本巻では中野攻が初登場します。かなり直情的であり、見ていて不快な感じはありません。『亜人』ではサイコパスなキャラがかなり多めですので、数少ないまともな人間だといえます。
オグラ・イクヤはかなり天邪鬼であり、性格が悪いと感じます。
永井圭はサイコパスであると評され、人当たりが悪いと思われがちだが、そんなことはありません。居候先のおばあさんに対し、それなりに人当たりよく対応しています。永井圭は居候先で「平和だなぁ」と発言しているあたり、かなり頭のネジが外れており、楽観的であるといえます。
曽我部はかなりのサイコパスだと感じます。良心のかけらもありません。立ち回りがうまいですが、性格がかなり腐っているので、いずれ落ちるでしょう。正直、本作で一番嫌いなキャラです。
佐藤はシモ・ヘイヘの「練習だ」というセリフを引用しています。やはり努力は大切です。
奥山は右足の筋肉が弱く不自由であることを理由に戦線から離れています。戦線に離れながらも、持ち前のメカの知識を提供することで亜人テログループに貢献しています。奥山はかなり立ち回りがうまいです。曽我部ほど性格も腐っていないので、嫌いではありません。私は奥山に憧れている部分が多少あります。
全体を通して、サブキャラの個性が存分に発揮された巻であるといえます。

