1月の勝間塾月例会を聴きました。テーマは「行動経済学」。
以前は、人は合理的経済人であるという考え方のもとに、成り立っていた経済学ですが、最近の経済学では人はまったく合理的ではない、という考え方が主流のようです。
つまり、人は感情的な生き物であり、理性ではなくほぼ感情で考えている生き物であり、こういう感情的な生き物の傾向に沿って、売り手はさまざまな「ワナ」をしかけているそう。
たとえば、人は自分に都合のいい情報ばかりを集める傾向があったり、自分が持っているものには価値があると思いたがったり、変化を嫌ったり、いやなことを先送りしたがったり。
要するにまったく理論的ではないわけです。
こういった人の感情を利用した「ワナ」を知っておけば、ついうっかりそのワナにはまって妙なものにお金を使ってしまった…ということを避けられるわけです。
もちろん、「ワナ」にはまったことで、有益なものを得る場合もあります。それに、逆に自分が商品やサービスを提供する側になったときには、この「ワナ」を組み合わせて働きかけることもできます。もちろんちゃんとした商品やサービスを提供することが前提ですが。
行動経済学というとちょっと難しそうですが、世の中には人が感情的に行動することを前提とした「ワナ」がたくさんあるけれど、それが必ずしも自分にとっていい商品やサービスを提供しているわけではないこと、反対にどんなにいい商品やサービスであっても、「ワナ」をしかけなければ知ってもらえないし、売れないことをしっかり頭に入れておくことが大事なんですね。
月例会の中でさまざまな「ワナ」を紹介してもらいましたが、確かにこういったワナのいくつかは、自分がサービスを提供する際のヒントになるなと思いました。