キー巣ムーンの金比羅詣り第五幕 | ロック伝道所bar 伝道師ブログ

ロック伝道所bar 伝道師ブログ

UKROCKに絡ませたお笑い小噺やロック伝道所bar最新情報とロック名盤紹介等。

きいす・くうぅ良いねぇ、酒飲みねぇ寿司食いねぇ。
[さて次はいよいよ俺の番だ。話しの最後に俺が名乗りを上げる、びっくりだろうな!]
で兄さん誰一家他の若衆にゃ誰がいる?

[五終幕]
男・えっ!いねぇ。
今話した三人で終い。
きいす・ちょちょちょっと待ってくれよ。
んな筈ぁねぇだろ…

 


男・長身六弦弾きに金髪唄い方、弁慶長槍四弦弾き。
そんだけだよ、後はいねぇ。
きいす・何だよっくそ酒返せ寿司戻せ。

男・馬鹿野郎一片呑んだり食ったりしたもん戻せるわきゃねぇ。
ん、馬鹿で思い出した。
一家の立役者!長身六弦弾きと息合わし鬼神の如く太鼓や銅鑼を叩きまくる。
可愛い顔してるから女受けも良い。
誰一家太鼓番、その名も風のきいす夢雲。


きいす・出ました❗出たよ。
さぁ兄さん寿司食いねぇ酒飲みねぇ。
がんがん上がってくんねぇ。
で、きいすはそんなに叩くかね?

男・あぁ叩くなんてもんじゃねぇ。
大太鼓から小太鼓、銅鑼を縦横無尽、見事なばち捌きで爆裂させて最後にゃ全部叩き壊しち舞う。
六弦長身野郎何処の騒ぎじゃねぇ、
希代の太鼓番よ。
きいす・…嬉しいねぇぇくぅ~
男・何だよ又々泣きやがって。

きいす・嬉し泣きだよ兄さん。
ささっ、がんがん上がってくんなましよ。
きいすはそんなに凄ぇんだねぇ。

男・あぁ凄ぇよ、だけどなきいすは馬鹿なんだよ。 
馬鹿ったって色々あるが奴ぁ馬鹿に大が付く程の大馬鹿野郎、馬鹿は死ななきゃ治らぁ無い。
国宝級の馬鹿なんだよ。


きいす・畜生、馬鹿ばかと何回も古希や我って。
さっき迄の良い気分が台無しよ。
もう堪忍袋の緒が切れた。
おう兄さん、その国宝級大馬鹿野郎風のきいす夢雲たぁ俺の事よ。
馬鹿は死にきゃ治らねぇってな?なら試してやろうじゃねぇか。 
俺の馬鹿が治るかどうか兄さん見届けてくれよ。

₤・そう言ってきいすが船底へ続く階段を跳ぶような勢いで降りて行ったかと思った刹那。
どっかぁん どかんと派手な手筒爆薬の炸裂音。
三十石ふぇりいは瞬く間に浸水、海の藻屑と消えたのであります。


暫くするとわいと沖合いの海では激しい雷雨の嵐後漁に出ますと、利発そうな顔付きのきいすに似た魚が獲れるように成り、名物押し寿司の具として重宝される様に成ったと云うお馴染み、風のきいす金比羅参り三十石ふぇりいの段、一巻の終わりであります。
BeBen‼️
・ロック伝最新情報はFacebook  @rockdendobar43