テーマ:離れていても信頼し合う者たち
作画は古くて雑な部分もあるが、内容は申し分なかった。毛利小五郎と妃英理のカップリングが好きなので、とても楽しくみれた。夫婦の愛が見れたシーンもあったので良かった。
「本当の愛というものは犯罪をかばうことで紡ぐのではなく、本人に罪を償わせた上で、そこからの更生を助力するものだ」
そういった意味合いの言葉をコナンが小五郎を通して発言していた。その通りである。
親子関係でもそうである。息子や娘の失敗を前もって取り除くのではなく、「可愛い子には旅をさせよ」の精神で息子や娘に失敗という経験を積ませるのが本当の愛なのだといえる。そういった精神がないと毒親が増えてしまうといえるだろう。
検察のマドンナである九条と弁護士の妃の対決も良かった。直接言葉にはしないが、女同士の心に秘める闘志が見て取れた。
ラストシーンでは、良いライバル関係を築けた描写もあり良かった。
その後、頬を赤らめながら小五郎を食事に誘う妃英理だが、小五郎はそんなことには気づかず、他の美人を食事に誘う顛末である。お決まりのパターンである。
いつもこの二人はすれ違っているが、お互い愛し合ってはいると思う。ちなみに、2人は離婚をしてないらしい。早く同居して欲しい。あなた達のイチャイチャを見たいんだ。佐藤×高木や新一×蘭もいいが、毛利小五郎と妃英理のカップリングが一番好きである。
今回の話はかなりの名作回であった。
犯人の女将も何か行動を起こす際は、よく考えて感情的にならぬよう気をつけてもらいたいものだ。