ジロ・デ・4000 その3 ハンガーノック明神とチラ見
【 ジロ・デ・4000 その1 レベルじゃない、「格」だわ 】
【 ジロ・デ・4000 その2 休む男、繰り返す漢 】
もう遠い昔のことだけど・・・ジロ・デ・4000の続き。
須走の道の駅にてしばらく休憩。
かなり混んでいたのでうどんのみ食べる。
時刻は15時前で、以前着たときより少し遅かった。
時間のかかる明神峠経由でなく、斜度のゆるい籠坂峠経由で帰ろうかという事になるが、それだと獲得標高が4000mに達しない。
それでは企画倒れになるし、行けるメンバーは明神峠に行こうということになる。
自分は籠坂峠経由で帰りたかったのだけど・・・・
「道が微妙に分からない・・・」
っと言われてしまったので、明神峠へ行く事に。
行ったメンバーはハシケンさん、Hさん、自分、そして、
「アシストしますよ!キャプテン!」
っと妙にやる気のキノ。
悪い予感はしてた。
明神峠までの道、高速トレインにて進む。
峠の入り口まで着たけど、もう脚がない。
のっけから10%くらいの坂が続き、そこから落ちない。
さっき上ったはずのあざみラインをもう一度上っているような感覚が味わえる。
それがジロ・デ・4000の仕上げ「明神峠」です。
コンパクトギアで28のスプロケの通称「乙女ギア」を付けている自分だけど、もうしんどいわ・・・
そのうち寒くなり、頭がぼーっとしてきて意識がはっきりしなくなる。
そうです。
ハンガーノックです。
須走でうどんを食べたけど、まだエネルギーに出来ていなかったらしい。
あざみライン手前のローソンで軽く食べたけど、あざみライン上っただけでかなりカロリー消費するし、どうやらその谷がここできてしまったらしい。
こうなったらどうしようもないけど、とにかく補給食を食べながら走る。
止まらない様にするので精一杯だけど、前の方で微妙にキノがチラチラと見える。
そうです。
「チラ見」です。
見えるかどうかの絶妙な距離を保ち、心が折れるかどうかの境目で走るしごき。
いっそ見えなくなってくれればあきらめがつくのだけど、そうしてくれない。
何度「もう先に行ってくれ!」っと叫ぼうと思ったか。
元気がなくて叫べなかったけども。
地獄のような明神峠を抜け、なんとかローソンへ。
ここへ来るまでに体力は回復していたので、そこからの道志道へ問題なかった。
でも、明神峠でチラ見をしていたキノがトレインについてきていない。
ついてこれないペースじゃないはずなので、なんかあったのかと思って自分はトレインからはずれ、キノを待つ。
どうやら首が痛くなった?のか、気持ち悪くなってしまっていたようで。
そこからはキノをひきつつ、相模湖を目指す。
相模湖、かなり渋滞をしていたので裏道を通ってみる。
しかしあまり先まではいけず。
橋でモデル撮影をし、出発。
裏大垂水も問題なく上り、ゴール。
みんなよりかなり遅れてコンビニについたので、もう解散しちゃったかな?
って思ったら、高尾駅にみんないた!
記念撮影をし、解散。
きつかったけども楽しいジロ・デ・4000でした。
今回は参加者同士にかなり力の差があったので、次回からはコースを分けたりして待ち時間とかもあまりないようにしなければ。
ジロ・デ・2000くらいから始めて、段階を踏んでから4000にチャレンジって言うのがいいかも。
それでもまぁ時間をかければ4000はクリア出来ると思うので、恐れずにやってみよう!
そんなこんなで、またやりましょう。