人生にしなやかなブレイクスルーを。
Riecoです。 
内視鏡を入れてから、
まだお腹の具合が良くなくて
ゆっくり過ごしておりました。 
先日、病院の待ち時間を縫って
本屋さんをパトロールしていたところ
ちょうど映画の宣伝も兼ねて
小さなコーナーが設けられていて
こちらの本を見つけました。
ふと、宣伝用のテレビから流れて来た
一つの言葉に
私の記憶が一気に蘇り
鼻の奥がツーンとしたんです。
思わず、そのまま涙が
こぼれ落ちそうになりました。
世の中には、
すぐわかるものと
わからないものがある
まだ本を読んでいない私にも
その意味が十分に
手に取るようにわかりました。
小さい頃、
なんでこんな家に生まれたのか
自分の生い立ちを呪ったこともありました。
でも、時が経って大人になって
人の痛みを感じられるようになり
人との繋がりを学び
ささやかな幸せを大切にできるようになりました。
転職を何度も繰り返し
一体、自分は何者なんだと、
人生のどん底で這いつくばって
踏ん張った時期もあります。
それから今では自ら会社を起こし
お仕事をいただくようになりました。
離婚した悲しさから
もうこの世から消えてしまいたいと
思ったこともありました…。
あれから14年の時が過ぎ
また最愛のパートナーと出逢い
ふたたび、夫婦として暮らしています。
日々、生きていると
色んな失敗や憤り、焦りもあるけれど
起こること、存在するもの全てに
意味があり
気づきがあり
繋がっているということ。
当たり前のことなんて、一つもない。
日日是好日（にちにちこれこうじつ）。
天気の日も、雨の日もすべて良い日。
すぐにはわからないからこそ
希望があり、
すぐにはわからないからこそ
愛おしい。
人から貰う愛情や
思いやり、気配りなんかも
後になって
そうだったのか！と
腑に落ちる時もありますよね。
人生は
色んな仕掛けに満ちている。
だからこそ
諦めないで欲しい。
この本は一見、お茶の本のようですが
季節が巡るように
人生を生き抜くための教本です。
もし今、あなたが
人生でとても困難な状況にあっても
その一瞬の感情だけで
最悪の判断・決断だけはしないで
自分を大切にしてあげてくださいね。
やっぱり私は、
人生につまづき転び
それでもまた再び起きて歩き出す人を
こころの底から、応援したいと思っています。
先日、お亡くなりになった樹木希林さんが
限りある命の時間の中で
この映画への出演を選択されたことについて
少し考えました。
命を燃やし、土に還るさままで
繋げて見せてくださったこと。
1人の女優さんとしての命の終い（しまい）方に
グッと胸が熱くなりました。
ご冥福をお祈りします。
思い出したら、またちょっと
泣けてきたなぁ・・・。 
11/17(土）～
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今日もGood Feeling ！
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