冷えとりを始めた時、どんな服が良いのかとっても困った。

私はワンピース、タイツか素足、バレエシューズの組み合わせが好きだからだ。
これでは冷えとりで推奨される服装とまるで正反対。

そして何を隠そう私は身長173cm、足のサイズ25cmのレディース衣類難民なのだ。

だから、靴下を重ねばきしても入るレディースシューズなぞ無いし、冷えとりのために好きな格好をやめるのは嫌なので、私は家の中だけ徹底的に(くそださい)冷えとりスタイルにすることで落ち着いている。

冬になったらムートンブーツにして靴下を沢山履いて出かけられるけどね。
(UGGのムートンブーツでカナダでレディースとして最大サイズをゲット)

スパッツ、冷えとり専用靴下、ババシャツ、といった冷えとりグッズは、しるくふぁみりー、スイートサイト、841(やよい)などの通販で購入している。

冷えとり専用靴下だが、今まで様々なものを安さにつられて試してきたが、本家の正活絹が一番良い。まったくしめつけ感がなく、圧倒的に履いてみて気持ちがいいのだ。

スパッツの中で一番のお気に入りはやよいの内絹外綿冷えとりレギンス。スパッツも色々買ってきたが、これがもっとも圧迫感がなくていい。
一度、オーガニックコットンで有名なプリスティンのスパッツを購入したが、私には短すぎた。肌触りは抜群なだけに残念。


おうち冷えとりファッションとして定番なのが、麻かオーガニックコットンのワンピースと麻のズボン。これらの下に靴下、スパッツ、ババシャツをその時の気分にあわせて着込む。

シャツではなくワンピースなのは、お腹と腰を温めるためだ。

オーガニックコットンのワンピースは主に無印で買っている。気心地は良くても、私には袖の長さが足りないのだが。冷えとりでは上半身を涼しくすることが大切なので、許容している。

私は麻の肌触りとサラサラ感が大好きで、年がら年中麻のズボンを履いている。
日本の既製品だと丈が短すぎるものが多く困っていたのだが、香港のマークスアンドスペンサーでぴったりのレディースのリネンパンツを見つけた。

高身長で日本サイズが合わず困っている女性に香港での服の調達はおすすめだ。香港は比較的近場だし、西洋人が多いから服や靴のサイズが豊富で良い。
グアムやハワイなんかもいいかも。
(グアムはかなり田舎だけど。)
カナダで靴を物色したら、私のサイズより大きいものがざらにあって気が抜けた。日本での靴探しの苦労は何だったんだろ…。 



ただでさえ着る服に困っている日本の高身長女子にとって、冷えとりは禁断の果実なのかもしれない。




トロントの公園のリス