娘の治療がいまひとつ、言われた通りにはうまく行かず、副作用らしい多毛が出てきてる、と思った。
部分的に再発があると告げると、全身また強めのステロイドを塗れと言われるのが怖い・・・。
 
他の医師はどうやっているのだろう?とネットで検索しまくったり、
ご主人が小児科医でプロアクティブ療法もされている友人に相談して、塗り方を聞いたりした。(その方は、悪化したところだけ 部分治療をしていると言っておられた。参考になりました。ありがとうございます。m(__)m m(__)m m(__)m )
 
どうやら世間では悪化時に 部分治療をやっている先生もいるらしい?!かも?!
 
ここは主張してみるか?!キョロキョロ
 

予約外で受診した外来。2時間待ったが覚悟の上だった。

いつもの曜日だったせいか、タカタ先生に診てもらえた。
 
私「あの、毛が濃くなってきたように思うんですけど。副作用じゃないかと。」
 
タ「どれですか? …これ?  ふつうじゃないですか?」
 
私「え…?そうですかね…?」
 
運良く ( 悪く?!)、タカタ先生よりベテランっぽい先生がそばにおられて診て頂けた。
 
ベテランっぽい先生 「うーん…普通じゃないですかねぇ。」
 
私 「そうですか…。」
 
タ 「今まで掻いてて、毛がなかったからですよ。」
 
私 「ですかね・・・・・・。」
 
納得は行かなかったが、2人の医師に言われては立つ瀬がない。
多毛の主張はやめて、治療法の相談へ。
 
私「あの・・・。ステロイドのレベルを下げたいんですけど。」
 
タ「え?8才でこれは通常の強さですよ。」
 
私「でも……。私の手に副作用が出ていてショボーン。(長く使っているから皮膚が薄くなっている。)
なるべく強いのを塗りたくないんです。」
 
タ「なるほどね…。」
 
私「あと・・・・・・。1ヶ所悪くなったら部分的に治療して、全身は週2回を続ける とかはダメなんですか?」
 
タ「それはダメです。」
 
私「でも・・・・・・。そうやってる先生も・・・おられますよね?」
 
この時、人生の中でも かなり緊張MAXだったことを告白します。
少なくとも婚姻届を出した瞬間の100万倍は緊張したと思う。
( あの時も、ダンナになる人が 直前に印鑑を忘れたとかホザキ出して、ほんまのほんまにこの人でいいんかい?とドキドキしたのは事実。)
(離婚届だったら、何倍なのかな? 離婚の方がエネルギーがいるみたいよね。)
けっこう何でもストレートに言っちゃう私だが、医師に物申すのは別。
ふだんパートでゆる~く医療職をやっている。医療職に就いてみて、改めて感じたこと。
 
自分は無力である。
 
命も救えない。
ばかりか、ほとんど何もできない。(そりゃあ もちろん、今の、患者さんの役に立ったかも?て思うことは時々あるよ。)
その無力感は、同時に医師への尊敬となって私に返ってくるのだった。
医師は日々、命を直接救っている。
 
自分には、できない。
 
それは自分がどう頑張っても覆すことのできない事実であり、タカタ先生もまたその医師であった。
先生の治療法に異を唱えることなんて、ふだんの私には、、、。できないとは言わないが、とてつもなく厳しめの課題だった。
 
しかし、娘のために、ちょっと塗りすぎているかも?しれないステロイドを減らしたい。
(自分の手は、まあ手袋で防げばいいのだが。)
 
とにかく、勇気のいる作業だった。
 
(先生、どう思われたかな・・・・・・?
怒ったかも・・・コワ・・・ガーン。)
 
タ  「・・・・・・。分かりました。いいですよ。お母さんの思うようにやってみて下さい。
 
私 「はい。。。すみません。。。
       (いいんやびっくり!意外にもアッサリ!)
 
既に医療職なのはバレていて、専門的な会話も少し交わしたり、この母、やると約束したことはちゃんとやってくる と分かって来たこともあるのかな。
 
それとも 。
 
「このアマうるさいから 一度やりたいようにさせんと 言うこと聞かんやろぼけー
 
ぐらいに思われたんかも。
 
理由は分からないけど、とにかく🆗を頂いた!
 
ラッキーニコニコ
 
タ「ところで、ビタミンDは摂ってますか?」
 
私「ハイ。(記録を見せて) こんな感じです。」
 
タ「えー!すごいびっくり!すごいですね、これびっくりびっくり!お母さん、天才爆笑!」
 
一気に場の空気が緩んだ。
しかも ほめられたぜ!
 
やったね爆笑爆笑爆笑
 
私「これをやると、娘がやる気を出して 色々食べてくれたんですよ。
 
それと。
 
何だか私の調子が良くなってきたんです。」
 
タ「そうなんですかびっくり。大人のアトピーへの効果はまだ論争中なんですけどねぇ。お母さんはどのくらい食べたんですか?」
 
私「娘と同じです。」
 
タ「これね、大人は 50 なんですよ。」
 
私「!!!びっくりびっくりびっくり 50は・・・・・・無理です!」
 
タ「実は僕もやってみたんですけど、結構大変ですよね笑い泣き。」
 
私「びっくりびっくり!  ハイ。。。しらす、あんきも、しらす、あんきもって。本当に大変でした笑い泣き。」
 
タ「きくらげとか、けっこう良くないですか?」
(注:きくらげは本当にたくさんビタDを含む)
 
私「はい。。。でも戻すんが面倒で照れ。」
 
タカタ先生、エライな と思った。
 
「タバコやめなさいプンプン」って指導しながら 自分は裏でプカプカ吸う医師もたくさん (?知らんけどニコニコ) 存在する中で、患者に指導するからと、患者と同じようにビタミンDを毎日シャカシャカと食べておられたなんて。(期間は聞かなかったけど。1日とか!まさかね照れ。)
仕事終えて帰宅してから、乾燥きくらげを水で戻して調理とかしてたんかな?と想像すると ちょっと笑えるほっこり
(勝手な想像につき。調理は親御さんや奥様だったりして!)
 
タ「ではビタミンDを測って帰りましょう。
薬の塗り方は任せますが、
もし、ここも、あそこも、と悪くなって来たら、
ボクに主導権を下さいね。
 
私 「ハイ。
 
おっとーーーーー
まさかの宣戦布告?!ドンッ
(そんなんじゃないけど)。
 
絶対に負けられないメラメラ
(戦いじゃないけど)。
 
とにかく、自分の納得行くように 娘の治療をしてみようと心に誓った私であった。
 
娘の毛が濃くない と言われたのは どうにも納得できなかったので、後から比較できるように写真を撮っておいた。
 
(いやらしニヒヒ。)