食物アレルギーの本 | 気まぐれに♪

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お正月早々(2日)、博多シティー8Fの専門書が多数並ぶ書店に行ってきました。アレルギー関連の本をみてきましたが、楽天でチェック済みの新刊の食物アレルギーの本がずらり。

◎こどものアレルギー
私たち患者の保護者対象の本で、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、気管支ぜんそくについて説明されています。最新の情報としては、経皮感作を予防するためにも、スキンケアが重要視されています。食物アレルギーの治療もまずはスキンケアをしっかりとして、アレルギー検査と食物負荷試験などにより必要最低限の除去という方向性になっています。都内でもアレルギー治療に最先端の国立成育医療センターアレルギー科の先生が編集されていますので、アレルギーがわかった時、今の治療に不安になった時におすすめの一冊です。



◎症例を通して学ぶ年代別食物アレルギーのすべて
もっとも気になっていた医師向けの専門書です。上記でも書きましたが、スキンケアを含めてのアトピー性皮膚炎と食物アレルギーの関係、食物アレルギーの基礎知識からIgE検査、食物負荷試験、経口免疫療法、社会的な対応として、園・学校、災害時の対応まで含めて説明が基本としてあります。2007年出版の【送料無料】食物アレルギ- [ 海老澤元宏 ]以降も、食物アレルギー治療の治験は新しい内容が増えているし、茶のしずく石けんによる即時型の小麦アナフィラキシーショックの症例のことなども掲載されていました。



◎食物アレルギー外来診療のポイント63
医師向けの専門書ですが、改訂版第2版で、4年前の出版本のポイント57より9つポイントが新たに加えられています。こちらの本も、食物アレルギーの基本的な説明、抗原ごとの説明にくわえ、食物アレルギーによる事故(食物アナフィラキシー)への対処法、保護者や教育関係者への具体的な指導・説明、災害時のことが詳しく書かれています。この本の編集の先生方が以前出版されている《送料無料》食物アレルギーの治療と管理もありますが、こちらの方がやはり社会生活(園・学校、災害)という側面に力を入れています。



どの本を選ぶか、いずれも魅力的で数日迷ってしまいましたが、ブログでまとめると、自分が必要なことを整理でき、やっと決められそう。あと3冊目の本の編集の先生方は昨年下記の本も出版されています。医師向けではありますが、アレルギーがわかってまもないときから入学前くらいまでのお子さんの保護者へいかにわかりやすく説明をするかという専門書ですが、外来での医師への相談(相談内容や受診タイミングなど)、お出かけのこと、母乳と離乳食のこと、普段の生活や保育園での生活で気をつけることなど、アレルギーの会で出る話題と同じような内容がほとんどです。こちらも手元にあると便利そう。