山口雅也『13人目の探偵士』読了。

密室に死体が一体と、記憶喪失の男が一人。
探偵ばかりを狙う“猫”と呼ばれる殺人鬼が闊歩するパラレル英国。
見立て殺人、ダイイングメッセージ、そして消えた凶器と盛りだくさんのナゾ。
ミステリの道具立てをこれでもか!とてんこ盛りにした、
でもそれだけじゃない『生ける屍の死』の山口雅也ならではの作品。

もともとゲームブックのシリーズとして刊行された『13人目の名探偵』を加筆したもので、
そのせいか、所謂RPG(ってやったことないんだけどね)のような作りになってます。
一緒に行動する探偵によってその捜査手順も変わってくるし。
でも、基本のところ(目撃証言とか)は変わらないので、順番に読んでるとちょっとクドく感じる部分もあるんだけれど、
そういうトコは飛ばせば良いし、でさくさく読めました。
解決編も幾通りかあるので、読み比べる楽しさもありです。