こんにちは、個別進学塾アライン大網校室長の宮崎です。

 

入試の内容が自分が学生だった頃(30年前)とは、だいぶ変わってきていますが

理科社会においては、まだまだ暗記が勉強の中心にあると言えます。

 

暗記するにあたって、やっぱり「興味」は欠かせない要素です。

興味あることはドンドン覚えられますもの。努力が苦じゃない感覚ですね。

 

ポケモン博士、電車博士、昆虫博士、等々、興味あることについては

とてつもない知識量を覚えることが可能ですよね。

 

個人的には、地理や歴史(日本)には興味があるので、高校受験のときは

興味をもとに暗記していくことができ、社会を得意教科にすることが

できました。

 

大学受験のときに、社会で「世界史」を選びました。

受験勉強を始めるのが遅かったので(受験初期に英語しか勉強して

いなかったため。当時は英語もボロボロだったので、ますは英語を

何とかしないと、と考え、英語に全ての時間を使っていました)、

覚える知識が日本史よりも少ない、という情報だけで「世界史」を選択しました。

 

数か月後・・・・、これがなかなか覚えらない。このときになって初めて

うーーーん、世界史にはそこまで興味が無いな、と気づきました。

中学では世界史は、ほんとに少ししか出てきませんからね。

 

高校の授業で世界史を学習していましたが、当時(高校2年生)の自分は

学校の授業についていけずに、どの授業もあまり聞いていない状態でしたから、

全ての教科が苦手だったので、特別世界史が苦手という意識はなかったのです。

数学は苦手、理科も苦手、古文も苦手、一番得意だったはずの英語も苦手に、

さらに社会も苦手、という状況でした。

 

高3の1学期は英語しか勉強せず、夏休みから社会の勉強を始めましたので、

もはや高3の秋・・・、今から世界史をやめて日本史に切り替えるか、とも一瞬考えましたが

さすがに入試までの時間がなさすぎだろ、ということで世界史を何とかしようと

頑張ることにしました。

しかし、最後まで世界史は受験科目の中で足を引っ張る存在から脱却できなかったです。

英語でプラスを出した分を、世界史で食いつぶす、そんな状況でした。

 

と、長々と書いてきましたが、何が言いたいのかというと、

興味のある教科は努力すれば伸びる可能性が高い、

翻って、興味のない教科は努力を結果に反映させるのがなかなか大変と

いうことです。暗記をすること=修業、というような感覚になってしまいがちです。

 

覚えるのが苦にならないような ”興味の喚起”、

もう少し意識して取り組んでみたい事柄です。

 

もちろん、”興味の喚起” と言葉では簡単に言えても、

個人個人で興味を持つものというのは違いますから、簡単なことではありません。

好きなことは特に理由もなく好きだったりしますし、

嫌いなことは何とはなしに嫌いだったりしますので。

 

策を考えよう。