『ゴール裏もバックスタンドもメインスタンドも、全部ひっくるめてホームスタジアムだろ!?』


今回で三回目となりました、ファジアーノ岡山の試合をゆる~く振り返る『スタジアムに恋して』
何とか、4月前半までは続けることができました。これも皆様のご声援のお陰です!(早速、読者に媚を売るスタンス)
相変わらず、途中で飽きるほど、長いです。長くて目が疲れるから気を付けろ!間違いない!(ネタが古い)


今回も最初に断りを入れさせていただきますが、知っている方は知っている通り、自分はスタジアムに行っている時は、バリバリのゴール裏住人です。
試合を見ているけど見ていない、帰って来てもDAZNではダイジェストぐらいしか見ない人間のため、フットボールについての知識量は猫の額、猫に小判です。
引き続き、自分の主観的なところや空気感を前面に出した振り返りとなりますので、戦術論や選手起用論については、別のブログを見ていただければ幸いです。
サッカーなんか分からなくても、サッカーについて語って、何かを発信しても問題ないだろうと言う趣旨のもと、更新していきます!


それでは、4月前半に行われた、きまぐれオレンジロードの第7節から第9節までを…プレイバック!(土曜深夜の音楽番組のノリで)

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明治安田生命J2リーグ 2018 第7節
4月1日(日) 14時04分キックオフ シティライトスタジアム
ファジアーノ岡山 0-1 愛媛FC

得点:22分・河原和寿(PK)

公式サイトでの試合速報
http://www.fagiano-okayama.com/game/live_2018040108.html


前節のヴァンフォーレ甲府戦に続き、ホーム・シティライトスタジアムでの二連戦!そして、オレンジ三連戦の初戦!
相も変わらず、今回も仕事の都合により、前半途中から参戦。
『U-19日本代表のインドネシア遠征に選出された阿部海人選手がスタメン復帰!』と思いながら、Cスタに直行!
スタジアムに到着して、スコアボードを確認すると、0-1の表示。
ハーフタイムで確認したところ、前半22分、濱田水輝選手が与えてしまったペナルティキックを、河原和寿選手に決められ、今季初めて、先制点を許してしまったとのこと。
後半、何度も押し込む展開がありながらも、あと一歩のところでゴールラインを割ることはできず、試合はこのまま0-1で終わり、今季初の無得点試合で初黒星。
しかしながら、2位との勝ち点差により、負けながらも、首位をキープと言う状況となりました。


この試合の直前、イ・ヨンジェ選手と塚川孝輝選手が怪我で離脱と言うニュースもあり、少し心配していたところもありました。
結果として、この試合は負けてしまいましたが、チームとしては、攻守ともに機能できていたとも思ったので、心配は杞憂に終わったかなと言うところです。
代わりに入ったであろう、仲間隼斗選手や末吉隼也選手も、そのために準備をしているでしょうし、ここがチャンスと思うところもあるでしょう。
また、82分にその末吉選手と交代で途中出場した大竹洋平選手、やはり10番を背負う男、大竹選手が戻って来たのを見て、頼もしく思った人も多いでしょう!
大竹選手は終盤の混戦で、ゴールラインこそ割りませんでしたが、枠内への鋭いシュートを立て続けに打ちましたし、これからの楽しみが増えたところはありますよね!

それにしても、ペナルティキックのシーン、一森純選手もコースを捉えていたのですが、するりと脇をかすめていったのは悔しいところ。
しかし、他の決定的なシーンを抑えていますし、今シーズンここまでスタメンでゴールを守っていると言うのが、集中力をさらに高めている印象がありますね。
もちろん、ここまで失点2と言う数字を残しているのは、一森選手のスーパーセーブだけではありませんけども、やはり頼もしい!


愛媛FC、ここまで1勝5敗の勝ち点3、前日に行われた試合結果から、暫定ながら最下位と言う苦しい状況で、このシティライトスタジアムに乗り込んできました。
ファジアーノにとって、このホーム・Cスタでの愛媛FC戦は、相性が悪い相手。とは言え、このまま首位を走り、J1に昇格するのであれば、その相性を超えていかなければなりません。
そうは思いつつも、抽象的な言葉になってしまいますが、最後の最後、そこで『ここで勝つ!』と言う気迫は、愛媛FCが上回ったのかなと。
ところで、と言うよりか、実は監督に間瀬秀一さんが就任してから、ファジアーノは愛媛FCに勝ったことがないんだとか。
いやはや、そう聞いてしまうと、興味深いと言うか、面白いと言うか。
しかも、今季は眞中幹夫さんもヘッドコーチに就任しており、そう思うと、愛媛FCに勝利に拍手を送りたくなってしまうかも?
そうそう、玉林睦実選手も79分に途中出場しました!


そう言えば、試合後、審判団が退場する際にブーイングが巻き起こっていましたね。
濱田選手のペナルティキックを与えてしまったファウルも、贔屓目で見るところがあるにしろ、映像で見ると『厳しいかなぁ』と思ったりはします。
もちろん、レフェリーの判定とは関連が薄いところで、チャンスもあったので、そこで決めていればと思うところはあります。とは言え、こちらが負けている時は少しでも有利になってほしいとは考えちゃいますよね。
またこの試合、前日に行われたJ1第5節の川崎フロンターレvsサンフレッチェ広島、鹿島アントラーズvs北海道コンサドーレ札幌の試合において、誤審があったとされたため、見ているこちらは、必要以上に構えてしまっていたところはあったのかも。
もしかしたら、選手にも見えないところで影響があったかもしれませんし、そんな中でのレフェリングと言うことで、審判団もナーバスな心境だったのかもしれません。
お互いが意識しすぎて、難しくしてしまったのかもと、試合後に様々な意見を見て、考えました。あくまで、個人的な推察ですし、そう言うことに左右されないのがプロでもあります。
後に歴史を振り返った際、今シーズンはもしかしたら、そう言う点について、ひとつのターニングポイントになるかもしれませんね。


事前にアナウンスがあった通り、試合後に、3月26日でファジアーノ岡山代表取締役を退任し、3月27日からJリーグ専務理事に就任した、木村正明さんの挨拶が行われました。
勝利で木村さんの挨拶を迎えることはできませんでしたが、挨拶そのものは、木村さんの人柄が出た、素晴らしいものだったと思います。
これまで木村さんが築き上げてきた、“岡山馬鹿”を体現するかのように、多くのサポーターが木村さんの言葉を最後まで聞き入っていました。
また、愛媛FCサポーターが、移動時間の都合もある中、数人ほど残り、木村さんの挨拶を聞いていてくれて、一緒に送り出してくれたのは、ありがたかったです。

ファジアーノ岡山スポーツクラブと、木村正明の物語はこれからも続いていくだろうし、また交わる機会もあるだろう。
今日は別れではなく、新たな出会いへの第一歩になる。さよならは別れの言葉じゃなくて再び逢うまでの遠い約束の言葉なのだから。

本当に最後になりましたが、木村さん、ここまでありがとうございました!
次にピッチで会う時は、優勝シャーレを受け渡す時ですよ!(笑)

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明治安田生命J2リーグ 2018 第8節
4月8日(日) 14時03分キックオフ デンカビッグスワンスタジアム
アルビレックス新潟 0-1 ファジアーノ岡山

得点:71分・齊藤和樹(PK)

公式サイトでの試合速報
http://www.fagiano-okayama.com/game/live_2018040809.html


ファジアーノ岡山、デンカビッグスワンスタジアム初見参!そして、オレンジ三連戦の二戦目!
前節の愛媛FC戦で今季初黒星を喫したファジアーノにとって、仕切り直しの一戦となります。
自分は第8節にてようやく、アウェイ初参戦を果たしました!もちろん、仕事は繁盛期ながらも、翌日と合わせ連休を確保してました!(翌日からまた大変だった)
深夜に出発するツアーバスで片道約10時間、こう言う移動をしていると、アウェイ遠征って感じがしますよね!

試合は前半からファジアーノが攻める時間帯も多いものの、最後の最後でこじ開けられず。
お互いに決め手を欠いた状況ではありましたが、71分、伊藤大介選手のアグレッシブな突破から得たペナルティキックを、齊藤和樹選手が落ち着いて決め、加入後初ゴール!
これがそのまま、決勝点となり、1-0で仕切り直しの勝利!6勝1分1敗の勝ち点19で首位キープとなりました!

帰って来てから、DAZNのハイライトを見ましたが、仲間隼斗選手の動きがキレッキレでしたね。何なんですか、あの、ターン・さらにターン!
徳島ヴォルティスとの開幕戦、途中出場でいきなり、一発レッドカードで退場しちゃいましたが、そのイメージを完全に払拭しましたよね!
今回、ペナルティキックは齊藤選手が蹴りましたが、仲間選手の加入後初ゴールも、近いうちに見れそうな感じはします。
と、現場では割と、イージーなミスから攻め込まれているようにも見えましたが、アルビレックス新潟を相手に、最後の最後までゴールラインを割らせなかったと言うのは強みになりますよね。
DAZNの実況でも言われていましたが、6勝のうち5勝が1-0のウノゼロ。
元々サッカーは、先制点を取れば、試合を有利に進められますが、堅守が持ち味ともあれば、ファジアーノに先制点を取られるのは、相手にとってすごく嫌でしょう。
最初からこのイメージを相手に植え付けることで、逆にこちらが先制点を取りやすくなるのではないかなと。
得失点差を考えればやはり、得点は多いに越したことはありませんが、ウノゼロで勝ち続けることで与える相手へのプレッシャーもあり得ると、サッカー素人は思うのです(しみじみ)


アルビレックス新潟ですが、JリーグYBCルヴァンカップ第3節の横浜F・マリノス戦から中三日での試合が影響していたとも思ってしまうところはありました。
ルヴァンカップ第3節こそはホームゲームではありましたが、前週のJ2第7節、ロアッソ熊本戦はアウェイでしたし、そこから中二日でのルヴァンカップ、そして、中三日でのJ2リーグ戦。
J2第6節でのヴァンフォーレ甲府戦の時にも思いましたが、この辺りは、J2リーグ戦とルヴァンカップ参加の難しさを実感してしまいますよね。
しかしながら、スタメンだった安田理大選手と矢野貴章選手、途中出場だった小川佳純選手と田中達也選手、そして、最後に入って来たターレス選手は脅威を感じるところはありました。
それにしても…と言っても良いんでしょうか、この試合でアルビレックスのゴールを守ったアレックス・ムラーリャ選手、見た目が完全にストリートファイターシリーズのザンギエフなんですけども!
個人的には昔、清水エスパルスで大活躍したシジマールさんが好きだったので、外国人ゴールキーパーは大好物です(笑)


そうそう、終盤の混戦であった、赤嶺真吾選手の手にボールが当たったシーン。
『ハンド』とは言いますが、ボールを手で触れてしまうファウルの正式な名称は『ハンドリング』、手にボールが当たったことではなく、意図的にボールを手で扱うこととなります。
その辺りの判定はレフェリーの判断に委ねられるところが大きいですが、あれは不可抗力で当たったと判定されたため、“ハンドリング”としてのファウルは取らなかったのではないかと、自分は考えています。
ただ逆の立場だと、状況的にも『あれは取ってくれー!』と思うのは間違いないでしょう。
前節の愛媛FC戦でも思いましたが、一瞬で数多くの公平な判定を即座に下さなければならないレフェリーは本当に難しいものですね。


と、デンカビッグスワンスタジアムは今回、初めて訪れたスタジアムだったのですが、やはりワールドカップが開催されたスタジアムとだけあって、環境が凄く良かったですね。
後に追加された国際基準を満たす陸上トラックがあるとは言え、アウェイサポーター席からピッチまでは距離は感じず、ほとんど、専用スタジアムのような印象はありました。
時間がなくてできなかったのですが、試合によってはアウェイサポーターでもコンコース一周してスタジアムグルメ巡りもできますし、一階(アルビレックス公式としての呼称は一層目)も奥は二階(二層目)の下になって、雨には濡れませんしね。
また、ワールドカップが開催されたスタジアムだからこその、スタジアム記念館は凄く良かったです。やっぱり、羨ましいですよね~
ただ、この試合は途中で雹が降り出すほど、不安定な天候だったためか、コンコースに風が吹き荒れて、スタンドの方が寒くないと言う状況でした(笑)
それにしても、あんな大きなスタジアムで、アウェイ恒例の桃太郎チャントを静寂の中で轟かせたのは、凄く気持ちよかった!
静寂だからこそ、何かしらのレスポンス、桃太郎チャント返しがあると思ってしまいました。少し残念だったかな?


最後になりましたがこの試合には、ファジアーノ岡山のホームタウン推進室室長を務め、2016年度で退職された上條仁志さんと、2007年から2012年までファジアーノ岡山に在籍(2011年7月から12月まではV・ファーレン長崎、2012年はブラウブリッツ秋田に期限付き移籍)し、現在はアルビレックス新潟の普及コーチに就任している野本安啓さんが、わざわざ挨拶に来てくれたとのこと!
上條さんは出身は埼玉県で今も関東でお仕事をされていると伝え聞いていましたが、新潟大学を卒業し、ファジアーノで働かれる前は三条市役所に勤務されており、新潟はある意味、庭みたいなものなのでしょう。
また、野本さんはそもそもで新潟市の出身であり、2012年で現役を引退したのち、アルビレックスのジュニアユース、レディース、U-18のコーチを歴任して、新潟に根をおろしています。
そう思うと、ここで二人と会うのは、偶然ではなく必然と言えるのですが、やっぱり、縁を感じてしまうところはありました。
思い出話をし過ぎるのは良くはないかもしれませんが、嬉しく思ったのもまた事実です。またどこかで会いましょう!

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明治安田生命J2リーグ 2018 第9節
4月14日(土) 16時03分キックオフ NACK5スタジアム大宮
大宮アルディージャ 1-1 ファジアーノ岡山

得点:9分・大前元紀、54分・上田康太

公式サイトでの試合速報
http://www.fagiano-okayama.com/game/live_2018041408.html


ファジアーノ岡山にとって、2015年以来となるNACK5スタジアム大宮はアウェイ二連戦のふたつめ!そして、オレンジ三連戦の最終戦!
前週、仕事が繁盛期なのに、試合当日と翌日に連休を取り、『もうやめて!とっくにあれっくすさんの今週の休みのライフはゼロよ!』の状態。
と言うことで、自分は仕事のため、参戦できず。NACK5スタジアム大宮、ファジアーノ岡山ネクストの天皇杯も含め、今回で三度目になるのに、未だに行けず…
しかしながら、休憩に入るタイミングがちょうど重なり、試合の最後の最後だけはスマートフォンにてDAZN観戦しました!
最後の最後だけと言いますが、DAZNの視聴アプリを起動したのは本当に最後の最後、ラストプレーとなった、アルディージャのコーナーキックを凌いだところだけですけども(汗)
『返してくれー!』と叫ぶようにスマートフォンを握り締めていましたが、最後の最後、本当に跳ね返すことができてよかった!

と、試合結果は1-1の引き分け。
前半の立ち上がり9分、河面旺成選手のクロスは濱田水輝選手がしっかりと跳ね返すものの、こぼれ球を拾った横谷繁選手のシュート性のボールに嶋田慎太郎選手が逸らし、そこに大前元紀選手がヘッドで合わせ、先制されてしまう。
その後は、アルディージャが先制したとだけあって、余裕を持った攻めで押し込まれる時間帯も多く、何とか跳ね返すシーンもありました。
そして、後半立ち上がりとなる54分、上田康太選手が良い位置で得たフリーキックを直接、ゴールに叩き込み、同点!
これは映像で見ても、『すげぇ!』と思ったので、スタジアムで目の前で見た人は、まさに言葉にならなかったでしょう!
その後は、一進一退の攻防のシーンもあり、ファジアーノとしては、途中出場でピッチに入った赤嶺真吾選手と福元友哉選手の枠を捉えるシュートもありましたが、相手ゴールキーパーの笠原昂史選手の攻守に阻まれ、勝ち越し点はならず。
結果は引き分けではありますが、先制されて追いついての引き分け。勝ちが一番ではありますが、ここはアウェイで勝ち点1を掴み取ったとポジティブに捕らえましょう!


相手の大宮アルディージャ、J2第7節の松本山雅FC戦を2-3、J2第8節のレノファ山口FC戦を1-2と、アウェイ二連戦で二連敗を喫して帰って来たホームゲームと言うことで、『勝つ』と言うプレッシャーは感じましたね。
実際、こちらの一瞬のミスと言うよりも、ほんの僅かな隙を見逃さず、先制点に繋げたわけですし。
ただ、チャンスがあれば積極的に押し込んでいたとは言え、堅守が武器と称される今のファジアーノを相手に、1得点で少し緩んでしまったと言うところはあったかもしれません。
J2第9節終了後現在、アルディージャは2勝2分5敗の勝ち点8で19位と、非常に苦しい状況にあると言えますが、J2リーグ戦もまだまだ前半戦です。
アルディージャはここから巻き返し、じわりじわりと着実に勝ち点を積み上げていくことでしょう。
ホーム・シティライトスタジアムでの対戦は11月17日に行われるJ2第42節、つまり最終節となります。
お互いに、“J1昇格”がかかる試合になる可能性が高いでしょう。まだかなり先のことになりますが、楽しみにしたいと思います!


この試合、ファジアーノにとっては、上田康太選手のフリーキック一発と言ったところでしょうか。
チャンスも多かったのですが、あの場面できっちり決めれるのは、大きな武器になりますし、相手にもプレッシャーを与えることができます。
しかしあのゴール、上田選手が蹴る直前まで、キャプテンの喜山康平選手が壁の位置について指示を出しているんですよね。
上田選手が蹴るのか、伊藤大介選手が蹴るのか、それとも喜山選手が蹴るのか。そして、直接狙うのか、誰かを使うのか。
また、前半20分に同じような位置で、上田選手が同じようなコースを蹴っているんですよね。上田選手もここで一つ、精度を調整したのかもしれません。
あの場面、ゴールキーパーとしては、上田選手があのコースを蹴ると分かっていて、惑わされたとまでは言わないにしても、判断を一瞬だけ遅らせてしまったのかなと思います。
ジュビロ磐田在籍時、日本サッカー界のレジェンドと言われ、日本一のフリーキックの名手でもある中村俊輔選手とポジションを競った男だと言うことを、改めて、認識しましたよ。
この上田選手の同点弾、恩返し弾と言われますが、実はNACK5スタジアム大宮ではゴールを決めたことがなかったらしく、まさかの初ゴールとなったそうです。This is Awesome!

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個人的なピックアッププレイヤー!その3

背番号28:加藤健人選手

2014年にユースチームとなるファジアーノ岡山U-18から加入し、今シーズンで在籍5年目となりました。
加藤選手と言えば、2008年にファジアーノがJリーグ加盟条件の一つであるユース(U-18)チーム整備のために発足させた、ファジアーノ岡山U-15の一期生。
そのまま、U-18に昇格し、育成年代の計6年間、主将を務めた、その後、トップチームに加入したと言う、まさに生粋の雉戦士です。
ある意味で、今のファジアーノにとって最も長く、ファジアーノのユニフォームに袖を通している選手になりますね。
2016年にはJ2開幕戦となったレノファ山口FCとの試合に途中出場し、Jリーグデビューを果たしていますが、まだまだ物足りないと思ってしまいます。
育成組織からも含めて、トップチームよりも、2016年シーズンをもって活動を終了した、ファジアーノ岡山ネクストでの登録の方が多いとは言え、やはり、岡山生まれ岡山育ち。
2012年に行われた第36回全国地域サッカーリーグ決勝大会に出場した際は、最年少ゴール記録を塗り替え、ファジアーノ岡山ネクストでは最終的に、番号が空いていたと言うところもあったでしょうが、10番を背負いました。
選手層の厚さや本人の怪我など、様々な状況が彼への困難として立ち塞がっていますが、ファジアーノ岡山ネクストから見始めたサポーターとしても、彼なら絶対に乗り切れると信じています。
2014年の加入の際には、U-18から4人の選手と共に加入し、その後も、U-18からの加入選手はいましたが、今ではもう、U-18からの加入選手は加藤選手一人となりました。
また、ファジアーノ岡山ネクストに最後まで在籍していた選手としても、ゴールキーパーのイ・キョンテ選手と含め二人です。
個人的に加藤選手に対し、色々な物を背負っているように見えてしまっているかもしれません。しかし、だからこそ、応援する理由にもなり得ると思うんですよね。
満員のシティライトスタジアム、その歓声を受けてピッチを縦横無尽に走る加藤選手を自分は見たいですし、それは加藤選手もそれを目指しているはず!

岡山の誇りを魅せてくれ、加藤健人!