このブログを読んでくださっている方なら「ティアハイム」っていう言葉を知らない人はいないと思います。
今日はまじめにこの話を。
ティアハイムはドイツにある施設。一言でいうなれば動物たちを一時的に保護している施設です。シェルターみたいなものですね。
人口約350万人のドイツの首都ベルリンには1841年に設立された「ティアハイム・ベルリン」という動物保護施設があります。


ベルリンで唯一の動物保護施設です。2001年にベルリン郊外に移転しましたが、それにかかる建設費(56億円)は、個人的な寄付金とベルリン動物保護協会の1万5千人の会員からの会費を貯めたお金で建てられたそうです。(ちなみに会員の会費は、年間20ユーロから)
16ヘクタール、サッカーフィールド30個分の敷地があり、1頭ずつの檻に床暖房や広いアジリティスペースなども完備されています。


そして年間700万ユーロ(約7億5千万!)もかかる運営費はほとんどが寄付や会費などで賄われているそうです。
この数字を見ただけでもドイツの人々の動物保護に対する意識の高さがうかがえますね。
ここに収容された動物は殺処分されることはありません。
ドイツでは施設に収容された動物を殺すことは法律で禁じられています。
「脊椎動物は麻酔下においてのみあるいは状況により痛みを回避することでのみやむを得ず殺されることとする」
ここからは、とあるブログからの引用ですが・・・。この法律に則り、犬や猫を殺すにはまず獣医学的所見という正当な理由が必要です。現実的な例を挙げると、ティアハイムに収容された犬や猫を一人の獣医師が不治の病と診断のうえ安楽死を決定したとすると、安楽死させられた犬や猫の死体は大学の病理検査に送られ、そこで安楽死を決定した獣医師と同じ病理結果を得られなければ正統な理由なく動物を殺したということで起訴の対象となるそうです。
また例え不治の病だとしても酷い痛みを伴わず投薬など治療を継続することで生活に支障がないとされる動物は仲介に出されます。収容日数によって殺されることは決してありません。
どこのティアハイムも仲介率は90%以上を保っていて残りの10%は里親が見つからずにティアハイムに長居しているか病気や老衰で死んでゆく動物達だそうです。
ドイツでは犬の繁殖管理が厳しく行われています。ペットショップでの生体販売がないため、一般市民のティアハイムの利用率はきわめて高く、犬を飼いたいと思ったらまずティアハイムに足を運ぶのがドイツでは普通だそう。
ティアハイムから動物を譲り受けるには、身分証明書が必要で、犬で205ユーロ、猫で65~85ユーロの費用がかかります。これは、マイクロチップや不妊手術等の費用です。
動物を譲り受ける前には面接をして、その動物を飼うことが可能か、生活面や経済面などをチェックされるそうです。また、譲り受けから数週間後に、動物を譲り受けた家をティアハイムの職員が訪問し、飼育環境をチェックします。その時に、飼い主の方から、動物を返すこともできます。いわいるトライアル期間ですよね。
このシステムはCATNAPも含め日本の保護団体と同じなんですね。
またティアハイムで収容された子が全部いい子ばかりというわけではありません。問題行動がある子も中にはもちろんいます。そういう子には人間と共存できるよう訓練を施したりもしています。中には譲渡が難しい子もいるのですが、そういう子ももちろん殺処分にはならないんです。
こうしてドイツの動物たちは安心して終の家を探すことができます。本当に素晴らしい施設ですよね。
ティアハイムについていろいろと書いてきましたが、こんなに素晴らしい施設が日本にはなぜ出来ないのでしょう。
次回はドイツと日本の違いについて書いてみたいと思います。
つづく・・・。
今日はまじめにこの話を。
ティアハイムはドイツにある施設。一言でいうなれば動物たちを一時的に保護している施設です。シェルターみたいなものですね。
人口約350万人のドイツの首都ベルリンには1841年に設立された「ティアハイム・ベルリン」という動物保護施設があります。


ベルリンで唯一の動物保護施設です。2001年にベルリン郊外に移転しましたが、それにかかる建設費(56億円)は、個人的な寄付金とベルリン動物保護協会の1万5千人の会員からの会費を貯めたお金で建てられたそうです。(ちなみに会員の会費は、年間20ユーロから)
16ヘクタール、サッカーフィールド30個分の敷地があり、1頭ずつの檻に床暖房や広いアジリティスペースなども完備されています。


そして年間700万ユーロ(約7億5千万!)もかかる運営費はほとんどが寄付や会費などで賄われているそうです。
この数字を見ただけでもドイツの人々の動物保護に対する意識の高さがうかがえますね。
ここに収容された動物は殺処分されることはありません。
ドイツでは施設に収容された動物を殺すことは法律で禁じられています。
「脊椎動物は麻酔下においてのみあるいは状況により痛みを回避することでのみやむを得ず殺されることとする」
ここからは、とあるブログからの引用ですが・・・。この法律に則り、犬や猫を殺すにはまず獣医学的所見という正当な理由が必要です。現実的な例を挙げると、ティアハイムに収容された犬や猫を一人の獣医師が不治の病と診断のうえ安楽死を決定したとすると、安楽死させられた犬や猫の死体は大学の病理検査に送られ、そこで安楽死を決定した獣医師と同じ病理結果を得られなければ正統な理由なく動物を殺したということで起訴の対象となるそうです。
また例え不治の病だとしても酷い痛みを伴わず投薬など治療を継続することで生活に支障がないとされる動物は仲介に出されます。収容日数によって殺されることは決してありません。
どこのティアハイムも仲介率は90%以上を保っていて残りの10%は里親が見つからずにティアハイムに長居しているか病気や老衰で死んでゆく動物達だそうです。
ドイツでは犬の繁殖管理が厳しく行われています。ペットショップでの生体販売がないため、一般市民のティアハイムの利用率はきわめて高く、犬を飼いたいと思ったらまずティアハイムに足を運ぶのがドイツでは普通だそう。
ティアハイムから動物を譲り受けるには、身分証明書が必要で、犬で205ユーロ、猫で65~85ユーロの費用がかかります。これは、マイクロチップや不妊手術等の費用です。
動物を譲り受ける前には面接をして、その動物を飼うことが可能か、生活面や経済面などをチェックされるそうです。また、譲り受けから数週間後に、動物を譲り受けた家をティアハイムの職員が訪問し、飼育環境をチェックします。その時に、飼い主の方から、動物を返すこともできます。いわいるトライアル期間ですよね。
このシステムはCATNAPも含め日本の保護団体と同じなんですね。
またティアハイムで収容された子が全部いい子ばかりというわけではありません。問題行動がある子も中にはもちろんいます。そういう子には人間と共存できるよう訓練を施したりもしています。中には譲渡が難しい子もいるのですが、そういう子ももちろん殺処分にはならないんです。
こうしてドイツの動物たちは安心して終の家を探すことができます。本当に素晴らしい施設ですよね。
ティアハイムについていろいろと書いてきましたが、こんなに素晴らしい施設が日本にはなぜ出来ないのでしょう。
次回はドイツと日本の違いについて書いてみたいと思います。
つづく・・・。
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