謹賀新年 | 秀歌の保護犬日記

秀歌の保護犬日記

♪♪保護犬の里親です♪♪

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

さてさて、ファル君ははじめて電車と新幹線に乗り、私の実家に行ってまいりました。
クレートに入るとスイッチオフしたかのように大人しくなるファル。私はドキドキでしたがおそらく同じ車両のお客さん誰も犬が同乗していると気づかないくらい静かにしていてくれました。一度だけ至近距離に別の犬が乗って来て「吠えてしまったらどうしよう!」と心配しましたが、何事もなくすごせました。

しかし実家ではいくつか事件が。
紅白歌合戦を見ていてお気に入りのグループが出たのに興奮した長女が、奇声を発しながらテレビに向かって突進し、熟睡しているファルのしっぽを思い切り踏んずけてしまったのです。普段噛むことのないファルですがこれには驚いて思わずガブリ。その時は叱って反省した顔をしていたのですが、翌日第二の事件が。
姉が抱いていた姉の孫を、私が抱かせてもらおうとした途端猛烈に怒り出し姉の足をガブリ。嫉妬したのか、私が危害を加えられていると思ったのか。姉は二匹の犬を飼うベテランなのでなだめようとしたのがよけい悪かったようです。
私も反省しました。普段いるかいないかわからないくらいおとなしいファルなのですっかり安心してしまっていたのですが、はじめての環境で「怖い気持ち」や「警戒心」がいっぱいだったのですね。以前から散歩中の他犬とのかかわりなどをきちんと勉強したいと思っていたのですが、本格的に犬も人間も安全に幸せにすごせるようしつけを学ぼうと思いました。


ぬいぐるみといっしょにすやすや。

御年78歳の私の母。犬やら兎やらインコやらいろいろ育ててきたワイルド母ちゃん。犬好き過ぎて、口移しで犬ガムをやろうとしたり、涙焼けを「ハイターで漂白したろか?」と言ってみたり。母について外に出たファルが猫を追いかけて脱走。幸い名前を呼ぶまでもなくすぐに戻ってきましたが・・・。




すっかり偉そうになっちゃった。座布団五枚の上。


実家は山の中腹なのでいつもの散歩コースにはない急な坂道や階段を上り下りし、鉄格子が張られた下がスケスケの側溝を何度も飛び越え、誰もいない公園ではじめての全力疾走。いろんな冒険をしました。

新(あらた)しき 年の始めの 初春の
今日降る雪の いや重け(しけ)吉事(よごと) 大伴家持