日本のオケではありえない!?~フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団 | Cecilia's Diary

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「聖セシリア」は、音楽の守護聖人。これにならって、音楽をはじめとする芸術や
伝統文化などを楽しみつつ、毎日を生き生きと過ごしている様子をつづります。
ライフワークとしてコーチングも勉強中。

日曜日は、横浜のみなとみらいホールでチョン・ミュンフン指揮による
フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団の演奏を聴いてきました。

演奏されたのは、前半がベルリオーズの序曲「ローマの謝肉祭」と
ビゼー「カルメン組曲」。
後半がベルリーズ「幻想交響曲」でアンコールは
ストラヴィンスキー「火の鳥」から「子守歌~終曲」でした。

オケの人数はもちろん日本のオケとほとんど変わらないと思いますが、
出てくる音の大きいこと!
金管楽器はもちろん、弦楽器も特にチェロやコントラバスの音が
かなり大きく響いていたように思いました。

それも一生懸命音出してます!って必死な感じではなく、
ごくフツーに演奏していてあれだけの音が出るっていうのは、
やっぱり骨格や体格が日本人とは違うせいなんでしょうか…。

もしかしたら、今までフランスのオケを生で聴いたことが
なかったからかもしれませんが、舞台でのオケメンバーの立ち居振る舞いが
日本のオケ(いやヨーロッパのオケでも見た経験がない)とは
ちょっと違っていたので驚いたことがありました。

最初は演奏中にクラリネットかオーボエの奏者が演奏中に立ちあがって
舞台裏に引き上げていったとき。
何か楽器に不具合があって、いったん引っ込んだのかな?
と思っていたのですが、その後演奏中の曲が終わるまでずっと現れず…。
いったい何があったんだろう?と「???」状態です。

またいちばんうしろに控えている打楽器奏者にも
曲の途中で舞台そでから出てきて向かって右はじのティンパニをたたいた人が、
自分の出番が終わるとまた引っ込んで、しばらくしたら反対側の舞台そでから
再び出てきて、今度は向かって左はじの小太鼓をたたいたんです。
まあ、ここまでは舞台のはじとはじにあるから、うしろを通るより、
舞台裏を通ったほうが邪魔にならないだろうと考えて移動したと考えられるのですが、
問題はそのあと。小太鼓をたたきおわったら、また引っ込んでそのまま
出てこなくなったのです。

日本のオケだとたとえ出番が少なくてもその演奏内に演奏する奏者は
ずっとステージにいつづけると思うのですが、
この管楽器奏者たちの行動はナゾです。

そしてコンサートが終わったあと、
これまた日本のオケメンバーは、順番にステージをあとにしますが、
今回のオケは何人かの管楽器(また管楽器!)奏者が
ステージに座ったままでいました。
何してるのかと思ったら、立ち上がったときに楽器ケースを持っていたので
どうやらステージ上で楽器を分解して片づけていたようなのです。

これも日本のオケの演奏会では見ない光景です。
でもって、日本人の観客はとても律儀なので、彼らが全員がステージを去るまで
ずーっと拍手しつづける。
そのせいかどうかはわかりませんが、いったんひきあげた
ほかのオケメンバーとチョン・ミュンフンが再び登場し
立って聴衆に向かってお辞儀をしていました。

こんな管楽器奏者がいるのも、お国柄なんでしょうか…?

チョン・ミュンフンの指揮も生でおそらく初めて見ましたが、
とてもダイナミックで直線的な指揮ぶりでした。

演奏はとってもよかったですが、あのステージ上のマナーの違いに
ちょっとびっくりしたコンサートでした。