こんにちは、

個別進学塾アライン大網校

室長の宮崎です。

 

さて、勉強って何の意味があるんだろ?

と生徒さんやお子様から聞かれた経験が

ある方も多いと思います。

学生時代は良く分からなくても

後になって、ああ

この科目を学ぶのは、こんな意味が

あったんだ、と気づくこともあります。

 

例えば、「歴史」です。

自分の中学・高校生時代を思い返して

みると、歴史を学ぶ意味をわかって

勉強してはいませんでした。

40歳を過ぎて初めて、歴史を学ぶ意味

について少しずつ気づいてきたように

思います。

 

歴史は、いろいろな人間や組織の

成功や失敗が集まってできたもの。

その中からいろんなことを学ぶことが

できる科目なんじゃないかなー、と思います。

小学校や中学校では、その導入となる部分を

学んでいるので、

その面白さに気づきにくいのでしょうね。

 

私自身、歴史にそこまで詳しいわけではないの

ですが、興味のある部分があります。

それは、今現在まだよくわかっていないこと

(説がたくさんあること)です。

例えば、邪馬台国の位置だったり、

なぜ明智光秀は本能寺の変を起こしたのか、

ということだったりです。これらは諸説あり

これという決定的な説がありません。

本能寺の変を調べていて、織田信長に興味を

持ち、少し調べています。

織田信長の人物像は近年急速に

見直されつつあります。

 

1.必要な能力の習得に勤勉に取り組む

若い頃は”うつけ”という描かれ方をされる

信長ですが、実は武芸や水練などに

非常に熱心に取り組んでいたようです。

非常にやり手の尾張国の武将、織田信秀の

長男である信長は命を狙われやすい立場。

”うつけ”を演じ、取るに足らない人物だと

カモフラージュしていたのかも、と

考えたりします。

そして、その陰で努力を重ねていた?

 

2.小さくても経済力を高める・実力を高める

桶狭間の戦いにおいては、弱小国尾張の

織田信長VS三河・遠江・駿河を有する

大大名今川義元という描かれ方をして

きましたが、尾張は肥沃な濃尾平野を有し

伊勢湾交易の拠点もあります。

経済力が高いです。

その経済力を武器に、馬回り組という常雇い

の武士軍団を作ることができました。

 

3.現実をしっかりと見る能力に長けている

  情報の重要性を理解

武田信玄との戦いを徹底的に避ける、など

現実をしっかり見て分析できる能力が

あるように思います。

また、情報をとても重視しています。

桶狭間の戦いでも、今川義元の本陣の

設営場所を予め把握していたようですし。

 

というわけで、以上自分が織田信長について

調べていて教訓として学んだことを

挙げてみました。

 

歴史にそれ程詳しくはない自分でも

自分なりに教訓や学びを得ることができるのが

歴史の良いところだなー、と思っています。

百人百様の学びや教訓を得られる科目

それが歴史だと思います。

学ぶ意味には気づきにくいですが、

学ぶ価値のある科目だと最近感じています。

 

学ぶ意味は今は気付かないかもしれない、

でも10年後・20年後に気づくかも。

 

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