折角なので書こうかなと
どこかでですます調がいきなりなくなると思われますので、嫌な人はブラウザバック推奨します。




今回はみんな大好き【スート】について、
この文は、あくまでレートで保証上位に中級者向けなのでそれもまたご了承下さい。

僕は正直、♣が弱い、結局♠が強いうんたらの話は嫌いではないけど全く実践的ではないと思ってます。
♣でも安定して上位の人もいると思うし、そもそも♣の人が枚試合 ダウト>嘘 のプレイをしてるわけではない。

スートはあくまで、直近試合での"トータルの"行動から決まってるわけで、そのプレイばっかしてればいいってもんじゃない。

だから一概にどのスートのプレイが強いとかは全く意味のない話やと思ってます。

強い人が言ってたけど、基本として、「ダウト(スルー)すべき場面」と 「嘘をついてはいけない場面」 をまず抑えることが大事だと思います。

めっちゃ簡単なところだと、相手視点でこちらのハンドが全部割れてるのにペアを投げる とかで、ここからいくつか段階があると思いますが、少しずつ上の段階の 当たり前 を知っていくことが大事だと思います。
これをどれだけ押さえてるかで平均レートが変わってくると思います。

そして次に「ダウトしてもいい場面」 と 「嘘をついていい場面」 をどのように行動するかを決める(もしくはその場で考える)
強い人でプレイやスートが異なるのはこの部分で差が出るからだと考えてます。


じゃあ初手をどうするかはどのように判断すればいいのか 
これに関しては、最初に自分でストーリーを組み立てるのが大切だと思ってます
 
初手から自分の理想の展開をシミュレーションして、何枚勝ちできるのか 何枚の負けに抑えるのか をまず考えます
そのストーリーの中には、おそらく、嘘が入ってくると思います。
その嘘をダウトされたとき、自分は何枚勝ちに減るのか or 何枚負けになるのか を考えて、それに見あったストーリーかを吟味します。

なので必然的に、嘘をつかずに多枚勝ちできる手順 が最優先されると思います。

例えば 3588A2jo というハンド
このハンドでストーリーはいくつも思い付きますが、
3b5bなんかはやる人も多いと思います
この手順、ここさえ通せばほぼ負けないですが、もし初手をダウトされて9fbや9fされたとき、35の処理はいつ行いますか?
相手は35が見えてるので9fのすぐ上は安全ではないかもしれません
そもそも、わざわざ初手嘘ついてスタートするようなハンドでしょうか?

じゃあ5b?それも考えれば裏目はあるかもしれません

どれが正解かすべてのハンドで必ず言えるわけではありません
ですが、ちゃんと失敗パターンやリスクを考えてスタートする それを気を付けるだけで長期的に結果はかなり変わってくると思います

この、初手どうするか に関しても「やってもいい」 「やってはいけない(やったら期待値的に損)」 を考えるべきだと思います。


そして、これらのことを考慮して行動した結果、プレイヤーそれぞれに個性が出てくると思います
それが上位者におけるスートになると僕は考えています。


とりあえず今回はここまでで

まとめると
・相手の行動にたいしての自分の行動で 「やってはいけないこと」 と 「やってもいいこと」を身につける
・先手の場合(手番を取った場合)は、最後までのストーリーを考えて初手を出す
・ストーリーを組み立てる上で、リスク管理ができているかを吟味する

これらが大切だということが伝われば幸いです。