お久しぶりです。

仕事すること無さすぎて業務時間内にデスクで堂々と記事を書いてます、けびんです。




今回はようやくjo持ちハンドでの僕の出し方について書いていこうかなと思います。


 最初にポイントを述べておこうと思うのですが、僕がjo持ちハンドを引いたときに意識することは「場を大きくする」ということです。


この理由を説明するために、逆にjoがない時の動きを考えます。たとえば、46689K2というハンドがあったとき、こちらの4bスタートに相手がBを重ねてきたとします。ここで9fしてb-B-9f-B-K-X-2fとしてしまうと相手がさらにBしてきたときに場にカードが8枚たまっている状態でのダウトスルー判断になります。b-Bに対して8fを挟んでから9fすると9f-B-K-X2fなので上に乗っても場に6枚と、2枚減らすことができています。このように、スモールボール的な考え方では、joを持っていないときは場を小さくするのが良いとされています。(あくまでスモールボールの考えであり、分散を嫌った僕の基本です。)一方で、46689Kjoというハンドを持ったときを考えます。(この場合は9fスタートも候補に入るのですがここではbを選択したとします。)同様にb-B-と重なったときに、今度は8fせずに9fしてb-B-9f-B-Kf-2f-jobのように場を大きくします。さっきと立場が逆というだけなのですが、自分がjoを持っているので相手に渡せる枚数が多くなる分得になりました。


今のはあくまで一例ですが、joを持っているときに場を大きくして勝ち枚数を増やすのは大切な考え方だと思っています。それを踏まえた上でハンドの紹介を見ていただけると幸いです。
ここからはハンドの例を挙げていきますが、ポイントをいくつか先にまとめておきます。
・jo持ちは場を大きくする
・joはシングル戦で最強
・joはリカバリー(手番回収)として使える                        
〇ペアなし2なしjo持ち(8あり/8なし)
例: 3489QAjo
例: 3479QAjo

2もペアもないけどjoはあるハンド。これは9f(スターター)から入ります。理由は、8で切られずにシングル戦を続けて場を大きくすることができるから。やることは8があってもなくても同じで、場を大きくして相手の2にjoを重ねてバーストを狙います。8があると残りハンド3枚からjoが使えるぐらいですかね。あと、相手が2fしてこないときは残り3枚からjoで切って嘘ペアで上がるのも非常に有力な手順です。
嘘ペアスタートしない理由は
・ペアダウトされた場合場が小さく切られやすいから
・turn3のAjo(あるいはKjo)をスルーされると勝てないから
・相手がAペアや2ペアを持っているとバースト負けしてしまうから
などです。シングル戦最強のjoを持っていながらペア戦を仕掛けて負けるのはもったいないからですね。

                                        
〇ローペア持ち2なしjo持ち                                        
例: 355TQKjo                                        
                                        
 これも僕の基本的な考え方なのですが、jo持ちの時、2がない限りペア戦での決着を狙う必要はないと思っています。理由はjoがシングル戦でめちゃくちゃ強いからです。わざわざペア戦をして大負けする危険を背負いたくないという意味ですね。なので、ペア持ちでもペア戦はせず、上をダウトするか、最後にjoと合わせてトリプルとして使うのが基本になってきます。
 なのでこのハンドでは、シングルスタートして残りハンド4枚から55joを投げる(もしくは残り3枚からjoで手番を取ってから(orバーストを狙う)bbであがる)か、初手ペアボムからBPをかけるチキンレースでのバースト狙いになります。2のないハンドでは手番を取り返すことが難しいので上記2手順で手番を渡さないor最速バーストを狙っていくのがいいと思います。


一例:Tf-B-b-B-b-B-Kf-2f-job-!m burst 

8があれば重ねる枚数を1枚減らすだけでいいと思います。


一例:5fb-BB-!s all Tf-2f-job-!m burst

ペア+スターター(Qでもよし)+joはこの手順で最速バーストを狙えます                           
                                        
〇ミドルペア持ち2なしjo持ち                                        
例: 359TTKjo                                          

 どこからどこまでをミドルペアにするかが難しいのですが、イメージは(6), 7, 9, T, Q, (K)のイメージです、自分でカスタマイズしてくださいw
 基本はローペアの時と同じでいいのですが、ミドルペアはそこそこ決定力が高く、ラストbbにするにはもったいないような気持ちもあるのでこちらの手順も紹介します。
それが初手ペアボムからチキンレースです。 
例: TfTb-!m all 9f-2f-job-!m burst
ミドルペアの決定力の高さを生かしてペアボムし全渡ししてチキンレースを始めることによって強制的に相手にBP(バーストプレッシャー)をかける手順。この手順は1~2年前のミリオンダウトでは主流の手順でした。相手目線ペア全渡しからのチキンレースのjoブラフを全部スルーしていてはペア1つのハンドに負け続けるのでどうしてもダウトせざるを得ないことが多く、こちらはかなり少ないリスクでバーストが狙えます。お気づきかもしれませんが、ペアボムさえ成功すれば必ずBPをかけられるのでローペア時にも使えます。この手順をする方は2なしワンペア持ちハンドでも同じ手順をしてjoブラフしましょう!
                                       
〇ハイペア持ち2なしjo持ち                                        
例: 35TQAAjo                                          

これはほかの手順でもいいかなーって思うんですが、僕はb or Tfスタートしてます。残り4枚からjoで手番取ってAfbで勝ちに行く感じですね。手番を取られてペアを投げられてもAペアを重ねてまたシングルに持ち込めるのがいいですよね。このハンドでもミドルペアと同様に初手ペア入りもありなのですが、流石にやりすぎかなーって思います。

                                  
〇jo込みトリプル持ち82なし                                        
例: 3(67)9QAjo

おそらくjo持ちハンドで最も困るハンドではないでしょうか。手番を取り返すカードがjoしかないが、joをトリプルで使わないとゴミが2枚増えてしまう悲しいハンド。ぶっちゃけ僕もどれが一番いいか分かってないので、いくつか候補を挙げて、あくまで僕が選ぶ手順を伝えさせてもらいます。
                                       
①    チキンレース(トリプルでの使用をほぼ諦める)                                        
②    スイフトアタック(ディレイドアタック)による最速バースト
③    トリプル以外の4枚で嘘革命  
この中で僕が使うのは①のチキンレースです。しかし、トリプルを構成するカードや残りのカード次第でとる手順は変わってきます。例えばQKAのようにハイカードが多ければ②よりになりますし、スターター(9, T)がなくJQKあたりを持っているときは③よりになります。あくまで、選ぶ可能性が高いのが①ということになります。
①を選ぶ理由としては、ペアなしjo持ちと同じで、チキンレースでのjoが強いからですね。                                       
 
〇jo込みトリプル持ち8あり2なし 
例: 3(67)89Ajo                                         
                                        
 このハンドも8なしのときと同様の進行で間違いはないと思います。8があることで処理する枚数が1枚減っているので残り4枚からjo使って8から嘘ペアをせずに、もう1枚処理してからjo-8f-bで勝ちやすいのがありがたいですね。
 加えて、嘘ミドル~ハイペアスタートする手順も有力になってきます。具体的には9fb~Afbで初手のスルーパスを狙って、トリプルから8で勝つ手順ですね。8を持っていることで、jo以外で手番を取り返すことができる+処理が必要なカードが一枚減っていることから、初手ペアにパスが入るだけでそのまま勝てる ことが大きいです。初手のミドル~ハイペアの嘘レンジを持っていない人はこういうハンドで作っておくのがいいと思います。   


とりあえず定時の時間になったのでここまで。次回は2jo持ちのハンドについて書きたいなと思ってます。