パウロ・コエーリョ(著), 山川 紘矢(翻訳), 山川 亜希子(翻訳)
出版社:KADOKAWA
5つ星のうち4.3 4,222個の評価
☆5
テーマ:直感を信じる
かなり良かった。サンチャゴは初め羊飼いになることを自分で決めている。両親からは神父になりなさいと言われている。親からの期待をはねのけて、羊飼いという道を選んだことは称賛に値すると言える。
本作には、たくさんの線や鉤括弧をつけさせてもらった。「他人がどのような人生を送るかについては口出しするのに、自分の人生については何も考えを持っていない」というセリフがある。これは、自分にも言えるセリフであろう。結局惰性で選んではないだろうか、と内省してみる。
「すべてはひとつ」というセリフは、本作でかなり強調されている。今ブログで書いている文章も意味がないように思えるが、日々の習慣が大きな成果を生むと、別の本でも書かれていたので、必ずつながっているだろう。読むだけでは意味がない。行動に移したときに初めて生かされる。この言葉を胸に行動していきたい。