どんな場所でも豊かな人生は送れるのだ~マリーゴールドホテルで会いましょう | Cecilia's Diary

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「聖セシリア」は、音楽の守護聖人。これにならって、音楽をはじめとする芸術や
伝統文化などを楽しみつつ、毎日を生き生きと過ごしている様子をつづります。
ライフワークとしてコーチングも勉強中。

インドのとあるホテルを舞台にしたコミカルな映画
「マリーゴールドホテルで会いましょう」を観に行きました。ニコニコ

最初のシーンでは、7人のイギリス人男女の
イギリスでの様子が描かれていますが、すぐにインドへと旅立つので
ほぼ全編、インドを舞台にしています。
インドには行ったことがありませんが、いろんな意味でものすごいところです…。あせる

夫を亡くして初めて何もかも一人で行動することを余儀なくされたイヴリンをはじめ、
7人はそれぞれの事情を抱え、高級リゾートホテルで過ごすことを
目的にインドにやってきます。

…がしかし、目の前に現れたのは高級リゾートホテルとは
似ても似つかないオンボロホテル。汗

高級リゾートホテルは、オンボロホテルの「マリーゴールドホテル」の
若いオーナー(このオーナーのソニー役を、「スラムドッグ&ミリオネア」の
主人公ジャマル役を演じたデヴ・パテルが演じてました)の近い末来の夢で
「いつか高級リゾートホテルになるはず」のホテルだったのです。

このソニーというオーナーが、とても楽観的というかポジティブ思考というか、
いつかきっと高級リゾートホテルになるはず、と信じて疑わず
7人の滞在者たちに何を言われようともヘコたれない。
なんでもいいほうに解釈してしまう、ある意味お気楽なオーナー。

でも、このくらい人生すべてをポジティブに考えられたら
いろんなことも恐れずにチャレンジしていけるかもしれません。
そういう意味ではちょっとうらやましいくらいのキャラです。

そんな想定外な環境ですが、イヴリンはインドという国や文化に触れることで
少しずつこのホテルにも慣れていき、自分なりの生き方を探って
初めて仕事を得ます。

勇気を出して新たな環境を楽しもうとする人、
かつてインドに住み、忘れられない人を探しに毎日役所に通う人、
最初はインド人もインドという国自体も忌み嫌っていたけれど、
ホテル従業員との触れ合いを通して少しずつ心を開く人、
最後までかたくなに心を開けず、夫婦の関係もギクシャクしてしまう人…。

と、それぞれがインドという国で自分の人生と向き合っていきます。
下手をすると湿っぽい感じになりがちですが、
この映画ではその様子を笑いとユーモアで包んで見せてくれます。

この映画、イヴリン役はジュディ・デンチ(「Queen Victoria 史上の恋」で
ヴィクトリア女王を演じてました)、ミュリエル役はマギー・スミス
(「ハリー・ポッター」シリーズのマクゴナガル先生!)
など、全員がシニア層なんですが、みなさんとてもイキイキしています。
年齢にかかわらず、今いる場所にかかわらず、大事なのは
人生をどう生きるか、どう過ごすかっていうことなんだよっていう
メッセージを伝えているような気がしました。

とにかくまずは自分の意思に従って行動してみる。
そうすれば、どこかで何か道が開けるのかも…。
そんなポジティブな気持ちにさせてくれる映画でした。チョキ