我々は、スマホに洗脳されている。いわば、ギャンブル依存症と同じ脳の働きをしてしまっている。そして、ギャンブラーがギャンブルする時間より、一般人がスマホに触る時間の方が当然長いので、気を付ける必要性が出てくる。昔の時代より、よりデジタル機器との付き合い方がシビアに求められる時代になったと感じる。私はちなみに、平均7時間スマホを使用している。某精神科医曰く、一日2時間にとどめるべきとおっしゃっていたが、なかなか難しいので、まずは、平均時間を一週間に一時間ずつ徐々に減らしていき、無理ない範囲でスマホと付き合っていきたいと考えている。とりあえず私は、カラーフィルタをつけてモノクロにし、TwitterやInstagramも消すことにした。YouTubeのアプリに関しては、消したのだが、結局Google ChromeからYouTubeを起動することも多々あるので、気を付けたい。とはいっても、気をつけて洗脳は治るものではないので、スマホは大体の時間帯鞄の中に投げ入れることにした。一番のスマホの弊害は、不安を煽ったり、集中力がなくなったり、うつ状態になりやすかったりすることではなく、時間をたくさん吸い取られることにあるらしい。確かに、一日最長11時間とかスマホを触っていた頃とかあったが、論外である。休みの日は朝10時ぐらいに起きるとして、夜2時に寝るとする。16時間ぐらい起きている時間の中、11時間ほど時間をスマホに費やしているのである。一日の68%をほぼ無駄な意味のない動画に時間を費やし、残りはあと32%である。恐ろしい。それに加えて、PCやゲームをするとなると生活として終わっている。ジムを契約することの重要性はかなり高いといえる。そして、スマホが近くにあるだけで集中力が落ちるのだそう。フェイスブックの使用者はそうではない人に比べて、人生に対しての満足度が低いらしい。フェイスブックに限ったことではないだろう。SNSはやるだけ本当に無駄であることが再認識した。かくゆう私もストレスマックスの状態で帰ったあと、よくスマホとにらめっこしていたものだ。ストレス発散方法として、当時の私は悪口を言いまくり、一日5時間ぐらいアプリの雑談部屋に逃げ込んだり、ネットカフェの10時間パックを購入したりと非常に無意味で堕落した生活を送っていた。これも、全ては実用書を読んでいないことによる情報不足(知識不足)なのである。知識がないから、こういった無意味で堕落した毎日を送る羽目になるのである。だから、普段から実用書で知識をつけておく必要があるのである。前述の方法は、ストレス発散方法として間違っているのである。結果、運動が一番効率の良いストレス発散方法なのである。運動というのは、なんでもいいのである。ウォーキングでもいいのである。本書で出てくる46歳の不動産ディベロッパーは仕事から帰宅するとヘトヘト状態なのである。しかし、心を落ち着かせる一番いい方法はランニングをすることだと認識しているので、ランニングを行うのである。これと同様の話を何百ものパターンで著者は「運動がどれほどプラスに働くのか」を聞いてきたらしい。「脳を鍛えるには運動しかない」というタイトルの本があることから、運動は間違いなくプラスに働くものであることは間違いないだろう。大事なのは、「どんな運動でもいいからやること」だと主張している。本書では、そんなデジタル社会における解決策も提示している。まず、プッシュ通知をオフにすることを勧めている。スマホを完全にやめるという完璧主義な思考に陥るのではなく、スマホとの付き合い方を模索していくことが素晴らしい人生への片道切符へとつながるのではないだろうか?