はぁ。。。

タカタ先生にバレてしまった。。。

めちゃくちゃ失礼なことをしたんが 一瞬でバレてしまった。

仕方ない。

いきなり引き当てて 超ウルトラ激爆 気まずかったのよりは まだダメージが小さい。

 

お互いに。 (多分・・・。)

 

となれば、コッソリ受診すませて 次までに

「もしかして バレたかなショボーン? 」と心配を募らせるより、

「思いっきり ハッキリ バレてる」方が ええやないか。

 

もう開き直ろう。


次だ、次。

 

来週の、娘の受診で 何て言おう。

知らん顔して笑顔でオワリとか。

 

・・・ムリですね、ハイ。

 

開口一番謝ろっかなぁ。

でも何て?

謝られても困るかも?

何て言い訳する?

「こないだはすみませんでした。」

の一言でいいんでない?

先生の方もきっと、何となく理由は気づいてるよ。

何か不満がありそうだって。

もしくは

「この母親、医学知識も少しはあるし、変なプライド持ってて、トップの先生に会いたいんだろうな」 とか。

こないだの時点で、何かは思われたに違いないんだから。

 

すみません、で きっと大丈夫。

 

そう思ってみても、不安がぶり返す。

先生がムッとして いつもより 明らかに冷たい 診察シーンを想像したり、逆に何事もなかったように笑顔で進むけど 心中穏やかならず なシーンを想像したり、とにかく妄想ばかりして何も手に付かないでいた。

(普段は何でもちゃんとやってる みたいな表現でごめんやけど。やってないで。)


( で、全然開き直れてないな。)

 

は~どうなってしまうのか。


ため息ばっかりついた。


食欲もなくなった。

 

娘の治療は続くわけだし、食物アレルギーを何とか良い方に向かわせるには あの病院に通うしかない。

今、タカタ先生に見放されたらオワリで、何としてもそれは避けたい。

先生、最初から熱心やったし、見捨てたりはされないと思うけど…。

 

次回はとにかくタカタ先生のおっしゃることを聞いて、その通りにやってみよう。

それでどうしてもうまく行かないなら、その次の機会に面と向かって「プロアクティブをやめたい」と直談判してみよう。ひょっとしたらその頃にはナベアツ先生という天からのご教示があるかもしれないし。

ないかもしれないけど。

 

散々妄想の末、次回は

一発目に謝って、あとはいつも通り。

指示には逆らわずに、とにかく従う。

あと、なるべく笑顔で!

という結論に達した。

 

娘の肌はイマイチなまんまだった。

そんなに悪くはないけど良くもない。

足や腕が時々悪化する。

 

今年、肩出しTシャツって流行ったやん?

私、小さい子が肩出しても全然魅力的でないと思うけど。可愛いって感じの雰囲気でもないし。

で、あれ、見るからにアトピーに良くない。

肩の辺りでペラペラ切れ目が動くから、刺激になって痒くなる。

見ただけでもそれが分かるから、絶対買いたくなかったんだけど、娘の押し (というか泣き落とし) に負けて購入してしまった。

 

何でも100%ダメダメ、とはしないようにしている。

普段から、色んなことに注文をつけているから・・・。ビタミンD食え  もそうやけど、それ以外にも。


こんな。

 

・ 汗かいたらすぐシャワーしろ。1日何度でも。

 (→ もちろん無視すること多数やけど。)

 

・ この服は痒くなるからダメ。

 (→ 頂いた服とかね。よく勝手に着てはるけど。)

 

・ 髪は伸ばしてまとめる。下ろしちゃダメ。

 (→ よく勝手に下ろして楽しんでる or バッサバッサ振り乱してるけど。)

 

・ 前髪を下ろすとおでこが痒くなるからワンレンにして、おでこは開けておく。

 (→ こないだ自分で前髪切りよったーびっくり

夏休みのある朝、いや昼頃あせる起きたら娘のおでこの上方で、すんごい短い毛髪群が踊ってた音譜イヒポーンガーンニヤニヤいやはや。)

 

ね。色々あるでしょ?

ただでさえ、食べたいものが食べれていないのに、自由におしゃれできなくて不満だろうし、あまりにがんじがらめにすると後々大変な親子関係になりそうだから、なるべく、娘の要求も受け入れるようにはしてるの。


んで


涙を飲んで~ 肩出し買ったー

固唾を飲んで~ 見守ったー

結果~  悪化~

母の~食欲~ ますます失せた~

(「青春の肩出し」より。ウソ。イルカの曲とか似合いそうでない?)

 



短パンやスカートも、特に夏場はモノによって刺激になりやすいらしく、時々ガリガリ搔いてしまって、部分的に悪化しては治療していた。

 

腕や足の良好なコントロールは 非常に難しかった。

 

ほとんど悪化したことのないお腹 ( と胸部 )、背中のステロイドを思い切ってやめていた( プロアクティブ療法(10) 参照)。

こちらは特に問題は起こらなかった。

少なくとも体幹のステロイドはやめられる!

ワタシの3ヶ月以上にわたる 塗り薬日誌のおかげや!!!

と誇らしく思ってたところにハプニングが起きた。


ある日の夕食後。

じんましんか何かのようだった。

突然、お腹や背中を「かゆいかゆい~えーんえーんえーん」といって掻きまくる。原因は分からない。

とにかく痒いらしく、力任せに掻きむしってしまった。


血が出た。

 


せっかくキレイだったのに。



せっかくうまく行ってた部分だったのに。



この数ヶ月努力してきて  ここだけは、せめてもの成果やったのに!!!!!

 

受診は4日後に迫っている。

完全にキレイに治すことは難しい。

足や腕にも小さな傷がある。

状態が良かったフリをすることはできない。

 

完全敗北……。

完敗と世間では呼びますか。

もう どうでもいいっす。

 

”好き勝手に塗って悪化したら

先生に主導権を渡すこと。”

これは先生と決めた約束だ。

もう私に塗り方について 口を出す資格はない。

何を指示されても ハイしか言えない。

タカタ先生の言うことを聞こう。

もう、あれこれ悩むより、お任せする方がラクかもしれんで?

 

でも・・・・・・。

先生、ほんとにうまく治せる?

娘、自由に搔く子だよ?

ちゃんとステロイド強いの塗ってる時だって 何度も悪化したんだよ?

きっと 副作用出るよ?

それでも先生的には完全キレイに治すことを優先されると思うけど・・・。


もう、、、娘が掻いてるの、見るのつらいよ、、、。

泣きそうだよ、、、。

 

どうしてこんな治療法が出てきたんだろう。

昔のように「なったら治す」で充分じゃない?

 

顔だけは、ずいぶんと良くなったと思う。(口周りを除いてね。)

ずっと続けていたマニアック医院は、ものすごく薄めた Ⅴ 群のステロイドしか出さないから、ずっとおでこの治りが悪かったのだけど、Ⅳ群のステロイド塗って治してからプロトピックに切り替え。これですごくキレイに落ち着いている。なので、本当に安全だとしたら、相当良い方法だと思った。プロトピック、素敵です。

 

でも身体は……。

想像してたんとだいぶ違った。

もっともっと うまく行くと思ってた。

 


「プロアクティブ療法   失敗」

 

「プロアクティブ療法   うまく行かない」

 

そんなワードを何度も検索した。

 

あんまり自分には 参考にならなかったショックショックショック

 

みんなはどう?

みんな、うまく行ってるの?

 

そんなに良い治療法?

 

日本ではまだ小児には数年しかなされてないみたい。ここに来て急速に広まった療法とはいえ

実績足りてないんじゃない?

もっと何年もやって大規模にデータ取ったら

 

「小児には そんなに良くなかった」

とか

「小児の半分はうまく行くけど 残りの半分はムリ」

とか

「10年以上やったら副作用が出るから推奨できない」

とか

「うまく行くかは子どもや親の性格による」

(↑これ 最も統計取れなさそうやけど 最もありそうな気がするヨ照れ)

とか

 

ならない?

 

もう、毎日「ハーッ」てため息ばかりつきながら、皮膚炎を無理やり抑えて抑えて、1週間。

ついに怖れていた タカタ先生の受診日を

 

 

迎えた・・・滝汗滝汗滝汗