面倒くさがりで、ヒマさえあれば家でゴロゴロしていたい整理収納アドバイザー 遠藤陽子です
整理収納アドバイザーを目指したきっかけは≪コチラ≫
講演・セミナー・家庭教育学級・取材など、各種依頼は
mame781225@allday-today.com
までお願いします。
Ctrl+D でお気に入り登録できます。
また覗きに来てくださいね♪
家族への片付けの促し方。
ポイント1は 【自分が変わる】
ポイント2は 【家族のテリトリーを荒らさない】
でした。
ポイント3は【家族がみんな守れるルールを作る】です。
全国の小中高校が休みになり、子どもたちが家にずっといる状態は、正直しんどいです。
家からなかなか出られない子どもたちはそれだけでストレス。
子どものお昼ご飯を考えて、自分の仕事の調整をしなくてはいけない親もストレス。
でも、決定してしまったものはしょうがない。
とはいえ・・・
毎日家に子どたちがいるっていることは、それだけで散らかる原因がそこにあるってことです。
早く仕事を終わらせなきゃ!!子どもたちが留守番してるー!
と思って余裕なく家に帰ってみたら、リビングがひっちゃかめっちゃか。
もう笑うしかない・・・
低学年のお子さんをお持ちの方なら容易に想像できます。
どんなに口酸っぱく「片付けなさい!」と言って聞かせても、親の目がなくなった瞬間、そこは自分だけの王国です。
好きなオモチャを引っ張り出し気が済むまで遊んだ後は、親が用意したご飯を食べて、そのまま。
夜ご飯の準備もしなくちゃいけないのに、まずは片付けから始めて、ようやくご飯の支度を始めたころに、夫が帰って来て
「ご飯まだなの~??」
と言いながら、脱いだ洋服をその辺に投げ捨てる。
想像しただけでゲンナリです。
(すべての家庭がそうだとは言いませんけどね。)
こういう状態にならないためにも、最低限のルールはやはり必要。
我が家のルールは、「私物をリビングに持ち込まない」
これだけです。
リビングにオモチャを引っ張り出して、遊び散らかしてもいいんです。
帰ってきた夫が洋服を投げ捨てようが構いません。
その後が大事で、行動の最後には必ず自分で始末すること。
遊び終わったら、必ずオモチャを自分の部屋に持っていく。
部屋着に着替えたら、脱ぎ捨てた洋服を洗濯かごに持っていく。
もちろん、最初はなかなか言うことを聞いてくれませんでした。
それでも、家族みんなで決めた、たった一つのルールです。
定着するまでは時間がかかっても、言い続けることが大事だと思っています。
その時、やはり言い方にも工夫が必要で、
① 時間的猶予をあげる
「 ここにある本たち、今7時半だから、8時までには部屋に持って行ってね~」
② 怒っていないことを伝える
「 怒っているわけじゃないけど、ちゃんとルールは守ってよ~」
③ 「片付けてよ!!!」の代わりに「惜しい!」を使う
「 惜しい!!!脱いだ洋服たち、もう少しで洗濯かごなのに!!」
要は、相手をイラつかせずにいかに行動に移してもらうか。です。
家族の片付けは、身内だからこそ本当に難しくて、感情的になりやすいものです。
思うように言うことを聞いてくれなくて、イライラすることもあります。
でも、家族の片付けって、一朝一夕には成しえないんですよね。
一歩前進と思った次の日には二歩後退を繰り返しながら、日々の暮らしの落としどころを見つければいいんじゃないでしょうか?
今日は3月2日。
高校生は卒業式です。
いつもより規模を縮小して、列席者も少ない卒業式だけど、きっとみなさんの胸の中には大きな夢と3年間の充実した思い出が詰まっていることでしょう。
卒業、おめでとう!
式典の最中であろう、家から見える高校の体育館を眺めながら、そんなことを思うのでした。
そして、あと1時間もすれば娘が大量の荷物を持って帰ってきます。
あー。春休み1か月・・・
マジ、なげぇ~。