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メインストーリー
●1章「群れの裏切り者」 95点
今回の事件を考えると、江原が息子の復讐のために動いたという見方が浮かびます。息子を自殺に追い込まれると、復讐心が芽生えるのも理解できる出来事でした。
1章の前に登場したコースケの事件は、操作方法の説明が主な目的だったようです。また、九十九と杉浦が新しい探偵事務所を設立したことは、ファンとしては嬉しい驚きでした。
九十九が社会人として復帰したことも素晴らしいニュースですね。
奥田理事長が先生たちを信用していない背景には、過去に隠蔽事件があった可能性があるようです。
その隠蔽事件が今回の御子柴殺害事件と関連しているのでしょう。九十九の知識と賢さが事件の解明に寄与していることが感じられます。
彼がいじめについて昔の人類の話や脳内物質に触れ、理論的に説明する場面は印象的でした。特にオキシトシンによる仲間はずれがいじめを引き起こす仕組みは初めて知り、知識の豊富さに驚きました。
また、江原の痴漢行為についても、警官としてのバイアスを取り除くための行動と解釈できそうです。教育実習生の御子柴が過去にいじめっ子だったこととの関連も考えられます。
事件の裏に潜む事実や人物の心理に迫り、知識の力が事件解明に大いに寄与している印象です。
●2章「殺された加害者」 80点
御子柴の人物像に迫るべく、誠稜高校での調査が行われました。
澤先生は御子柴に対して良い印象を持っていたようでしたが、実際には冷たく接していたことが明らかになりました。なぜ澤先生が嘘の証言をするのか、その理由はまだ完全には解明されていません。
香田いじめの引き金となっているのは、本章で2年2組の不良学生からの情報提供があったことが大きなポイントです。
●3章「探偵VS便利屋」80点
桑名仁が登場し、その風貌からはラスボスとは思えない印象を受けました。
澤先生を脅迫しようとした事実が警察によって明らかにされ、御子柴殺しの真相が次第に明らかになってきました。澤先生と御子柴の関係には謎が多く、恋人関係の可能性も指摘されています。
しかし、この章では事件の全容がますます複雑になり、解明が難しくなっています。
前作のジャッジアイズでは、ラスボスの生野は中盤から登場していましたが、今回もまだラスボスが明らかにされていないようです。
また、横浜流氓が白面という謎めいた組織から澤先生を脅されたとの情報があり、状況は依然としてはっきりしません。プラージュで澤先生を脅してきた女性が誠稜高校の生徒である可能性も考えられ、謎が重なる中、事件の真相に迫るのは依然として難しい状況です。
●4章「Red Knife」98点
えびす先生のエピソードが印象的でした。史実を利用して恵比寿様の恐ろしい側面を描いたストーリーは興味深かったです。
その結果、池山達もえびす先生を尊敬するようになった様子が描かれていました。男性が強さを憧れるのはやはり定番ですね。
それはそうと、亜門の考えは理解しがたいです。御子柴殺しをしたのが江原だということになると、電車内で捕まった江原は一体何者なのでしょう?
もしかすると、顔を整形して2人で行動した可能性も?ただ、殺害は江原ではないと感じます。
つまり、何らかの偽造映像が絡んでいる可能性が高いですね。
●5章「フェイクニュース」100点
面白い展開ですね。まさか、間宮が江原と結託していたとは驚きです。
澤先生、間宮、そしてひやかしにきた人たち、全員が黒河学園の同窓生というのも何かを感じさせます。何か大きな陰謀が渦巻いているようですね。
このゲーム、本当に面白いです。思わず拍手を送りたくなりました。
源田の発言も的を得ていますね。痴漢被害者が泣き寝入りした場合、今回のアリバイ工作は成り立たなくなるというのは確かに一理あります。
ですからこそ、間宮がグルだったというわけですね。澤先生がキーマンであると感じる理由も気になります。
●6章「収束熱」90点
やっぱり桑名はラスボスなのか?澤先生は空き巣だと言っていたが、まあ罠か?rkも関わっているし、よくわからない状況である。
●7章「虜囚」99点
澤先生死ぬ。相馬がやったと思われる。桑名仁はやはり何か隠している。本名はきたかたというらしい。聞いたことない名前である。なぜrkが関わってくるのかは未だ疑問である。まだ、よくわからない状況が続いている。
●8章「異人町の怪人」90点
桑名の知り合いのバーのマスターに今から接見する。桑名とは?何者か?澤とは恋人関係であることを予想する。
●9章「贖罪の業」90点
まあおもろいね。桑名仁はもともと教師やったんやな。それで、復讐に出たというわけだ。自分と川井だけ罪に問われているからな。まあでも間宮みたいなやつは日本に五万といると感じる。大人になって守るべきものが多くなったときを桑名は狙ったと言うことか。まあ、楠本母が黒幕やろうな。桑名への復讐として。桑名の気持ちはわからなくもない。というか、運が悪いとしか言いようがない。自分の人生を犠牲にしてまで、ここまではできないけど。俺なら、泣き寝入りするかな。運が悪かったわーとか言って心機一転するかな。そうするしかない気がする。でも、桑名もう七人も殺しているとは、、驚きやな。
●10章「虚仮の一念」90点
安定で面白い。楠本が黒幕と思っていたら、もっと闇は深そうである。坂東という男が新たに浮上してきた。こいつが黒幕なのか?まだわからない。
●11章「潜入捜査」99点
阿久津死す。RKのリーダー相馬はそもそも公安のスパイだった。自ら、統率していたのであった。これで、相馬がなぜ嘘を見ぬく能力があるのか、の伏線が回収された。相変わらずとても面白い作品である。
●12章「モグラ」99点
濃密やね。楠本母が息子の息を吹き返したことにより、公安にネタをうった。なぜかは不明。ていうか、相馬がスパイであることをRKの前で言えば、RKと戦う必要なくね?と思った。その辺はまあ甘めに見ておくか。相馬のはなすすりは何かあるぞ。麻薬でもやってんのか?それを隠蔽するために真の黒幕に脅されているとかかな?そして、赤池死亡。桑名にはぶっちゃけ共感はできる。そもそも桑名は充の自殺前、いじめに加担していた側である。何かの拍子にコロッと何もかも変わってしまうのが人間である。俺が大学で人格が変わったようにな。ただ、八神はその桑名の行動により、澤先生が巻き込まれたことを再三主張している。八神は寺沢絵美の事件で寺沢を死なせてしまったことを悔やんでの今回の主張であろう。となると、言葉の重みはかなり思い。個人的には、桑名は嫌いではない。どこか応援してしまっている自分もいる。1人の人間を、善と悪とでわかるとき、そう簡単に区別できないことを本作品で示している。
●最終章「夜明け前が一番暗い」100点
タイトルも秀逸だ。事件を収束させるため、八神は多大なる努力を費やしたが、終わり際がいちばんきついということであろう。相馬は仕事を楽しんでいるらしい。かなりの狂人である。前作の黒岩は楽しんでいたのだろうか?多分楽しんでない気がする。
まあ、良かったと思うよ。まあ、桑名と八神の正義のぶつかり合いだったな。楠本充が十五年ぶりにギリギリ歩けるようになったところは泣きそうになった。桑名仁がラスボスでした。ラスボスというか、まあいい戦いだった。できればnormalで倒したかった。回復薬を全て相馬戦につぎこんだせいだ。歪んだ正義を振り翳すと、その歪みが影響し、他の人、今回でいうと澤先生を巻き込むことになる、という主張は変わらなかった八神。最後はでも、死体の場所を全て明かした桑名。八神の言葉に影響を受けたのだろうか。相馬は完全に黒岩ポジションだった。前作の一ノ瀬が今回で言うところの坂東だろう。楠本の息子を思いやって、自首をしない選択を取ろうとした気持ちはわかるが、そもそも罪を犯さなければこんなことにはなっていなかった。良くも悪くも、澤先生は運が悪かった。悲しき事件だった。加害者側の気持ちもすごくわかる事件だった。海藤もそう言っていたしな。いいゲームでした。八神のフットワークの軽さと正義感、己の正義を振り翳す勇気、そして、前作のジャッジアイズでの経験をもとに、事件は収束した。良かったです。続編も楽しみにしています。
DLC「海藤正治の事件簿」
●Chapter1「カルマ」70点
ボリュームが少なすぎる。貞元准という響也の息子が海藤を訪ねてきて、1章終わり。えぐいて!しかも、海藤の息子かもしれないと言う情報まである。切ない恋だね。海藤さん、女性に積極的やから好きやわ。今時いないもんな、そう言う人。
●Chapter2「息子」80点
白樺康隆という人物が美希子を探していたらしい。准は正義感が強いが、少々危なっかしい。そこは美希子の遺伝であろう。貞本響也は父親から見捨てられているらしい。ナイフでの行き過ぎた教育もあったので、何かと訳ありの人物らしい。
●Chapter3「修羅」90点
この事件の真相が見えた。つまり、貞元響也があの放火事件で土地の利権を獲得して、金をもらったんだ。剣持のいかれ具合がたまらない。西谷誉を思い出す。ホテルで女としけこむつもりやったらしい。
●Chapter4「捕食者」100点
良かったですね。貞元はかなりのヤバいやつやったな。夏目夫妻が家の中にいるのを知ってて、放火しかとかやばすぎる。怒りを通り越して、哀れみに変わったわ。龍が如く史上、一番のクズな気がする。白樺がよかったわ。個人的に一番好きやわ。筋が通ってる。なにより、イケメンじゃなくて、冴えないインキャが海藤に戦いを挑むところがいい。ひ弱な医者でも覚悟さえあれば、守れるというセリフは響いた。dlcを買って正解やな。海藤のさいごのこくはくも海藤らしい発言やった。なんか告白とかもろもろ、泥臭くていいねんな、と思った。本気で恋して行動に移す男はブスでもかっこいいことが証明された。剣持のキャラ設定もなかなかよかった。人を誤って殺した後、ずっと夢に出てきたんやな、、
サイドケース
働かざるものミステリ読むべからず、だってよ。おもろ。ボクシングジムが面白い。色々なサブストーリーがある。佐久間も美樹本と仲良くスパーリングやロードワークを一緒にやった仲だった。しかし、美樹本はチンピラになってしまったらしい。なんというか勿体無いよな。押切にこっぴどくやられたせいらしい。荻窪の恋物語がいい。すごくテンプレ展開だけど、なかなかいい。花水木も踏ん切りをつけろ、といっているし、なかなかええやん。