三顧の礼

待ち人とは、全く接点がなかった…

だから、1回でまとまる話ではないし、ただ純粋に話をしてみたい、という気持ちでアポ無し訪問。

しかし、２度、３度と訪問するうちに、少しずつ心を開いてくれた…

全日本プロレスが、分裂するかもしれない、ちょうど１年前の今ごろ、私は、ただただ、待ち人に謝ろうと言う気持ちで会いに行った。

『全日本プロレス、私の未熟な言動が原因で、分裂するかもしれません…看板に泥を塗って、伝統を傷つけてしまい、本当にすみません!!』と、本音で謝罪した。

彼は、こう言った…
『全日本プロレスは、潰れませんよ。全国のファンがいるから。誰を信じるか迷ったなら、ファンを信じなさい。』

この一言で、私の心は、救われた…

だから、私には、待ち人に、恩返しする義務がある。

馬場さん、渕さん、同様、この待ち人も、死ぬまで引退宣言は、しないだろう…
それも、王道イズムの一環なのだから。。

ただ、彼は、最後にこう言った…

王道を次世代に伝えないといけないかもしれないな。

王道伝承者、彼がリングで、伝える事をファンは、一生忘れないだろう！