北森鴻『孔雀狂想曲』読了。
骨董店・雅蘭堂の店主・越名集治がそこに集まる“モノ”にまつわるナゾを解く短編集。

“若い割りには”と注釈はつくものの目利きと言われる越名のもとに集まるモノは、
ベトナムジッポーだったり、ジャンクカメラだったり、根付けだったり、鉱物標本(!)だったり。
モノの数だけナゾがあり、同業者とのだまし合いありで引き込まれるように一気に読みました。

いつもはその細い目で眠っているようだと言われる昼行灯のような主人公がラストに見せるキレが、
なかなかに格好良かったです。