ハイブリッドでサステイナブルな服作り。 | ALL MY LOVING  ~DENIM COUTURE~

ALL MY LOVING  ~DENIM COUTURE~

福岡で活動する気鋭のデザイナー天本誠司が手掛けるクチュールデニムブランド。

オーダーメイドによるCM衣装制作/舞台衣装制作/イベント衣装制作、ウエディングドレス制作、パターン教室・講師も承っております。

「フルオーダー」の魅力は、お客様の体を採寸したデータをもとに、お客様ひとりひとりに合わせた「体型補正」を行った「型紙」で服を作ること。

そのため着る人の体型の欠点をカバーし、しかも着やすく、見た目にも美しい洋服を作ることができます。

 

フルオーダーのパターンの良さを100%活かすためには、裁断・縫製の担当者は

「型紙の修正された経緯と理由」

「出来上がりの洋服のイメージ」

を十分に理解しておくことが必要です。

 

そのイメージを基に丁寧な縫製と巧みなアイロンワークによる生地のクセ取りを行い、平らな生地を人間の体に沿って内側へ丸く立体的変えていきます。

 

丁寧な裁断はもちろんですが、よい服を仕立てるにはアイロンワークがとても重要です。

そもそも生地の伸縮性はたとえ同じ生地であっても一定でありません。

その為、アイロンによる「加湿」で伸ばし、「加熱」で収縮させ、「冷却」で固定させ、「エージング(寝かせ)」を経て生地を安定させていく必要があります。

1つ縫い工程が終わるごとに、そのアイロンワーク工程を繰り返しながら立体的な服に仕立てていきます。

 

要するにフルオーダーの仕立てを行うには職人が11つの工程に時間をかけ、熟練の技術で丁寧に一着を仕立てあげること重要不可決なのです。

 

そうして仕立てあがった服は全体的に穏やかな丸味があり、柔らかで体に沿った立体的なシルエットに仕上がっております。

その結果、着る人の体型に合った奇麗なシルエットと動きやすさを兼ね備え、肩に服が奇麗にのるため「窮屈さ」や「服の重さ」をあまり感じません。

 

その反面フルオーダーの服は「その人しか切れない服」になり、同じ人でも体型が変化するとお直しが必要になったりします。

また、

1着づつ仕立てるので既成服より価格が高い。

・決まったデザインしかなく「着たい服(デザイン)」がない

などのデメリットもあります。

 

 

 

 

それに対し既製服の大部分は、

 

・上着丈に対してウエストのしぼり方はどのくらい。

・肩幅は~cm、袖丈は~cmに設定すれば、美しいジャケットが出来上がる

 

などのある程度決まった法則に基づき、ハンガーに掛けた状態やトルソーに着せた状態で美しく見栄えのする服作りを目指しています。

 

それは、

「各メーカー・ブランドの規格にあった美しい服を作り出すための服作り」

であり、

「着用する人が着て美しく、動きやすい服作り」

ではありません。

 

つまり既製服を購入するということは自分の体型に合った服ではなく、自分の寸法に最も近いサイズの服を購入するということなのです。

 

それは「誰が着てもそれなりに着用可能な服」を作る既製服の宿命ですが、

・大量に同じ服を作るのでフルオーダーの服より価格が安い

・デザイン性が高い

など既製品なりのメリットもたくさんあります。

 

 

 

そんな既製服の世界は基本的に分業制です。

デザインは企業のデザイナーや企画の人間が行い、パターンはアパレルメーカーやブランドに属する、もしくはフリーの外注パターンナーが担当。

縫製現場の工場では送られてきたパターンや指示書に忠実に裁断し、指示通りに縫い合わせていけばきれいな洋服が出来上がるようになっています。

 

効率を重視するため工場で働く縫い手は自分の担当分野・パーツだけを何年も何年も縫い続けることが多いです。

だからオーダーメイドの職人と違い、工場で縫製職人になるには10年も修業する必要はありません。

縫製経験がない人でも1年・2年で立派な縫製職人のように仕事がこなせます。

 

そんなに効率が良い既製服の世界でも「とんでもない服」が出来上がってしまう理由は、

依頼するアパレルメーカー・ブランドの人達が自分で縫わないから。

自分で縫わないから「こんなの簡単でしょ!だから安く縫え」と言う。

そうすると「工賃が安いからもっと早く縫え!」と言われて現場の縫い子さんは雑に縫う。

 

洋服は有り余ってる時代にこの「質より量」の服作りの流れは意味があるのだろうか?

甚だ疑問です・・・

そもそもそんな服作りがサステイナブルなのか?

 

「日本製だから品質が良い、高い」というイメージもありますが、海外の工場でも今はちゃんと縫われています。

下手すると海外の方がいいミシンや設備を使ってる工場も多く、実際仕上がりにそこまで大きな差はなかったりもします。

実際には日本で縫う方が縫製にかかる人件費が高いため製品価格は高くなりますが、服の仕上がりの「差」が分からなければ当然お客様は安い方を買うと思います。

 

 

 

ALL MY LOVINGは小さいメゾンで立派な設備も、たくさん人も資金もない。

だから他のアパレル企業みたいに外注・分業で、どこでもだれでも同じ服が簡単に作れるような汎用品を作っても意味がない。

ALL MY LOVINGに出来ることは、「手間暇かけ、大手ができない服作り」を愚直に行い、ALL MY LOVINGにしか仕立てられない服を作り続けることです。

 

しかしフルオーダーの職人ような「手縫い」を行うと、とても高価な服になってしいます。

だから手縫いは極力減らし基本はマシンメイドで仕立てていきます。

その分、デザイン・パターン・裁断・アイロンワークなど、「デザイナーや職人の経験や勘」に頼ってしまう「いい服を作るために必要な工程」を可能な限り追加し丁寧に服を仕立てております。

 

既製服の「効率化・品質の安定性・豊かなデザイン性」を取り入れ、フルオーダーのように「デザイン・パターン・裁断・縫製・アイロンワーク」までを一貫して行うことで、本来必要な工程を省くことなく丁寧に行うことができます。

そしてすべての経験や知識は100%自社の職人に蓄積され、次の服作りに行かされていきます。

 

ALL MY LOVINGのオリジナルデザインの服作りは、フルオーダーと既製服の両方の良さを積み重ねたハイブリッドな服作りによって作り上げられます。

 

 

 

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