原作:青山剛昌
脚本:櫻井武晴
制作会社:トムス・エンタテインメント
テーマ:安室透のスタイリッシュさ
期待した割には平々凡々な作品だった。悪くはないとは思う。黒の組織が関わっていないと迫力が小さく感じる部分はある。東京サミットの会場が爆破したり、IoTテロが起きたり、人工衛星が地球に墜落しそうになる。公安警察に恨みを持つ検察庁側の人間による犯行だった。犯罪の仕方はインテリジェンスな方法を用いていたので期待はしていたのだが、いまいちパッとしなかった。内容を把握するのに少し戸惑った部分はある。警察関係の立場上の知識については勉強になったので、プラスである。公安検察と公安警察では、後者の方が権力をもっていることを知った。
『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』というメッセージ性がかなりある作品の次に見たので、見劣りした部分は否めない。
しかし、安室透は私も好きなキャラなので、活躍してくれて嬉しい。
終盤のシーンは男でも惚れる。