敵を判別することが可能。この設定を考えたのは、さすが手塚治虫というべきだろう。

 

「目に見えないものを大切にしろ」というメッセージが暗に込められているのがわかる。

 

万代という美人という外面に惑わされてはいけないことを示唆している。そして、足が悪いというのも、相手を油断させるための情報として利用しているのだろう。

 

琵琶丸もなかなかの渋いキャラである。かっこいい。イケオジは好きである。

 

第三話 寿海の巻

マイスコア:88

 

寿海が昔カナメの父親を殺した集団の一味であることが、カナメに知りわたり、寿海を殺そうとする。菊池寛の小説である『恩讐の彼方に』を模しているのかもしれない。リゼロでも白鯨を模してた。

 

罪滅ぼしというのは、人のためではなく、自分自身が楽になるために見える。アンジャッシュ渡部がバイトしている理由も同じ理由であろう。

 

第四話 妖刀の巻

マイスコア:80

 

田之介が妖刀の力により、洗脳される。よくある展開である。

 

結局田之介は死んだのかはちょっと覚えていない。

 

おすしが可愛い。

 

第五話 守小唄の巻・上

マイスコア:90

 

まあ予想通り。みおは体を売っていた。この時代だと、避妊器具もないだろうから、かなりリスクが高いと思われる。

 

その辺のリスクヘッジはどうしていたのかは定かではない。

 

百鬼丸は蜘蛛との戦闘により、足がちょんぎられる。ただ、足の生え変わりはない。そうなると寿海に頼んでもらうしかないようだ。

 

どろろの年齢でみおのあの姿見たら、かなりのトラウマものになるだろう。どろろ、強く生きろ。

 

ただ飯を食わしてもらうわけにはいかないという信念に基づき、どろろ自身も働く。本当、どろろさんには頭が下がります。

 

「働かざるもの食うべからず」

 

『千と千尋の神隠し』精神をまっとうしているどろろ。素晴らしい。

 

第六話 守小唄の巻・下

マイスコア:90

 

みおが酒井の陣にも体を売りに行ったことにより、寺を焼かれ、子供達が2人殺された。みおが戦犯となってしまった。リスクヘッジを間違えたな。

 

ただ、体を売っても魂の色は白なのが表現として秀逸である。

 

どろろのお母さんは体を売ることはしなかったらしい。しかし、そのせいで死んだらしい。

 

「どっちも偉い」とどろろは発言。いい子やな、どろろは。鬼にならないよう止めるどろろ。どろろ、お前最高だよ。

 

●第七話 絡新婦の巻

マイスコア:95

 

いいね。蜘蛛と人間の愛。百鬼丸も殺さずに済んだ。初めての笑い。しかし、鼻で笑う。いいね。

 

第八話 さるの巻

マイスコア:90

 

さるは一人暮らしであり、迫害されていたらしい。人間不信になっていたところ、ある女性に救われた。

 

結局、砂金はひとつしかもらえなかった。どろろ、騙される。こういう商売って先に報酬をもらわないとこういう目に遭うのである。

 

ムカデの鬼神は黒い雲に覆われているため、どこにムカデがいるのか百鬼丸はわからなかった。それをロープを使ってどろろがムカデの頭にとりつくことで、必然的に場所がわかるようになった。

 

ラスボスが誰なのか想像付かない。わからない。

 

第九話無残帳の巻

マイスコア:95

 

これ、琵琶丸がかなりくさい。あやしい。ラスボスの可能性がある。

 

醍醐に情報を売っている。どろろの過去が明かされた。

 

どろろ母が熱いのに、手でおかゆみたいなものをくむシーンはなかなかにいいシーンである。