畠中恵『ねこのばば』読了。
“器用に病いをひろってくる”長崎屋の若だんなの推理潭(かな?)です。

びっくりするほど食が進んでる若だんなから物語が始まる“茶巾たまご”、
若だんなにお嫁さん??な“花かんざし”、
妖なんかよりひとの方が怖いと思わせる“ねこのばば”、
兄や兼手代のひとり・佐助が主人公の“産土”、
そして若だんながこども時代に別れを告げる“たまやたまや”。

どれもすっきりと読ませてくれました。
燻製鰊も泳いでたし。いやー、油断してたなー。

それにしても長崎屋の大店ぶりはすんごい。
五十両、若だんなのお小遣いにしていいですよって。。。
『しゃばけ』ん時も百両おっかさんにくれっていったらくれたって言うしねぇ。
それがなんかイヤに感じないのは、時代が江戸で遠く感じるからか。
某氏の短編集のお嬢様の時はけっこう抵抗あったのになぁ。。。


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