今日はちと犬関係ではない話題から。
マラウィが舞台の実話「風をつかまえた少年」という映画を観るよう勧められたのですが、タイミングがつかめないまま近隣の上映が終わってしまったため、かわりに原作本を読みました。
マラウィを飢饉がおそい、学費が払えず中学校を退学。図書室の本で独学し廃材で風力発電を作り、水を引いて村を旱魃から救う少年の話です。
その風車を作るまでの飢饉の描写がすさまじい。秀歌は満員の通勤電車の中で、食べ物が底をつき、飼い犬を餓死させてしまうシーンを読んでしまい、帰宅後すぐにファルを抱きしめました。
飢えからは程遠い現代日本の私達の生活。国際化、というとつい大国に目が向きがちですが、世界のさまざまな国を思いやれる人になりたいし、そんな人を育てていかなければ、と思いました。
