結構良かった。半蔵が羨ましい限りである。かなり知らないキャラがたくさん出てきたので、インターネットで検索しながら読み進むことになった。

 

オッレルスというキャラがかなり強いことがわかった。御坂旅掛とアレイスター・クロウリーが繋がっているのが意外だった。御坂旅掛は一体何者なのか。気になるところである。坂島道端という謎のキャラも登場した。チャラい印象を受けたが、意外と学園都市の情勢も把握していることから結構優秀だと感じた。御坂美鈴と上条詩菜のプールサイドでの掛け合いも良かった。初春と工山規範のハッカー勝負もなかなかに面白かった。

 

1つのストーリーにつき10ページもないぐらいのページ数で物語が進んでいくので、テンポがかなり良い。原石というワードが今後の新約とある魔術の禁書目録の展開に大きく関わっていくのだろう。本書は『新約とある魔術の禁書目録』を読む前に、読了が必須といえるだろう。専門用語がかなり出てきたので、読んでいる自分からすると、かなり知的好奇心が刺激された。新約1巻を早速図書館で予約したので、とても楽しみである。やはり、紙媒体のほうが読んでいる感じがして好きである。