| 監督 | 本広克行 |
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| 脚本 | 戸田山雅司 |
| 出演者 | ユースケ・サンタマリア 小西真奈美 トータス松本(ウルフルズ) 升毅 片桐仁(ラーメンズ) 要潤 小日向文世 木場勝己 鈴木京香 江守徹 |
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世にも珍しいうどんの映画です。
視聴前は期待していなかったですが、結構面白い映画です。
展開としてありきたりですが、かなりのめり込んで視聴することができます。
主人公である松井香助は、かなり純粋で素直な性格をしており、周りの人間をポジティブにする人柄です。だから、主人公の周りにも明るい人間が集まってきます。
最初のシーンで、哲学者であるイマヌエル・カントのセリフが引用されています。
「笑いは消化を助ける。 胃酸よりは、はるかによく効く」
そのセリフを引き継いでいるかのごとく、主人公はどんなときでも笑顔に振る舞っています。
終盤では、詩人であるヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテのセリフが引用されています。
「涙とともにパンを食べた人間でなければ、人生の味はわからない」
主人公も芸人をしたせいで借金を抱えたり、タウン誌を持ち込んでも門前払いにされたり、愛する父親が亡くなったりしています。
傍から見たら、不幸な人生と映るかもしれません。
しかし、主人公はどんな逆境に立たされても前向きに事に当たろうとします。個人的にその姿勢が好きです。
「苦労や不幸な出来事にこそ、人生の醍醐味が詰まっている」とゲーテは言っているのではないでしょうか。
本作は良作だと思います。元気を出したいときに見るべき映画だと感じました。


