私はiPhoneでプレイしました。3DSの頃より画質が上がっています。ステップリーグまでは無料で遊べることができ、Nリーグに参戦するためには1500円必要です。すべての機能を使うために必要な費用は1500円ですからかなり安いです。

 

本作は自分でプレイヤーを操作するのではなく、自らサッカークラブの監督としてフォーメーションを組んだり、スターティングメンバーの構成を決めたり、戦術を決めたりしながらチームを指揮していきます。eFootball™ 2024でも監督モードは存在します。しかし、あくまでもeFootball™ 2024ではアイテムを獲得するために監督モードに設定し、試合を行っているだけです。それに加えて、育成という要素がカルチョビットA(アー)には存在します。eFootball™ 2024でも育成することは可能ですが、初期能力値が高い選手をガチャで当てれば、永遠に試合で有効的に使うことが可能です。カルチョビットA(アー)では初期能力値で試合に通用する選手もわずかにいますが、ほとんどは育成していき能力を上げることが必要になってきます。しかも、どんなに初期能力値が低い選手でもオールSのスタープレイヤーにすることが可能です。その部分がカルチョビットA(アー)の一番の魅力といえるのではないでしょうか?

 

欠点としては、一度世界制覇をするとマンネリ化が起こるということです。eFootball™ 2024ではどんなに最強の選手をかき集めても、自分より強いプレイヤーが存在するのが当たり前なので、マンネリ化することがありません。しかし、カルチョビットA(アー)ではオンライン対戦の機能がありません。本作をやっているプレイヤーがいなさすぎることが影響していると思われます。だから、一度ゲーム内で全クリしてしまうと、その先がありません。その先は育成せずとも全試合勝ってしまうという事態が起きます。

 

そして、各リーグのチームに所属している選手があまり変わらない点と同リーグ内のチームが固定されてしまっているという点が欠点として挙げられます。まず前者ですが、移籍があまり行われません。行われたとしても、控え外の選手の移籍が行われるぐらいです。控え外の選手の移籍が行われても、当然普段の対戦相手の試合のメンバーは変わらないです。そういった点でもマンネリ化は起こります。次に後者です。本作ではN1リーグ、N2リーグ、ステップリーグ、フレッシュリーグという4つのリーグがあります。4つのリーグ全てにいえますが、リーグ内のチームのメンツが全然変わりません。実際のJリーグだと今季でいえばFC町田ゼルビアと東京ヴェルディがJ1昇格を決め、清水エスパルスのJ2残留が確定しました。毎年それなりの波乱があるので、見ていて飽きないです。カルチョビットA(アー)には波乱がありません。

 

それぞれ長所短所述べましたが、なんだかんだ面白いので、ついやってしまうゲームでもあります。