音楽ライター、飯田有抄さんをはじめとする
ぶるぐ協会によるコンサート「ブルグミュラーとお友だち」を
聴きにいきました。
この日受け付けで特典として、このバッチをいただきました!

中央がブルグミュラー、向かって左がケトゥレール、その上がリスト、
右上がメトゥラ、その下がヘラーなんだそう。
そして、会場であるマルシャリンホールにはこのベーゼンドルファーが。

足の丸みといい、譜面台の装飾といいなんかレトロな感じが
ステキです。
ブルグミュラーが活躍した19世紀のパリでは、
友情を育んだ音楽家同士でお互いに作品を献呈しあうことがあったそう。
ブルグミュラーは、ステファン・ヘラーに「18の練習曲」の
「雷雨」「ゴンドラ漕ぎの歌」「風の精たち」「別離」「マーチ」を、
パリ音楽院の院長で当時リストと人気を二分したという
フランソワ・オベールに「12の練習曲」の
「ラ・カンパネラ」「涙」「北国のハープ」「英雄」を
献呈したそうで、
最初はこれらの曲の演奏を聴きました。
そして、ショパンが愛したプレイエルの
2代目社長の妻だったマリー・プレイエルにブルグミュラーが
捧げたという「マイアベーアの歌劇〈プロエルメルの許し〉
によるサロン用大ワルツ」、
リストに捧げたという華麗な「幻想的夢想曲」を聴きました。
ブルグミュラーというと、「25の練習曲」に代表されるように
練習曲、小品というイメージがありますが、
結構大曲も作曲しているんですね。
15分の休憩をはさんで後半は
簡単にブルグミュラーという人の経歴の説明があり
(ここは「ブルグミュラー25の不思議」で予習ずみ)
前半とは逆にブルグミュラーから友人たちに贈られた曲を聴きました。
ヴァイオリニスト&作曲家として活躍し
「フランスのシュトラウス」と言われたオリヴィエ・メトゥラに送った
「ラ・マルグリート ポルカ・マズルカ」、
そして演奏が難しいため触りだけを聴かせてもらった
ジョルジェ・マティオスへ贈った曲(作品名忘れてしまった…)
日本ではケトゥラーと呼ばれているニコラ=ウジェーヌ・ケトゥレールに
贈られた「花のワルツ」「ノクターン・マズルカ」
ステファン・ヘラーに贈られた「タランテラ」と
2つのバレエ曲(パ・ノーブル→間奏曲→パントマイム→舞曲風の構成)
などを聴かせていただきました。
この日、恐らく日本初演だったのではないかと思われるような
曲もたくさん聴かせもらって、ブルグミュラーの音楽の世界が
広がったし、彼の友人たちによる曲によって、19世紀パリの
ロマン派の世界も広がりました。
すべての曲の楽譜が日本で手に入らないのは残念ですが、
「タランテラ」は、ピースで出版されているようなので
手に入れて弾いてみたいと思います!