みかんこはちょうどBeトレ中だったけど、
「みやこのほうが大事」と言ってくれて
ラインをしてくれた。
わたしはその時、海外にいて、
言葉が全然わからないところで一人でいて
心細かったし、
過去のみかんことのやりとりに罪悪感もあったから、
みかんこのその言葉が余計に沁みた。
わたし、オリンピックで金メダルが欲しいから
力を貸して欲しい。
そんなことを誰かに言ったのは初めてだった。
みかんこの返事は
「いいよー!」だった。
軽い。笑
「でも具体的に何をどうすればいいかわからない」
そりゃそうだ。
わたしがその気持ちに素直になってそれを認めること、
その気持ちをアウトプットすること、
みかんこにそれを伝えて、助けを求めること、
それがわたしにとって
とてつもない大きな進歩であって、
それだけで十分だった。
そこから時が流れて、
半年後、
わたしは何も持たないまま、
舞台に立つことにまた恐れ、
同期に、みかんこに、
「力を貸して」と連絡した。
みんな力を貸してくれて、
受け止めてくれた。
それが、とても嬉しかった。
日常の中で起こる波を一つ一つ越えていっても、
わたしの本質は変わらなくて、
相変わらず、すぐ怖くなったり、
逃げようとしたり、
立ち止まったりした。
自分責めもまだまだする。
悩む。
落ち込む。
後悔をする。
同じ事を繰り返す。
変わらない。
それでも、
わたしの人生で、正解だと確信を持って言えるのは
心屋マスターコース39期に行った事。
それだけは、
一度も後悔していない。
そんな場所に行き着いたわたしはとても幸せものだ。
つづく