THE MANZAI決勝前、博多大吉は「知名度があったから、決勝に出られた」というような発言をしていた。
確かに、そうなのかもしれないと思った。少なくとも、その時は。
彼らがいたほうが宣伝になるというだけでなく、彼らのようなベテランで、しかも売れている芸人に若手が勝利するところを見たいからだ。“新しい笑い”を求めているということなのかもしれない。
しかし、今回は古き良き分かりやすい笑いの博多華丸大吉がぶっちぎりで勝利した。
昨年優勝したウーマンラッシュアワーのような若干とんがった笑いについてこられなかった人にも「漫才って、面白いんだ」って思ってもらえたようにも思う。(番組自体をみていないかもしれないが…)
新しい笑いを求める一方で、スタンダードで笑えるのは、非常に“腑に落ちる”ものだということも同時に痛感した。
お笑いブームが去ってしまった今だけど、また別のお笑いブームを作ってくれるベテランの登場なんじゃないかと、今後に希望をもたせてくれるような気もした。
来年夏に復活するらしいM-1の場合は芸歴10年以下、と決められていたから、若手に夢を与えることが本質だったかもしれないが、THE MANZAIはとにかく、面白い漫才師日本一を決める、という趣旨なので、ベテランが勝つときがあって当然いいはずし、そうあるべきだ。
☆☆
内容に関して触れるとすれば、賞レースの漫才はだいたい4分。
まだ終わらないのかと、長く感じるネタもあるし、笑っている間に終わりを迎えるネタもあるところが不思議だ。
博多華丸大吉は、あと10分くらい見ていたいような内容だった。押し付けがましさがなく、飽きもこなく、そして間のつくりかたが絶妙に力が抜けていた。
間、に関して言えば、学天即の間が危うく感じた。本戦サーキット1位の称号がかえって足かせになったのかもしれない。ネタ的にはとても完成度が高いはずなのに、なんとなく、ハラハラしてしまったのだ。
それはアキナも同様だった。アキナは、恐らく自分たちがウケるパターンをみつけて、それに自信があったから2つ同じパターンのネタをぶつけたんだろう。NON STYLEが優勝したときは、そうだったかもしれない。しかし、アキナには、NON STYLEほどの爆発力は足りなかった。
学天即とアキナは、死ぬほど優勝したいという気持ちが、裏目に出てしまったかもしれない。当然、そういう強い気持ちがないと勝てないんだけど。
一方、トレンディエンジェルは見ていて安心感があった。本人が「殺されに来た(サーキットの順位が低いから)」と言っていたが、いい意味で肩の力が抜けていたのだろう。そもそも彼らは劇場のウケが強いので、緊張感のある場で力を発揮しやすいところもある。
何かの番組で「お笑い芸人は、面白ければ必ず売れる」と松ちゃんが言っていた。(歌手は歌が上手くても売れない、俳優は演技が上手いだけじゃ売れないから)
面白いこと、ただそれだけがどれだけ難しいか、毎年THE MANZAIは気づかせてくれるのだ。
「TOKYO TRIBE」完成披露試写会へ。
「世界初のバトルラップミュージカル」だと監督・演者たちがしつこいほど言っていたが、まさにそんなジャンルの作品。
ストーリーとか特にないんだろうな…と想像して観たら、まさにその通りではあるけど、そんなのどうでもいいくらい画力がすごい。
街ごとつくってしまったというセットから小道具、ファッション、世界観に冒頭から引き込まれ、暴力や殺しがおきまくる荒々しい内容だが、全てにおいて丁寧に作られていて、芸術性が高い。
撮影方法において、視点を思わせるブレブレのカメラは嫌いだったけど、この作品での高所から地面までカメラが回っていく撮影は、めちゃくちゃカッコよかった。
編集もきれいにそぎ落とされていて、タイミングが心地よく、眠くならないいい具合。これ大事。
そして、柱となる「ラップミュージカル」の部分だが、ミュージカルなだけあって、急に歌い出すのに、不思議と違和感が少ない。それは演出力のおかげだと確信している。ふざけるところはふざけて、カッコイイところはカッコイイ。園子温監督の高い技術を体感できた。
俳優陣は、この撮影のためにプロレスラー体型をつくったという鈴木亮平より、YOUNG DAISというラッパーの人が輝いていた。彼が出てきて、歌い出した瞬間、まさに彼がチームを率いているんだと印象付けるくらい存在感があった。
そして映画終了後、一般客と共に鑑賞していた竹内力(狂気満ち溢れるボスの役)が「たくさん宣伝してくださいねー!」と大声を張り上げていたのがかわいかったので、よりよい作品のように感じてしまった。
ところで作品中の竹内力は、叶恭子の巨乳を揉みまくっていた。それでいいんだね…恭子さん…。
この作品を観た後、「私も何か作品作らなきゃ!」みたいに触発され、パワーが有り余ったので、めっちゃ速足で新宿の街を歩いて帰りました。余計、不完全燃焼になってしまったが。
この手の内容でいい映画もあるんだな。すごい。
「世界初のバトルラップミュージカル」だと監督・演者たちがしつこいほど言っていたが、まさにそんなジャンルの作品。
ストーリーとか特にないんだろうな…と想像して観たら、まさにその通りではあるけど、そんなのどうでもいいくらい画力がすごい。
街ごとつくってしまったというセットから小道具、ファッション、世界観に冒頭から引き込まれ、暴力や殺しがおきまくる荒々しい内容だが、全てにおいて丁寧に作られていて、芸術性が高い。
撮影方法において、視点を思わせるブレブレのカメラは嫌いだったけど、この作品での高所から地面までカメラが回っていく撮影は、めちゃくちゃカッコよかった。
編集もきれいにそぎ落とされていて、タイミングが心地よく、眠くならないいい具合。これ大事。
そして、柱となる「ラップミュージカル」の部分だが、ミュージカルなだけあって、急に歌い出すのに、不思議と違和感が少ない。それは演出力のおかげだと確信している。ふざけるところはふざけて、カッコイイところはカッコイイ。園子温監督の高い技術を体感できた。
俳優陣は、この撮影のためにプロレスラー体型をつくったという鈴木亮平より、YOUNG DAISというラッパーの人が輝いていた。彼が出てきて、歌い出した瞬間、まさに彼がチームを率いているんだと印象付けるくらい存在感があった。
そして映画終了後、一般客と共に鑑賞していた竹内力(狂気満ち溢れるボスの役)が「たくさん宣伝してくださいねー!」と大声を張り上げていたのがかわいかったので、よりよい作品のように感じてしまった。
ところで作品中の竹内力は、叶恭子の巨乳を揉みまくっていた。それでいいんだね…恭子さん…。
この作品を観た後、「私も何か作品作らなきゃ!」みたいに触発され、パワーが有り余ったので、めっちゃ速足で新宿の街を歩いて帰りました。余計、不完全燃焼になってしまったが。
この手の内容でいい映画もあるんだな。すごい。
昨日のyahooトピックスに見逃せない記事がありました。
タイトルは忘れたけど、
“ガリガリガリクソンがR-1ぐらんぷり3回戦の会場で大ウケとったにも関わらず、審査員のダメ出しをうけ敗退。
ガリガリガリクソンは「あのウケで何で落ちんねん!R-1なんか2度と出るかヴォケ!」とツイッターでつぶやいた”とのこと。
彼のツイッターやブログにはこんな文章が書かれていました
(ガリガリガリクソンブログより引用)
お前よりあいつのほうが努力してるから
お前よりあいつのほう頑張ってるから
お前よりあいつのほうが苦労人やから
なんやねん、お笑いってライブちゃうんか!!!
こっちはその一瞬に命をかけとるんや!!!
君には努力のあとが見えません。
当たり前や!!!
ピエロがジャグリングのマメみせてどうするんじゃタコス!
君の笑いは卑怯です。
卑怯ってなんじゃ!!!!
(引用おわり)
卑怯って何だろう。
好きじゃないタイプのネタだった、ということを「卑怯」と言ってのけてしまうのか。
面白ければ何でもいいかっていうと、それは分からないけど、もっと別の言い方はなかったのか。
審査員は、何か勘違いをしていないだろうか。
審査員が、どれだけお偉いのか。
ネタを作って、披露して、笑いをとれる人は尊い。
机上でネタだけ作れてもだめで、笑いをとれる人は、本当にすごいのだ。
生でライブを観れば、会場がゆれる感覚を味わえば、それが本当によくわかる。
(ガリガリガリクソンツイッターより )
「(略)ただ、勝ち進んだみんなには心底頑張って欲しい。全員尊敬してる。みんなの思い、無駄にすんなよ。みんな本気なんや。お前らと違って。」
お前ら、というのは審査員のこと。
審査員は、きっと作家さんだと思うけど、いつから上から目線になるのだろう。
批評する人は、なぜか作者や演者より上に立ちたがる。
自分が作りたくても作れないから、でも、お笑いやら映画が好きだから批評を始めたのに、神様にでもなったような言い方をする人がいる。
とはいえ沢山のネタを見て、日々分析しているわけだから、ネタの内容を言うのはいい。誰かが審査しなければいけないのだし。
だけど、「努力」とか目に見えないものを勝手に憶測して、その人のスタイルを完全否定してしまうことには他人事ながら腹立たしさを感じた。
嫌いなら仕方ないし、勝手に嫌えばいいけど、完全否定をする資格はないはずだ。
そういえば、某お笑いスクールにいたとき、学生のときから芸人より作家が上だった。今思えば、不思議な構造だと思う。腰を低くすべき、っていう教えなのかな。
R-1で優勝しても、売れるかどうかは分からないけど、多くの人の目にふれることができる。
だから、みんな賞レースに挑戦するのだと思う。自分の実力を試す意味もあるだろう。
誰かが審査しなければならないので、好き嫌いが出るのは仕方がないこと。
フィギュアスケートみたいに、トリプルアクセルだせば高得点だとか決まっているわけじゃないから、曖昧な判定になるのも当然だ。
だけど、会場を沸かせた芸人に「二度と出るか」と言わせるような賞レースにしてしまっては、ダメなんじゃないだろうか。
それだけは、確かだと思う。
ちなみに、準決勝出場者はこんな感じ。
Gたかし / ウメ / TAIGA / プラスマイナス兼光 / 田上よしえ / 岸学 / ミヤシタガク / トップリード・新妻悠太 / アンドーひであき / おぐ / キンタロー。 / AMEMIYA
桜 稲垣早希 / スギちゃん / もう中学生 / じゅんいちダビッドソン / イワイガワ井川 / 中村涼子 / レイザーラモンRG / 横澤夏子 / サンシャイン池崎 / カートヤング / 西村ヒロチョ / やまもとまさみ / タブレット純 / まなてぃ / くじら / あばれる君 / エハラマサヒロ
藤崎マーケット田崎佑一 / 祇園木崎 / バイク川崎バイク / 小森園ひろし / 三浦マイルド / 中山女子短期大学 / 笑い飯・哲夫 / 馬と魚 / 矢野号 / 雷ジャクソン 高本 / おいでやす小田 / 守谷日和 / ヒューマン中村 / 粗品(霜降り明星) / 藤崎マーケットトキ / 中山功太 / ナオユキ / ヤナギブソン(ザ・プラン9)
きくりん / ルシファー吉岡 / サイクロンZ / ザブングル加藤歩
年末年始によく見かけた注目株は、あばれる君、バイク川崎バイク、馬と魚。
個人的に好きなのは、笑い飯・哲夫、粗品、ナギブソン、ヒューマン中村 。でした。
ガリクソンみたかったよー
タイトルは忘れたけど、
“ガリガリガリクソンがR-1ぐらんぷり3回戦の会場で大ウケとったにも関わらず、審査員のダメ出しをうけ敗退。
ガリガリガリクソンは「あのウケで何で落ちんねん!R-1なんか2度と出るかヴォケ!」とツイッターでつぶやいた”とのこと。
彼のツイッターやブログにはこんな文章が書かれていました
(ガリガリガリクソンブログより引用)
お前よりあいつのほうが努力してるから
お前よりあいつのほう頑張ってるから
お前よりあいつのほうが苦労人やから
なんやねん、お笑いってライブちゃうんか!!!
こっちはその一瞬に命をかけとるんや!!!
君には努力のあとが見えません。
当たり前や!!!
ピエロがジャグリングのマメみせてどうするんじゃタコス!
君の笑いは卑怯です。
卑怯ってなんじゃ!!!!
(引用おわり)
卑怯って何だろう。
好きじゃないタイプのネタだった、ということを「卑怯」と言ってのけてしまうのか。
面白ければ何でもいいかっていうと、それは分からないけど、もっと別の言い方はなかったのか。
審査員は、何か勘違いをしていないだろうか。
審査員が、どれだけお偉いのか。
ネタを作って、披露して、笑いをとれる人は尊い。
机上でネタだけ作れてもだめで、笑いをとれる人は、本当にすごいのだ。
生でライブを観れば、会場がゆれる感覚を味わえば、それが本当によくわかる。
(ガリガリガリクソンツイッターより )
「(略)ただ、勝ち進んだみんなには心底頑張って欲しい。全員尊敬してる。みんなの思い、無駄にすんなよ。みんな本気なんや。お前らと違って。」
お前ら、というのは審査員のこと。
審査員は、きっと作家さんだと思うけど、いつから上から目線になるのだろう。
批評する人は、なぜか作者や演者より上に立ちたがる。
自分が作りたくても作れないから、でも、お笑いやら映画が好きだから批評を始めたのに、神様にでもなったような言い方をする人がいる。
とはいえ沢山のネタを見て、日々分析しているわけだから、ネタの内容を言うのはいい。誰かが審査しなければいけないのだし。
だけど、「努力」とか目に見えないものを勝手に憶測して、その人のスタイルを完全否定してしまうことには他人事ながら腹立たしさを感じた。
嫌いなら仕方ないし、勝手に嫌えばいいけど、完全否定をする資格はないはずだ。
そういえば、某お笑いスクールにいたとき、学生のときから芸人より作家が上だった。今思えば、不思議な構造だと思う。腰を低くすべき、っていう教えなのかな。
R-1で優勝しても、売れるかどうかは分からないけど、多くの人の目にふれることができる。
だから、みんな賞レースに挑戦するのだと思う。自分の実力を試す意味もあるだろう。
誰かが審査しなければならないので、好き嫌いが出るのは仕方がないこと。
フィギュアスケートみたいに、トリプルアクセルだせば高得点だとか決まっているわけじゃないから、曖昧な判定になるのも当然だ。
だけど、会場を沸かせた芸人に「二度と出るか」と言わせるような賞レースにしてしまっては、ダメなんじゃないだろうか。
それだけは、確かだと思う。
ちなみに、準決勝出場者はこんな感じ。
Gたかし / ウメ / TAIGA / プラスマイナス兼光 / 田上よしえ / 岸学 / ミヤシタガク / トップリード・新妻悠太 / アンドーひであき / おぐ / キンタロー。 / AMEMIYA
桜 稲垣早希 / スギちゃん / もう中学生 / じゅんいちダビッドソン / イワイガワ井川 / 中村涼子 / レイザーラモンRG / 横澤夏子 / サンシャイン池崎 / カートヤング / 西村ヒロチョ / やまもとまさみ / タブレット純 / まなてぃ / くじら / あばれる君 / エハラマサヒロ
藤崎マーケット田崎佑一 / 祇園木崎 / バイク川崎バイク / 小森園ひろし / 三浦マイルド / 中山女子短期大学 / 笑い飯・哲夫 / 馬と魚 / 矢野号 / 雷ジャクソン 高本 / おいでやす小田 / 守谷日和 / ヒューマン中村 / 粗品(霜降り明星) / 藤崎マーケットトキ / 中山功太 / ナオユキ / ヤナギブソン(ザ・プラン9)
きくりん / ルシファー吉岡 / サイクロンZ / ザブングル加藤歩
年末年始によく見かけた注目株は、あばれる君、バイク川崎バイク、馬と魚。
個人的に好きなのは、笑い飯・哲夫、粗品、ナギブソン、ヒューマン中村 。でした。
ガリクソンみたかったよー
