全曲解説ラスト!!! | my fuck'in daze

全曲解説ラスト!!!

(だいぶ日が空いて)アルバムの全曲解説ラスト!!!




10.キセキノチカラ

バンド史上初の日本語タイトル曲。昔じゃ考えられなかったね、日本語のタイトルは。でも曲のテーマをしっかり伝えるためにはこのタイトルしかないと思ってつけた。AC長野パルセイロの応援CMソングになった曲。残念ながらパルセイロは今回はJ2には上がれなかったけど、人生ってのは一歩一歩だとオレは思うし次に上がれば全然いいじゃん、と個人的には思う。その証拠に今期も調子が良いみたいだし期待したいところだね。

曲としてはかなり短時間で出来上がった曲。アルバム用の曲を40曲ぐらい書く中で、休憩中に気分転換で書いた曲なんだけどストレートな感じとメロディの突き抜け具合が良くて無事採用になった。個人的には昔書いてたような曲の最新版というイメージ。自分の曲作りの変遷を知るためにも、現時点で昔のようなマインドの曲を書いたらどうなるか、というのをオレは良くやるんだけど、この曲はまさにそんな感じ。

うちはあまりに多様なスタイルの曲が存在するせいで、たまにバンドとして方向性がムチャクチャだ、みたいに言われる事もあるけど、オレは趣味で音楽やってるわけじゃないんで。1年で消えたくもないんで。成長し続けるために、そして表現の幅を広げるためにオレはプライドを持って曲を作ってる。同じような狭い範囲の中で100曲も作ったら燃え尽きて音楽を楽しめないし、確実に苦し紛れの駄作まみれになっていくから。食事と一緒だよね。ハンバーグ死ぬ程好きだからって毎日3食ハンバーグだけ食って生きていくやつがいるか?いないよな。オレの中ではそれと同じなんだよね。オレたちは色々好きな音楽があって、それを全部ごっちゃ混ぜにして曲を作ってるから「良い」と思えるスタイルが一つや二つじゃないんだ。

「100曲良い曲書きたかったら勉強し続けること、魂の叫びだけで100曲は書けない」

これは山下達郎さんの言葉。本当にその通りだと思うしオレはこの言葉を信じる。プロの音楽家でありたいからオレは成長するためにどんな曲でも書きたいとおもう。そして何より、やってみて分かるのは、勉強し続ける事で魂の叫びが補充されていくってこと。狭い視野ではそうはならない。先は無限に長い。狭い世界で留まってる場合じゃないよ。


11.風鈴

とりあえず一番タイトルに困った曲。この内容で英語のタイトルもなあ、ということでひねらずドストレートにつけた。いつもアルバムタイトルとかもかなりこだわって雰囲気のあるタイトルにしてるんだけど、今回はアルバムのタイトルからしてめちゃくちゃストレートだからそれに倣って各曲のタイトルもストレートにした。

曲の内容は決して幸せではない恋愛の曲。大人になると色んな愛の形があるよね、という内容。聞く人によって色んな意味に捉えられるんじゃないかな。個人的には凄く気に入ってる曲の一つで、初めてほぼ全部日本語で書いたバラード曲。ライブでも言葉がストレートに伝わるバラード曲が欲しいとずっと思ってたんだけど、なかなか良い曲に仕上げるのが難しくて、やっと完成した曲。出来上がった時は変な甘っちょろいバラード曲にならなくて良かった、と胸を撫で下ろした。日本語のバラードなんて、それこそ一切ごまかしが効かないからね。

スタイルとしてはヒップホップのエッセンスを少しだけJ-POPとロックに混ぜた感じ。アルバム通してのテーマとして、どんな曲も自然に体を揺らせる感じのリズムにしたかったので、ベタっとした雰囲気の曲にならないように気をつけた。確か一番最後にレコーディングした曲で、録ってる最中も歌詞を手直ししながら試行錯誤したのを覚えてるな。今まで英語のバラードしかなかったから、これからもライブで歌っていきたい曲の一つ。



というわけで全部の曲を解説したんだけど、最後まで読んでくれて本当にありがとう。ご存知の通り、オレはブログに関してはメチャクチャ怠けグセがあるので笑、気長にこれからも付き合ってもらえたら嬉しいな。ということで次はライブで、もしくは次回作でお会いしましょう。アルバム楽しんでもらえたら嬉しいね。