覆面作家北川歩実『もう一人の私』読了。

ある日目覚めると自分の身体が見知らぬ女性になっていて、しかも5年後にタイムスリップしてた。。。
こんな奇抜な設定を見事に描いた『僕を殺した女』でデビューした北川歩実の短編集。

この短編集に収録されている9編すべてがアイデンティティの危機を描いていて、
短編ならではのどんでん返しも決まって、読み応えありました。
“婚約者”には最後に怖い結末が待っていたし、逆に“月の輝く夜”は悲しく切ないラストが胸に沁みる。
その他の7編も外れなし!面白かったです。